そうでもない映画

ヒーローもの嫌いが初めて「アイアンマン」を見た感想。

どうもこんにちは、NITARIです。
私は実はこれまでほとんど観たことがありませんでした。

理由は、キャラがただただカッコ悪く、つまらなそうだったからです。
そもそもヒーローが嫌い。という点も挙げられます。

しかしながら、最近「アベンジャーズ/エンドゲーム」の騒ぎを見た時に、これほどただ事ではない人気だったのか…と驚き、食わず嫌いは良くないからとりあえず観てみよう、と思い立ったのです。

これは、MERVELのビジュアルが受け入れられず、ヒーローが嫌い(アメリカもハリウッドも嫌い)という、MERVELを楽しむポテンシャルが皆無なNITARIががんばってMERVELを見ることにした企画【MERVELチャレンジ】です。中立にMERVEL作品を評するものであり、批判を目的にするものではありません。

なお、現在この作品はU-NEXTで視聴可能です。(配信終了予定:2019年12月31日)
U-NEXTには31日間無料トライアル期間があります。

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MERVELチャレンジの順番と評価

とりあえず調べて、MERVEL全体の流れが分かるように以下の順番で見ることにしました。(全て見るのは少々辛いので、最低限観たほうがよさそうなものを選んでいます。変更の可能性ありです)

  1. アイアンマン
  2. アイアンマン2
  3. マイティ・ソー
  4. キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー
  5. アベンジャーズ
  6. マイティ・ソー/ダークワールド
  7. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  8. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
  9. アントマン
  10. ドクター・ストレンジ
  11. スパイダーマン/ホームカミング
  12. マイティ・ソー/バトルロイヤル
  13. ブラックパンサー
  14. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  15. アベンジャーズ/エンドゲーム
  • 正確に言うと、この記事を書き始めるまでに「スパイダーマン(サム・ライミ監督)」「ブラック・パンサー」を観ています。
  • なるべく順番に観て、レビューを書き足していこうと思います。その中で新たにみる必要があるものはリストに追加してゆきます。

映画「アイアンマン」のあらすじ

出演者

  • トニー・スターク / アイアンマン ロバート・ダウニー・Jr
  • オバディア・ステイン / アイアンモンガー ジェフ・ブリッジス
  • ペッパー・ポッツ / グウィネス・パルトロー
  • ニック・フューリー / サミュエル・L・ジャクソン

主人公トニー・スタークはアメリカの巨大軍需産業「スターク・インダストリーズ」社の社長である。天才的な頭脳で協力な兵器を開発して名声を得ているが、本人は傲慢で平和に関して何の考えも持っていない人物だった。

あるときトニーはアフガニスタンに空軍を訪ねた際、現地ゲリラに拉致されてしまう。

彼らの目的は、トニーが開発した兵器「ジェリコ」をゲリラたちの為に造る事。トニーはそこで、自分の開発した兵器がテロリスト達の手に渡り、悪用されている事実を目の当たりにする。

トニーは、同じく捕虜であるインセン博士と共に「ジェリコ」を造ると見せかけて、エネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉「アーク・リアクター」の小型版を開発。

脱出の際にインセン博士は敵の弾丸に倒れるが、トニーは無事脱出して帰国することになった。

帰国したトニーはそれまでの彼とは全く違う人間になっていた。
自分の開発した武器が悪用され、それらにアメリカ軍が殺されている事を知ったトニーは記者会見を開き、今後一切武器の開発を辞めるといい始めたのだった。

副社長オバディア・ステインは会社の存続を懸念し、トニーの会社運営権をはく奪しようとする。事実上の解雇となったトニーは私財を投じて、犯罪者やテロリストと戦うためのボディスーツを開発するのだった。。

 

映画「アイアンマン」のネタバレ感想

というわけで、記念すべきシリーズ一作目
私の【MERVELチャレンジ】としても事実上の一作目となった「アイアンマン」。すべてはここから始まる。すべてはここから始まって、これから2~30本は観なければならない本作が第一作でした。

 



 

 

あまりにも酷すぎて、一作目にして【MERVELチャレンジ】を終了させたくなった件。

 

 

ファンの皆さん、すいません。
これはマジかなりきつかったです。

実際にはこの後にも【MERVELチャレンジ】は続けていますし、非常に面白い作品があったのも事実ですので、好意的なレビューをお読みになりたい方は、別の記事に行ってください(「順番リスト」にリンクと評価を貼っています)。

ここから先はほぼdisりに入ってゆくので、そのつもりでお願いします。

いくつかの項目に分けてこの映画を批判していこうと思います。

※ネタバレします

「パワードスーツ」について一言言いたい。

強力な兵器を作り続けてきた傲慢な社長がアフガニスタンの拉致事件を経て平和に目覚め、悪と戦うための「パワードスーツ」を開発する。という話ですよね。

これもう、完全にやってる事同じだからwwwwっていう

「最強の兵器を作る」という点で、コンセプトとしては会社で兵器の開発していた時とスーツ作ってるときで全然変わらないわけよ。

何が違うのかというと、それによって利益を得るかどうか
確かにトニーが個人で開発しスーツによって人助け(に見える)をすることは、収益が発生するものではない。ただの報酬なしのボランティアです。

しかしだからと言ってこのスーツそのものが「兵器」だといえないというのは完全におかしい。

細かい所かもしれませんが、私にとってはパワードスーツが全然良いものに見えなくて、全く話に入っていけなかったですよね。

実際、側近だったオビーがスーツをまとったときに「結果的に何よりも強力な兵器を開発しているではないか」とか言って嘲るシーンがありましたけど、ほんとその通りですよ。

平和の為とか言って、あのクソだっせぇスーツをデザインして飛び回っている姿の滑稽さと言ったらもう他では味わえないものとなっているのは否定できません。
(そういうつもりで人気が高いのだろうか?)

