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ローマ郊外ティヴォリ・ヴィッラ・デステ(エステ家別荘)への行き方と感想

ローマ郊外のティボリにあるヴィッラ・デステ(エステ家別荘)という世界遺産は、素晴らしい噴水の庭園です。行ってみました。

ローマ郊外ティヴォリ【世界遺産:ヴィッラ・デステ】への行き方

ヴィッラ・デステは、ローマから約1時間ほどにあるティヴォリという小さな町の世界遺産の庭です。

大変美しい庭なので、もしも時間がある方はぜひとも行ってみてほしい所です。

地球の歩き方やググったりした場合は、大体「バスで行く方法」と「電車で行く方法」に分かれていますが、正直言ってバスを乗りこなすのは結構難しいので、とりあえず間違いのない電車からご紹介しますね。

バスはそのあと書きます。

ティヴォリに電車で行く

ローマのティブルティーナ駅からティヴォリまでは電車で行くことができます。

トレニタリアの英語サイト

予約やチケットの買い方は簡単です。詳細は他の記事にしています。

Roma Tiburtina駅からTivoli駅まで。
大体45~1時間といったところでしょうか。

ティヴォリ駅からヴィッラ・デステまでは、徒歩で20分くらいです。

ティヴォリにバスで行く

色んな資料に、バスでティヴォリに行く方法が書かれています。
しかし、それを読むにつけ、「ほんとにこの記事書いた人、ここ行った事ある??」とか思っちゃいます。

とにかくイタリアのバスは乗るのが難しすぎるのです。
というか、乗るのは簡単ですが、車内に電光掲示板とかもなければ郊外の場合はバス停にも名前が書いてないので、降りる場所はまずわかりません。

実際、ティヴォリへはポンテ・マンモーロ駅からプルマンバスが出ておりまして、Piazza Garibaldi という停留所で降りるとヴィッラ・デステはすぐそば(5分くらい)です。

降りる場所が分かれば確かに一番おすすめです。
もしもバスで行きたい場合は、バスの運転手に降りる場所を教えてもらったほうがいいと思います。

でもまあ、ヴィッラ・デステに行くんだったら電車で行って駅から20分歩いたほうが楽かなあと私は思いますね。絶対迷わないし。

ただ、ティヴォリの付近にはもう一つ、「ヴィッラ・アドリアーナ」という世界遺産の古代ローマ遺跡がありまして、そこに行くのであればバスで行くべきでしょう。

行き方に関して詳しくは下記参照

まずはローマからヴィッラ・アドリアーナへ行き、観光を済ませたらそこからティヴォリのガリバルディ広場まで直通のシャトルバス出てます。

ヴィッラ・アドリアーナへ行くのは多少大変ですが、そこからティヴォリへはわかりやすいのでおすすめです。

あと、せっかくティヴォリに行ったらやっぱり世界最高の古代ローマ遺跡の一つである、ヴィッラ・アドリアーナへは足を延ばしてほしいなーと思います。

ティヴォリの世界遺産「ヴィッラ・デステ」

ティボリの町はそれほど大きくはないので、町中は歩いて移動できます。
私はヴィッラ・アドリアーナから行ったので、停留所からほんの5分で着きました。

素晴らしく美しい庭を持った邸宅で、なんでも16世紀半ばに枢機卿になったイッポーリト・デステさんという方が作らせた庭だそうです。

館のテラスから望むティヴォリの街並み

ティヴォリの街並み

ものすっごく素敵な町に見えますし、この景観は最高に美しかったけども、町自体がこの景観のごとく美しいかといえば別にそうでもない(笑)

