おすすめ旅行グッズ!
美術館・博物館・遺跡

ローマ郊外パレストリーナへの行き方と謎の「ナイル川のモザイク画」

パレストリーナは、ローマからバスで40~50分ほどの小さな都市です。
ここには国立パレストリーナ考古学博物館があり、すばらしいモザイク画もありますので見どころ豊富です。

神殿とモザイクの古都パレストリーナ

パレストリーナへの行き方

パレストリーナはローマからバスで行けます。
またまた登場、激安のCOTORAL社のプルマンバスです。

まずは、地下鉄A線一番端っこのAnagnina駅へ。

Anagnina駅

COTORALって書いてあるほうに進むとタバッキがありますので、そこでチケットを買います。

出発ターミナルと到着ターミナルがあります。

出発のターミナルは向かって左手です。
行けば分かると思います。

電光掲示板にスケジュールが乗っているので、そこで番線を確認しましょう。まあ、割とわかりやすいです。

Anagnina駅電光掲示板

私は8:40分発の8番線でした。

大体パレストリーナ行きのバスは平日なら2~30分に一本は出ている感じでしたので、割と頻度は高いです。

地上のバスターミナルで待つことに。しかし、とにかくこの日も猛暑。
パレストリーナは割と標高が高いので、予報では少しはローマより涼しいらしいので出かけたんですが……でもまあ暑かったよね……

Anagnina駅バスターミナル

割と早めに行ったんだけど、時間通りにバスは来ました。
一応、運転手にバスが合っているかは確認。

ローマ近郊バスでは、とにかく降りる場所が分かりづらいということはわかっていたのですが、パレストリーナは後で出てくるけどかなり見た目に特徴があって分かりやすいので、まあ大丈夫だろうなと思っていました。

しかし実際はやっぱりちょっとわかりづらくて、結局近くの乗客に教えてもらいました。

それでも一応、バスから注意深く見ているとパレストリーナの町が見えてきます。
それからしばらくバスに乗っていると、バルベリーニ宮に向かう坂道を登り始めるので、その坂道の途中のバス停で降りるのが分かりやすいです。

パレストリーナのバス停明らかに坂道を登っている感じになるので、まあまあ知ってればわかりやすいと思う。
不安だったらやっぱり運転手に聞くほうがいいですね。

パレストリーナのランドマーク【フォルトゥーナ神殿】へ

パレストリーナは小さな町です。
もともとはプラエネステと呼ばれた古代の都市でした。中世の時代に権力闘争などで破壊されたりして廃れたようなんですが、第二次世界大戦の爆撃により、それまで民家に埋もれていた神殿の遺跡が姿を現したとのことです。

今は神殿だったところが土台となって、バルベリーニ宮という建物の中に考古学博物館が設立されています。

さて、目的地のバルベリーニ宮まではひたすら坂道を上ります。暑い。

バルベリーニ宮までの道ずーっと上りです。

振り返ると美しい景色が見えてきます。

パレストリーナの展望

国立バルベリーニ考古学博物館

国立バルベリーニ考古学博物館

変な形をした建物ですが、これはフォルトゥーナ神殿という遺跡がもとになった建築物なのでこういう形になっているわけです。
この中が現在は考古学博物館になっています。

割と安くて5ユーロくらいだったと思います。
クレカ不可でした。

国立バルベリーニ考古学博物館

中は、それほど広い考古学博物館ではありません。

多くの出土品があります。
沢山の美しいモザイクを見ることができます。

国立バルベリーニ考古学博物館のモザイク

しかし、この博物館の目玉はこの程度のモザイク画ではありません。
「ナイル川のモザイク」です!

ナイル川のモザイクこれは、今まで見たモザイクの中で一番すごかったと思います。
高さは大体2.5~3メートルくらいかな?かなり大きいです。

ナイル川のモザイクこれを床に敷いて踏みつけるというのもすごい話だ。贅沢すぎる。

ナイル川のモザイクナイル川のモザイクナイル川のモザイクいつまで見ていても飽きないというくらいです。
ここに行かないと見れないというのはなんかすごいなと思う。すごい宝ものを見た気がしました。

ナイル川の氾濫の様子をモザイクにしたものだそうです。
これは本当にこれを見るだけでも来たかいがあるというもの!

