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~旅の本~思わず旅行に出たくなるおすすめ小説&エッセイ10選!旅のお供本。

旅行の本

私は今まで10か国以上の旅行をしていますが(まあそんなに多かないですが)、この「持ってゆく本」というのにはいつも悩まされます。
場合によっては旅行の質を左右する重要な選択です。

今回は、「旅」のお供に最適な旅本をご紹介したいと思います。
これから旅に出るぞ、という方や、予定はないけど旅した気分に浸りたいという方におすすめです。

「旅行」がテーマのおすすめ本

では早速紹介していきたいと思います。

小説やエッセイ、ノンフィクションや漫画など様々な形式でおすすめしていきますね。
順不同です。

ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」

旅小説といえばコレ、というくらい定番中の定番がこちらの「オン・ザ・ロード」

1960年代のアメリカを車で駆け巡る主人公たちが問いかけるのは「自由って何?」問いかけというよりは、メッセージであり生きざまと衝動。

ボブ・ディランをして「ぼくの人生を変えた本」と言わしめた伝説の小説です。
これを読んだら誰でも自由な旅がしたくなるという本です。

角田光代「ツリーハウス」

角田光代の本はこの作品だけでなくて、かなり旅行にかかわる作品が多いのでどれでもかなりおすすめです。

長編小説、短編小説、エッセイと、どれをとっても驚くほど面白い作品が多いのが特徴。その中でもこの「ツリーハウス」は傑出していたといえます。

一応の主人公は良嗣という若者。彼のじいさんが亡くなって、始めて彼は家族のルーツに興味が出てきたんですね。どうもこの家族はなんか変だ、自由すぎる。この家族って今まで思ってなかったけど、どうしてこうなっているんだろう?

そんな疑問を持った良嗣が家族のルーツを求めて、ばあさんと叔父さんを連れて満州へ行くことにしたという話。

こんなお話なんですけど、時代は大きくさかのぼって、ばあさんが満州にいた時代から、母の時代を経て、現代まで紡がれてゆく「ファミリーツリー」をテーマに描いた傑作です。

なんでこの作品がおすすめかといえば、内容が面白くて小難しくない上にある程度ボリュームがあり、旅がメインのテーマなのでとにかく旅行中にはこれだけ持ってるだけでもだいぶ持ちそう。

もちろん、旅行中でなくても大変おススメです。

村上春樹「遠い太鼓」

私は2017年の6月から2か月間、ふと思いついてローマに滞在しましたが、その時のお供としてこの本は本当に最適でしたね。

これは村上春樹が「ノルウェーの森」を出版する前後に、ギリシャとローマに長期滞在していた時のエッセイですが、かなり面白かった。

たまたまなんですけど、村上春樹がローマで滞在していた場所がものすごく私の滞在した区域に近かったんですよね。それでかなり熱心に読みました。

特にローマやギリシャに行く人にはおすすめだけど、そうでない方にもおすすめです。

パウロ・コエーリョ「アルケミスト」

この作品は、「旅のお供本」を調べると結構な頻度で出てくる作品です。

私も実は10年以上前にこの本に出会ったときは、フランス周遊旅行をしているときでした。

少年が、スペインはアンダルシアの平原からエジプトのピラミッドを目指して旅をするという話です。

かなり有名な作品で、とっても読みやすいのでおすすめですよ!

開高健「輝ける闇」

のんびりのん気な旅本ばかりおすすめするかと思ったら大間違いですぞ。
名著の中の名著、開高健の「輝ける闇」は著者が見たベトナム戦争を、あらん限りの表現力を駆使して描き上げた作品です。

あまりにも生々しく豊かな表現と、決して安易に感情移入させない距離感で描いた本作は、「説教臭さ」や「悪い意味での重苦しさ」を凌駕しており、一度読んだらもう離れられない魔力のような麻薬のような力を持っています。

