どうもこんにちは、NITARIです。

魚喃キリコの漫画の実写版「南瓜とマヨネーズ」を観たので、感想です。

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実写映画版「南瓜とマヨネーズ」のあらすじ

「南瓜とマヨネーズ」は冨永昌敬監督の2017年の映画です。

出演者
  • ツチダ – 臼田あさ美
  • せいいち – 太賀
  • ハギオ – オダギリジョー
  • 田中 – 浅香航大

ツチダは恋人のせいいちと同棲している。
せいいちは音楽を志すバンドマンだが、スランプで曲を描くことが困難。そんな彼を支えるため、ツチダはライブハウスと水商売の仕事を掛け持ちして養っていた。

ある日、ツチダの接客した客に、「お金が欲しいならもっといい方法がある」とホテルに呼び出され、売春行為に手を染める。

その事実を隠しながら生活を続ける二人だったが、ある時ツチダが隠した大金をせいいちに見つかってしまう。
それからせいいちもアルバイトを始めるように。

そんな折、ツチダが働くライブハウスに、昔付き合っていたハギオが現れて…

実写映画版「南瓜とマヨネーズ」の原作との違い

私は高校の時からこの漫画が大好きで、かなり読み込んでいました。
絵が好きなんですよね。

非常に人気を博した漫画でありながら、今まで実写化されていなかったのは意外といえば意外だったかも。

映画版と原作との違いは結構ありました。
前半はおおむね同じなんですが、一番違うのはせいいちと元バンドメンバーとの関係が描かれていた事。

漫画版でもちょこっとは描かれていますが、元バンドメンバーで成功した男はわざわざせいいちを呼びつけて自慢した上、せいいちの曲をパクッてリリースしてしまうというクズでした。

しかし映画版では、まあ最初は似たような感じなのかなとおもったんだけど、浅香航大演じる田中は嫌な奴に見えてむちゃくちゃいい奴(ていうか、バンドメンバー全員がめちゃくちゃいいやつ)でした。

これは結構意外だったかもしれません。

それから、主人公のツチダが漫画よりもさらにかなり重い女として描かれていたのは興味深かったですね。
まあ漫画でも重いんですけど、映画版ではことあるごとに「曲できた?」とかプレッシャーかけまくっていましたからね~。

実写映画版「南瓜とマヨネーズ」の感想

私はこの映画を観るとき、まったく期待していませんでした。
まさに駄作になるだろうと思っていたんです。

何でかっていうと、漫画版の「南瓜とマヨネーズ」だって、やたら絵が魅力的であるというだけで、内容は薄い事を当時からうすうす気づいていたから(笑)

まあそのまま映画にしてできないことはないだろうけど、ますます薄っぺらい作品になるだろうなと思ってたわけです。

しかしながら、結果的には私は漫画版より良かったんじゃないかなとすら思います。

薄っぺらかった雰囲気だけの漫画が、実写版では比較的人間関係が丁寧に描かれていたので各段に面白くなった。

せいいちの友人・田中の魅力

というか、ぶっちゃけ私はこの映画で圧倒的に田中の面白さに魅了されました。
私がこの映画が原作版より良くなったとか言ってますけど、たなかがひたすら面白かっただけなんじゃないか説。

田中はめちゃくちゃイキってるけど、実は気が小さくて純粋で、しかもすごく仲間想いのいい奴。

せいいちのように甘っちょろい人間には文句ばっかり垂れているけど、ブーブーいいながらも一緒に働いたりバーベキューに呼んだりして仲良くやってます。

最初に飲み屋でぶつかってるときとかは、もうこの人たちの人間関係は終了かなと思ったんだけど、田中の店でせいいちが働くようになって皆素直に受け入れているところとか本当にかわいらしいし好感が持てます。

田中やバンドメンバーとせいいちの人間関係がしっかりと描かれていたので、同時にツチダとせいいちの関係やせいいちの人間性が表現されて、この作品の中身のない感じは少し緩和された気がします。

キャラが立ったっていう事ですよね。

漫画版では絵が素敵で内容が全くなかったところが、キャラが立ったしちゃんと映画向きのシーンも付け加えられていて(ツチダの家でせいいちがハギオとかと鉢合わせてしまうシーンとか)、楽しく見れました。

映画版「南瓜とマヨネーズ」の役者たち

田中を絶賛した私はもちろん浅香航大も絶賛していますが、この映画の魅力を圧倒的に押し上げたのはどう考えても太賀の功績が大きいとしか言えないと思います。

太賀はマジですごい。ゆとりモンスターだったのに・・・

とにかく私はゆとりモンスターである太賀もめちゃくちゃ×100 好きですが、今回ばかりは本当に惚れた。マジかっこいい。かっこよすぎ。
私はそもそもせいいちが太賀っていうのはあんまりイメージと違ったんですが、太賀によってせいいちは漫画よりも息づいた感じがします。

ゆとりモンスターにもなれてかっこいいせいいちもできる太賀は、本当に天才なんじゃないか?としか言えない。最高です。

もちろん、浅香航大オダギリジョーもよかったですし、バンドメンバーの人たちもなかなかかわいらしかったですよね。

漫画版でも好きなキャラだった可奈子ちゃんもよかった。
臼田あさみはそれほど好きではないですが、まあよかったと思います。

つまり、この映画は原作の内容の薄さを役者の演技でカバーできた作品だったと思います。

映画版「南瓜とマヨネーズ」の突っ込みどころ

とはいえ、前半では結構突っ込みどころが多いのも事実。
そもそもツチダはライブハウスという夜の仕事を選びながら、どうやって水商売も両立させていたのか?(笑)

漫画ではツチダの本職はアパレルなのでわかるのですが、週5とかライブハウスで働いてたら後の2を水商売にしても無理があるのではないか・・・?

あと、ツチダは援交のおっさんと一緒にホテルに行ったときに、何が待ってると思ってたのか?
「え?エッチするの?」みたいな感じでしたけど、そうじゃなければ何だと思っていたのか・・・

などなど、突っ込みどころ上げればきりがないのですが~

まとめ

という事で、人間関係的にとっても明るい感じの映画で好感が持てたのでおすすめです。

漫画版をディスった感じがありますが(笑)、やっぱりどうしても漫画版も好きですからおススメしておきましょう。

 

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