ナイル川のモザイクの謎

これを見に行ったときには知らなかったんですけど、実はこのモザイク画には謎があるという事でそっちの世界で有名らしいです。

このモザイク、実は作られたときには認識されていなかったはずの恐竜らしきものが描かれているというんですよ。

ナイル川のモザイクの謎

他にも奇妙な動物が描かれているので、オーパーツなんじゃないの?という事で話題だそうです。

確かに恐竜とかサーベルタイガーとかは不思議かも。
でも奇妙な動物とかは、別に何となく想像で書いたのかもしれないしね。

まあ、プチ情報でした。

ちなみに、このモザイクの横には、古代のパレストリーナの神殿の模型がおいてありました。

古代のパレストリーナの神殿の模型なんで私はこんなに斜めから撮ったんだろう。これはわかりづらい。
神殿はもうほとんど残っていないけど地形は残っています。

ちなみに上部の形の名残が今のバルベリーニ宮の形になっていますね。

博物館を出ると、パレストリーナの町が一望できます。

パレストリーナの町前に広がる芝生(?)の空間は、神殿の跡地です。

チケットがあると中に入れます(と、書いてあったけど別に見せなくても開きっぱなしだから入れると思う)

神殿の跡地すがすがしく見えますね。
実際すがすがしい地形ではあるのだが、猛暑すぎて。
もちろん、非常に美しいのですが。

神殿の跡地さっきの模型の、一番広い台?というか広場の部分です。

神殿の遺跡残っている神殿の跡。

下から見るとこのような形でした。

神殿の遺跡

神殿の遺跡を下って下まで行けるようにはなっているんですが、門がしまっていて、下まで行ったのにまた一番上まで戻らなくてはなりませんでした。

ちなみにこの遺跡はあまりにも大きくて、全体像を撮るのはかなりここから離れる必要がありました。
ちょっと時間がかかったけど、こればっかりは全体像を見ないといかん!と思って。

パレストリーナ本当に美しい神殿で、こんな土地があることが既に驚きだ!

パレストリーナ全景https://www.css-ebla.itより

パレストリーナのその他のみどころ

しかしながら、パレストリーナはとにかく小さいんですね。
この博物館以外は、特に見どころという見どころはありませんでした。

なるべく涼しいうちに行こうと思って、9時半くらいについたんだけど、結局帰りのバスは11時半くらいのに乗りました。
もう少し涼しくて歩き回れたらいろいろあったのかもしれないけど。

パレストリーナで困ったこと

この町は本当に、今までにないほどに英語が通じません。
考古学博物館でトイレの場所を聞くのにも一苦労したし、エレベーターを使って地下に行こうとしたらなぜか全力で阻止されるなど(地下は普通に観れるのですが)、とにかく意思の疎通が困難。

とはいっても、別に感じの悪い人たちではなく、何か一生懸命に地下に行かないように説明していました。未だに理由はわかりません。

ローマ行きのバス停も、過去最悪にわかりづらかったので待っている人に「ローマに行くバスはここからでる?」と聞いたけど、そんな簡単な英語もわからないという……
結局「ローマ、バス?」とか言ったら通じて教えてくれたけど、本当に謎でした。

バスの分かりづらさは過去最高

それから、上に書いたようにこの付近のバス停は壊滅的にわかりづらいです。
これはもう、圧倒的に過去最悪といってもいいでしょう。

なぜなら、バス停の看板が全くないからです。

看板が分かりづらいのではなくて、ないのです。
普通は郊外バスでも、かなりわかりづらいにしてもこんな風にバス停の看板があります。

バス停の看板

私はそもそも、この看板にだって落第点を付けたいくらいです。
何しろ、バス停の名前も書いてないし、そもそも看板が小さすぎる。

しかし。その上を行きましたよね、まさかの看板なし。

バス停の看板がない!まあね、なんとなーく何人か立ってたりするのでわからなくはないんだけど、これはもう、一体どうしたらいいのか(笑)

この路線は見ている限りそういうところが結構多くて、完全に謎でしたね。

イタリアの交通事情の不親切ここに極まれり。
もう少しわかりやすくすれば、さらに観光業が発達して経済的にも上向きになると思うんですけどね……

古都パレストリーナのまとめ

見どころが非常に多いというわけではないんですが、巨大な神殿が見たこともない景観を生み出していて非常に面白いです。

それからやっぱり、モザイクがとにかくすごい。

ローマから割と近いので機会があったら行ってもらいたい町です。
ただ、まあバスは鬼門ですけどね。

後、ハイシーズンに行ったのに驚くほど空いていました。
考古学博物館はオープンして30分以上は経ってたはずなのに、私が行ったら電気をつけてた部屋もあるので、たぶん初めての客だったらしい。

そんな感じだから英語も通じないのかな。

その他の遺跡の記事はこちら