必読書ですね。

辺見庸「もの食う人々」

作家の辺見庸が世界中を旅して、「食」文化にかかわるるポタージュを書いた。

飢餓の国、紛争地、災害の地、どの国にいても、どんな環境にあっても人はものを食べなければ生きていけないし、食べることは幸せなのだという事を再確認させてもらえる名著です。

角幡唯介「空白の五マイル」

この作品は、今も元気に冒険活動中の角幡唯介のデビュー作です。
彼が、チベットのツァンポー渓谷に挑むという話。

物凄く大変な挑戦ではあるんですが、とにかく私が面白いなあと思うのは、基本的に一人で行動することなんですよね。

前人未到の渓谷に挑むのに、一人ってすごくないですか?
角幡の作品は割と最近であったので他にもいろいろ読んでみようと思っています。

空白の五マイルは、特に後半がおススメですね。

ヤマザキマリ「国境のない生き方」

これは「テルマエ・ロマエ」で有名なヤマザキマリのエッセイです。

内容としては、ヤマザキマリの波乱の半生と共に、人生に大きな影響を与えた本を紹介するという感じ。とっても面白い本です。

基本的には自己啓発本やビジネス書は旅のお供にはおススメしないんですが、この本は旅をしているときにこそ浸透するんじゃないかなあと思います。

自分探しの旅には向いてるかも?

MASAKI世界一周「旅が仕事!」

著者MASAKIは旅をして買い付けたものを売りながら世界を渡り歩く旅人。
そんなMASAKIが、旅をしながらどうやってお金を稼いできたのかが書かれている本です。

前半はHOW TOもの、後半はMASAKIの旅行エッセイのような感じになっています。

旅を仕事にしたいなと思っていた私は、この本を読んだ時にめちゃくちゃ影響されて「私もやろう!」と思ったものです。

今は、買い付けの仕事の難しさが想像できるようになったので、やってみたいなとは思わなくなってきましたが(笑)

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」

この本は新書版で上下巻なので、まあ多少かさばりますが旅のお供におススメです。

ご存知の通り、映画「ネバー・エンディング・ストーリー」の原作童話ですが、これは本当に大人こそ読むべきな作品です。

物語は、主人公のバスティアンが古本屋で「はてしない物語」という本を見つけたところから始まります。
物語の前半部分は、主人公はバスティアンというよりは、「はてしない物語」の主人公であるアトレーユです。

まあこの本は映画も有名だし筋は知っている方が多いかと思いますが、意外と読んでない方もいるかと思いますのでおススメしておきます。

長期の旅行へ行くときに持ってゆく小説の選び方

1、ビジネス書ではなく小説を選ぶ

海外にそこそこ長く滞在するとき(2~3週間?)は、文庫を5~6冊持ってゆくことが多いです。

で、その中にあまりにも簡単に読めてしまう本が紛れていると、大体ふつうに2時間とか読めてしまいますね。
ビジネス書とかの場合も、新書とかですね、大体2~3時間で読めてしまうものが多いので、あっという間です。

読まなきゃいけない本があるとか、旅行中それほど時間がない、とかの場合でない限り、余りお薦めしません。
なん十冊も持ち歩くことはできませんからね。

2、難しすぎず、簡単すぎない小説

まあ、1とかぶってくるんですが、簡単すぎるとすぐに読めてしまうっていうのがあります。

で、「難しすぎず」っていうのが重要で、例えばですね、ちょっと読むのに時間がかかりそうな難しい作品とかだったら、何も5冊も持ってゆかずとも上下巻2冊とかで十分2週間くらい持ってしまうことがありますね。

それだと旅行に向いてそうだと思うかもしれませんが、難解なものだと多分旅行に持って行ってもなんか疲れてしまうのであんまり読めないと思います。

あと、もしもこれらに滅茶苦茶ハマって面白かったとしても、旅行がメインなのに小説のインパクトが強すぎる可能性もあります。(まあ、それはそれで素敵だけど)