「世界で有数の美しい街並み」をいくつも観てきたNITARIがいうんだからまちがいがない。

この景色はティヴォリのいいとこどりって感じです。

この館の中ももちろん見ることはできるんですが、この時の私はヴィッラ・アドリアーナ観光で体力を使い果たしてたので、概ねすっ飛ばし、見どころのメインである庭園へ。

庭園には500を超える噴水が点在しているとのこと。

ヴィッラ・デステの噴水

噴水とかそういうロマンチック(遺跡とはまた別の意味で)なものには全然興味がない……と思っていたけど、さすがにすごい。

我々が普段から持ち合わせている噴水の常識を覆す美しさ。

百の噴水

100の噴水。

100メートルにもわたっている噴水のオンパレード。

さて、ここで私が無理を押してもこの噴水群を観たくなった理由をお伝えしたおこうと思います。

勘の良い方は上の写真でピンと来たかもしれませんが、言うまでもなく、この庭園はブルース・リーが映画「ドラゴンへの道」でローマ観光の際に訪れた庭園なんですね。

ブルース・リーと百の噴水マルフジ建築研究所様からお借りしました

香港から来たタン・ロンがノラ・ミャオちゃんと観光。

ローマに来るのは3度目ですが、「ドラゴンへの道」は非常に好きな映画でして、観光地をいろいろ回ってるのですけど、いったいこの噴水はどこなんだろうと頭の片隅にあったんですね。

で、ガイドブックでここの写真を見て「これかー!!!」と。

当時はもちろん世界遺産なんという制度はないですけど、ブルースはよくこんなへき地の観光地で撮影しましたよね。

もちろん、フォロ・ロマーノやコロッセオ(チャック・ノリスと対戦)も行ってますけど。

ということで、せっかくだったら来てみたいなーと思ってたわけ。

ちなみに、ブルース・リーと言ったら「燃えよドラゴン」の次に好きなのがこの「ドラゴンへの道」です。

ほんっとうにかっこいいし、映画全体がコミカルで楽しいです。

こんな、ちょっと気になる噴水も。

ヴィッラ・デステの変な噴水

さて、次の見どころはロメッタの噴水

ロメッタの噴水

なんかもう、徹底しているな、という印象ですね。

何がどう徹底してるのかは言葉にはできないんですけど。

手前にあるのは帆船をかたどったもので、古代ローマの街並みを表現したものだといわれています。ミニチュアって感じ?

確かに、手前にはオオカミの乳を飲む双子の像もあった(古代ローマを建国したというロムルスとレムス)。

そして中央にはドラゴンの噴水

ドラゴンの噴水

からの、ネットゥーロの噴水

ネットゥーロの噴水

見事としか言いようがないですね。

これらの噴水に比べたら、日本にある噴水なんてちょっと派手な蛇口に思えてきますよね。

ちなみにこの噴水は二層に分かれていて、手前の大きな噴水がネットゥーロの噴水、上層部の噴水が「オルガンの噴水」です。

そしてこちらが私が特に気に入った噴水です。

メタの噴水

メタの噴水です。

地味だけど、なんかものすごくないですか?
後から調べたんだけど、この噴水はコロッセオとコンスタンティヌスの凱旋門の間にあった噴水を模したものらしいです。

なんかこう武骨な感じがかっこいいよね。

メタの噴水

こう見えてサイズは大きいんですけど、ちょっと和を感じるデザインでした
日本人は好きかもしれない。

非常に大きい噴水ですが二つ並んでいて、庭のおっぱいって感じがした。

メタの噴水

左右対称に配置されています。

そして最後にはアルテミスまたは母なる神の噴水

アルテミスまたは母なる神の噴水

豊穣の女神って感じですね。

さて、これで概ね見どころの噴水は見て回りました。

まとめ

私としては、やはりブルース・リーが理由というわけではないんですが、100の噴水が非常に好きですね。

ちなみに、私が訪れた2017年は異常気象で連日猛暑が続きました。

ガイドブックに寄せられたコメントで「すごく涼しい」って書いてた人がいたんですけど、涼しいってくらいだから夏に来たんでしょうけど、どの口が言ってるんだってくらい、問題なく暑かったです。

ただ、確かに噴水の近くに行くと涼しかったりします。

気持ちのいい、本当に素敵な庭園でした。

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