イタリア

ローマ郊外古代都市レポ【オスティア・アンティカ】③妄想癖爆発

ローマ郊外古代都市レポ【オスティア・アンティカ】②古代のトイレ –の続きです。

古代オスティアはじっくり見ると半日はかかるほど面白い古代遺跡です。

【古代オスティア】見学再開!

※この記事は2017年6~7月にローマに滞在した際に書いた記事です。

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これが何だったのかは忘れてしまいましたね。

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エロスとプシュケの家の大理石です。

この大理石の床もすごいよね。
現代の金持ちの家の床みたいじゃないですか。

【古代オスティア】の見どころ③地下散策し放題

さっきもちょっと言ったんだけど、この古代都市は本当に行こうと思えばどこにでも入り込めるところが本当にすごいと思うんですね。

で、一番私がすごいと思ったのが、時々ある地下への階段ですね。
地下への階段とか、降り放題なんです。

古代ローマはシステマチックな帝国だったから、地下にいろいろとあるわけですよ。

まあ、風呂を炊くシステムとかもそうだし、排水用の何かだったり水道だったり、まあいろいろです。

でもほかの遺跡だと、安全性とかのせいか普通は入れないようになってるんだよね。

しかし!このオスティアは基本的に入り放題なんですね。

こんな風に階段があって、

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こんなのが3~4個あって、いちいち降りて確認していました。

かなり面白いです。

ちなみに、ミトラ神の浴場跡の地下にはミトラ教の集会所があるというのでそれも探して行ってみました。

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これが地下への入り口。ワクワクしますねえ~

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で、これが地下。

なんか薄暗くて虫がいそうで埃っぽくてきもかったです。

というか、オスティアの地下に都合3~4回潜り込みましたけど、どれも埃っぽくて虫がいそうできもいんですね。

しかし、地下への階段があるとどうしても入ってしまうんですよね。
これは一体どういうことなんだろうね??

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壁画なんかもたまにあったり。

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モザイクがすごくきれい!!

この遺跡は先にも書いたけど、敷地があまりにも広大だからか、整備が整ってないところがすごく多いんですね。

つまりどういうことかというと、確かに入ろうと思えばどこにでも入れるんだけども、草ボーボーだったりするわけ(笑)

で、私も完全にこの時点で盛り上がりまくってしまい、もう入れるところはどんどん進んでいってしまったわけ。

そしたら気づいたらもうこんな道なき道を歩いてて。

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一応道っぽくはなってますけど、草ボーボーです(笑)。

これは本当に遺跡の外れだったんだけど夢中になりすぎて気づいたらこんなところにいたというやつ。

【古代オスティア】の見どころ④古代のマンション?

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ちょっと記憶が定かではないんだけど、古代オスティアの特徴として、公共のトイレは確かに非常に有名なんだけど、「高層マンション」も確か特徴の一つだった気がするんですね。

確実とは言えませんが。

で、ここに写っているのは2階までだけど、確か4~5階まであったらしいんだよね。

後にポンペイやエルコラーノに行ったけど、いずれも2階建てはあったとは思うんだけど、こんな風に残ってるのはちょっと珍しいですね。

さて、さすがにそろそろ古代オスティア巡りも終盤です。

実はこの都市部から少し離れたところに皇帝の宮殿の遺跡があるというので、小路を歩いて行ってみました。

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すごく気持ちいいけど、さすがに暑い

そしてさすがにこんな外れには誰もいなかった。

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そして中には入れず……

まあ、このころには疲れ切ってたので、まあいいか、という感じだったけど。

【古代オスティア】の見どころ⑤街の真ん中の井戸

さて、最後の見どころはこの井戸です。

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こちらは、メインストリートのど真ん中に位置しています。

なぜにこの井戸が見どころ?ということですが。
そもそも、なんでここに井戸があるのかが問題。

ローマ帝国の代名詞として重要視されるものは、浴場とか劇場とかいろいろありますが、そもそも古代ローマがこれだけ大きな力を得た理由は、水道のおかげって言ってもいいかもしれません。

この都市にも当然水道は来ていたわけですね。

じゃあなんで、ここに井戸?ということだけど。

まあ、要するに街の衰退によって水道が壊れて使えなくなってから掘られたものだそう。

なんだか古代遺跡の悲しさの詰まった井戸なんですね。

古代オスティア見学終了!ポンペイと比べて

さて、そんなわけで古代オスティアの見学が終了しました!

見学を始めたのが午前9時頃。
そしてこの遺跡を後にしたのが14時半くらいです。

中でお茶した時間を抜いても、余裕で5時間は見学しっぱなしだったわけです。

それにしても本当に面白かったです。
何度も書いているけど、どこにでも行けるのがすごくいいんですね。

ここでこれだけ楽しめちゃったら、ポンペイはどれだけなんだよ!と思ってて、翌週に訪れることになるんだけど、ポンペイは期待ほどではなかったんですね。

まあ、あとでちゃんと書きますけど、ポンペイのほうは世界遺産に登録されているので、たぶん予算もかなり出るんだろうね。

オスティアみたいに草ボーボーとかは基本的にないんですね。
ポンペイはオスティアに比べて圧倒的にきれいです。

だけどポンペイはその分、立ち入り禁止区域が非常に多い。

というか、基本的に民家には入っていけないようになっているわけ。
保存状態のいい、いわゆる見どころの多さとクオリティはさすがにオスティアの比ではないんだけど、「見どころ」ってなっているところ以外は基本的に入れないんですね。

だからまあ、それほど私としては面白くなかったです。

人も異常に多かったし。

私がオスティアがあまりにも面白かったのは、本当に暮らしてた人達の生活を感じられるように、自分自身も行動できたこと。

人んちに無断で上がり込んでる感じがありましたね(笑)。

あまりにもどこにでも入れるものだから。

で、一つの都市の最盛の衰退って、本当に面白いな、と思いました。

オスティアは私にとってはものすごくいい意味で余白が多くて、ここでどんなことがあったのかな~とかどんな家だったのかとか、勝手に妄想を膨らませたり。

少し想像力のある人だったら、この土地には1日居れるんじゃないかな。

私もそういう、都市の最盛と衰退をテーマにしたような小説を書きたいな~と思って興奮気味に歩いてたら、そういえばノーベル文学賞受賞作家のガルシア=マルケスが「百年の孤独」で完璧以上にそれを表現しつくしてたなと思って、じゃあ私ができることってなにもないじゃん(笑)とか思いながら、帰ったらまた「百年の孤独」を読もうと思いました。

で、そういえばヤマザキマリも「国境のない生き方」だったか、マルケスの「百年の孤独」を100回は読んだみたいに言ってたと思いだしました。

あの本(大長編で難解)を100回ってすげぇな、と思いながらも、私が次に読んだとしたら4回目になるんだと思うけど、いまいち意味わかってなくて、今回オスティアを見たことで、今度はものすごく「百年の孤独」を楽しく読めそうな気がしました。

古代オスティアからの帰宅

さて、ほとんど休憩なしに見学してたので、くたくたに疲れて駅へ。

そうしてやってきた電車は、海水浴客で満員……
私も遊んできたから仕方ないけど結構つらかったですね。

それにしても本当に古代オスティアはおすすめです。

この遺跡は確かにポンペイやエルコラーノに比べて状態のいい見どころが多いわけではないんだけど、とにかく古代都市を楽しむなら必見だと思います。

そして万が一というか、ここが世界遺産に登録されたとしたらその瞬間に、見学可能区域が制限されていろいろ見れなくなるだろうし、混雑するんだろうなあと。

そのまんまのオスティアが好きです。

(2017.7.2)

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