内容も全く意外性がないし、そもそもの哲学に全く共感できないので楽しめるわけはないのです。

映画「アイアンマン」とアメリカ軍

そもそも、この「アイアンマン」で設定しているところの目下の「敵」がアフガニスタンのテロリストっていうのが不味かった。

もうこの映画を観始めてアフガニスタンが出てきたあたりから、完全に頭には世界地図しか浮かばないんですよ。

こうやって「平和の為」とか言ってひと様の政治に口出したり他国で戦争を起こしている「アメリカ様」の傲慢さ、くらいしかこの映画からは感じられない。

特に胸糞だったのは、初めてパワードスーツを着てアフガニスタンに飛んで行ったトニーが、現地の村でピンチだった村人を助けるシーン。

「アメリカってすごいでしょう~!!!」
「まさに正義の人。ヒーロー!!」

みたいな感じでしょうか。
こういうつもりでこの国は人の国に入り込んで戦争を起こしているのだ。大量破壊兵器なんかなかったからな!!

彼は当然、「現実世界のヒーロー・アメリカ軍」のメタファーとして描かれているという一面もあるわけですよね。

この映画で問題なのは、このアメリカが生み出したヒーロー「アイアンマン」が自分の裁量でいう「悪」を退治しようとしている点です。
分かりやすく勧善懲悪的な描写に当てはめているから大問題。

この映画で描かれている「敵」は、確かに無実の市民を殺すゲリラだったのかもしれないしテロリストだったのかもしれない。
テロリストを駆逐することに関しては私は悪いことだとは思わないんですよ。本当にテロリストならね。

問題は、現実世界のアメリカのヒーローであるアメリカ軍は実際にはテロリストじゃない人も大分殺しているという点。

その事実に言及せずこのような映画で「アフガニスタンでアメリカ軍が殺しているのはテロリストや悪人ばかり」という印象を植え付けようとするかのようなこの描写は、プロパガンダだと言わざるを得ません。

この映画のずいぶん後に有名になったISに入るきっかけをどれくらい与えているのかな、と思ってしまいました。

もちろんこの映画の本当の敵は、右腕だったオビーだったわけです。
単純にアフガニスタンのテロリストが敵だというわけではない。というオチにしてバランスを取ったつもりかもしれませんが、全然そんな印象になっていない。

ほんとマジ嫌いな映画ですね。

映画「アイアンマン」のキャスト

そもそもこの映画のキャストについても違和感がすごいんですよ。

主人公のトニーがオッサンすぎる。
マジでただのダンディーなオッサンで、ダサいスーツがますます全然似合わないんですよ。びっくりしちゃうなぁ、もう。

トニーを演じたロバート・ダウニー・Jrはアイアンマンが大好きだったからオーディションに気合入れて合格したらしく、もともとはもっと若い役者を起用するはずだったらしいですよね。

別にロバートと同じような歳の人でもいいと思うんだけど、ダンディすぎるのが問題なのかもしれないし、そもそもロバート・ダウニー・Jrが問題という気もします。

そもそも実は私はロバート・ダウニー・Jrが好きだったんですよね。かっこいい役者だと思います。それまでは割と地味な役ばかりだったから、(渋い役も多かったし)違和感がぬぐえないのかもしれません。

この映画の前に「ゾディアック」にも出演してますけど、あーゆー役のほうが好きですね。

しかしロバートはまだ笑えるくらいで済みますけど、私が特に嫌だったのはペッパー役のグウィネス・パルトロー。過去作も割といろいろ観てて、素敵な役者だと思うんですけどね。この映画では髪型とかファッションとかがとにかくイケていなくて、ひたすらダサかった。

キャラがあんまり魅力的じゃなかったのもそうかもしれません。

ジェフ・ブリッジスは割とよかったかな。

まとめ

とにかくこの映画に関しては好きな所など何一つなく、むしろ胸糞。マジで嫌いな映画すぎて今後の【MERVELチャレンジ】に大きく支障が出そうなレベルでした。

(実際には直後に観た「マイティ・ソー」が面白かったので持ちこたえましたが)

今回感じたことは、とにかくMERVELと一言に行ってもいろんな映画があるんだなーという事です。これからも頑張って観ていこうと思います。

ちなみに「アイアンマン」があまりにもつまらなかったので、このシリーズはもう観なくてもいいかなと思ったんだけど、「アベンジャーズ」に出てくるスカーレット・ヨハンソンのキャラが「アイアンマン2」に出てくるようなので一応チェックしないとな、と思っています。

なお、現在この作品はU-NEXTで視聴可能です。(配信終了予定:2019年12月31日)
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