例えばこれが「旅行」ではなくて、「無人島」とかだったら変わるんですよね。

「無人島」にもっていく本が簡単な本だったら1~2回読んだだけで飽きちゃうし、結構難しいというか難解なもののほうが何度も読み返して面白いから、上記のような選び方になる。

でもまあ旅行の場合は、ある程度の軽さが重要だと私は考えます。

3、ジェットコースター作品は選ばない

ジェットコースター作品ていうのは、一度読みだすと先が気になって止まらない作品の事です。まあ、徹夜小説ともいいますか。

そんなもん読む前に分かるかよって思った人。その通りなんです。
だから、旅行の小説選びは難しいんだよね~。

私は昔、一人でドイツからベルギー、オランダを回ったときに、山崎豊子の「白い巨塔」を持って行ったわけです。

これがねー、ジェットコースター作品だった。

特にオランダに着いた頃ですね、ちょうど華僑になってしまって、読むのを止められなくなってしまい、半日もホテルに籠って読んでしまったんですね。

ああ、もったいない。
あと、どっかのカフェで読みふけって時間が過ぎてしまうこともある。難しい話です。

4、好きな作家の作品を持ってゆく

当たり前すぎてアドバイスになってない件。
でも、結局のところそれが一番の安全圏ですね。

読んだことのない作家の小説を持って行って失敗したら大変ですよね。
だったら、好きな作家の作品を持ってゆく

私個人としては、旅行には適度に面白いミステリーが向いている気がします。
ただ、私はあまりミステリーは選びたくない。←ダメじゃん

嫌いじゃないんです。
むしろ好きなんですが、余りにも好みがうるさいので、面白かった!という作品が少ないわけ。

なんか面白いミステリーないですかね。
とか言って、誰かから勧められても読まないと思うけど。

5、Kindle Unlimitedなど、電子書籍を利用する

電子書籍っていうのは本当にバカにできません。何しろ、電子書籍端末だけを持っていけば、いくらでも本をいつでも持ち歩くことができるからです。

私はもともと紙の本しか読んでいませんでした。
しかしながら、2か月に及ぶイタリア旅行で大量の本を持ち歩いた結果、旅をしていくにはさすがに非効率だしバカバカしいかなと。

という事で、とうとう私もKindle Paperwhiteを購入することにしました。
これを買えば好きな漫画もこれだけで読めるという。もうこれしかないって感じ。

まあこの辺のタブレット端末に関しては今後お伝えしていこうと思います。

もちろんしょっちゅう旅に出るわけでもないし、家にもそれほどたくさん本を持っていないという場合には、電子書籍のアプリをスマホに入れるだけでも便利です。

好きな本を買って入れておくというのもいいですが、私はKindle Unlimitedを強くおススメします。
月額980円で、一部の書籍が読み放題なんです。

ビジネス書とかだと結構読みでのある物も多いし、光文社古典新訳文庫がかなり無料で読めます。

Kindle Unlimitedはこちら↓

30日間無料体験でとりあえず使ってみるのもおすすめです。

旅行の場合は、極論、電子書籍だけでもいいかもしれません。
タブレットか大きめのスマホを持ってる方なら、全く問題ないでしょう。むしろ素晴らしいかも知れませんね。

おすすめの旅行映画特集も!

旅行に行きたい人も、行きたくてもいけない人もいると思いますが、そんなときには旅がモチーフとなっている映画もおすすめです。

Amazonプライムビデオだったら、作品をお持ちの端末にダウンロードしていけば、旅先や機内など、オフラインでも視聴可能っていうのも利点の一つです。

旅行のムードになっている方におすすめの旅映画特集記事も書きましたので、是非ご覧ください☆

まとめ

以上が、「旅行に持っていく本の選び方」と、「おすすめ本」でした。

どこへ旅行に行くのかとか、旅行期間にもよりますが、一冊でもなかなか読み応えのある作品をピックアップしましたので、どうぞお試しくださいね☆