イタリア

【ポンペイ遺跡】古代ローマ都市遺跡界のラスボス・感想編

【ポンペイ遺跡】古代ローマ都市遺跡界のラスボス・見学編の続きです。

ついに憧れのポンペイ見学を果たしたのですが、とにかく暑さと混雑に根を上げて、足早に帰ってきてしまいました。

古代ローマ都市遺跡界のラスボス【ポンペイ】の感想

※この記事は2017年6~7月にローマに滞在した際に書いた記事です。

とにかく後半は「辛い辛い」しか言ってないですけど、まあ実際マジでそんな感じでした。
とにかく苦行としか言いようがなかった。

半日はかかるだろうと思って楽しみにしていたのに、せいぜい2時間半で脱出してしまいました。

読んでる人はよっぽど、「せっかくポンペイまで行って……」「遺跡が好きじゃなかったのか……」「何しに行ったんだ」などとお思いのことでしょう。

 

へ! 言ってろ!!!!

大きな声でいう。

ポンペイは辛い!!!!と。

単にそれは混雑していただけではありません。
混雑していたことと暑かった事意外にも理由はあります。

ポンペイ遺跡見学がつらかった、もう一つの理由

入れるところが制限されているところです。

みどころ以外のほとんどの家が入り口をチェーンされていて、入場不可になっていたんですね。

f:id:nitari-movies:20170720215807j:plain

これは実は私にとっては致命的につらい出来事でした。

そもそも私が遺跡がすきだという理由が、ここで制限されていたといってもいいかもしれません。

何も私は遺跡を近くで観たいんじゃないんですよね。
自分で自由に見て回りたいわけです。

で、古代オスティアに行ったときにはそれができたから、てっきりある程度ポンペイも徘徊できるんだと思ってしまったわけ。

そしたら、通りと見どころ以外は基本的に入っていけなくなっているわけです。

これはストレスだよ~。

確かにポンペイの一部の家屋に関しては、とにかく保存状態がよかったのは間違いがなく、場合によっては明日から住めそうだった。

しかしですね、これだけアンダーコントロールされた遺跡は、正直言って全然面白くないわけですよ。

かえってストレスなんですよね。

自分の足で歩いて発見することができないわけだから。

私はポンペイのほかには古代都市としてはオスティアにしか行った事ないし、そのオスティアは世界遺産じゃないために結構ほったらかしな場所もあったわけで、それと比べても仕方ないのかもしれませんが。

遺跡のもつ余白がすきなのだ

遺跡を見ていて思うのは、私は別に状態の良い遺跡が好きなわけではないんですね。

なんで私が遺跡が好きかといえば、想像力を掻き立ててくれるからなわけです。
だから、別に大して状態もよくないクィンティーリ荘が好きだったりするわけです。

f:id:nitari-movies:20170713215013j:plain

遺跡の持つ、余白が好きなんですよ。

ポンペイの遺跡には全然余白がなかった。

それは、別に何も状態が良すぎるとかではないんです。
とにかくアンダーコントロールドされている感じが興奮できないし、想像ができなかったんだよね。

ガイドブックでは「じっくり見るなら1日必要」って書いてあったんだけど、何をどう見れば一日かかるんだろうと思ってしまいました。

もちろん、それは私に限っての感想なのかもしれないし、やっぱり考古学者とかが見れば全然面白くていくらいてもいいのかもしれないんだけど、私が想像した古代都市とはちょっと違ったな、と思いました。

だからといって、もっと公開すればいいのにとかは思いません。

混雑しているとは聞いてたけど、ここまで混雑するっていうのははっきり言って想定外でした。

この混雑を考えると、見学可能域を広げることは明らかにリスクが大きいよな、と思うわけです。それはもう、仕方のないことのように思います。

要するに私の求めていたものと違った、というだけのことで、ポンペイは悪くないのだと思います。

あと、今までに訪れた遺跡がかなり空いていた、というのもあるかもしれません。

オスティアもそうだけど、ヴィラ・アドリアーナも、テッラチーナ方面も、アッピア街道も空いてました。

もちろんコロッセオやフォロ・ロマーノは混雑してるけど、とにかくそれらの美しくも壮大な遺跡たちをあまりにもいい環境で見学できたために、さすがの「ポンペイ」という、いろんな意味でのラスボスには完敗、といったところでしたね。

別次元の混雑だった。
完全にやられてしまったわけです。

ポンペイのおすすめ度は、なかなかだから判定しずらいものがあります。

そもそもポンペイに来てる人って何を見に来てる人だ?
それすらわからん。

灰に埋もれて一夜にして滅亡した美しき古代都市……というパワーワードに惹かれてきている人が多いのだろうな。考えてみれば。

ストーリーが完全に出来上がってますね。確かに。

灰に埋もれて一夜にして滅亡した美しき古代都市に、考えてみれば私はあんまり興味がなかったですね。

灰に埋もれようが埋もれなかろうが古代都市遺跡が好きだっただけで。

あと、状態の良さも特に問わないともなると。

憧れの【ポンペイ遺跡】見学のまとめ

しかしまあ、もちろん素晴らしく美しい遺跡ではあるので、訪れてがっかりするなんて言う人は私みたいな変に偏った古代遺跡オタクくらいだと思います。

と、偉そうに語って見たけど、もうちょっと空いてたら私ももっと楽しく見れたのだろうから現金なものだ。

そして今後もう二度と訪れない、とも言えないとは思います。

遺跡を後にした時には「二度と来るか!」と思ったものですが、今思うとオフシーズンならまた来てもいいかなーなんて思ったりもしてますね。

いろいろ言い訳してみたけども、結局、混雑に負けたってわけです(笑)

(2017.7.7)

そのほかのイタリア旅行記はこちら!