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ドラマ「Heaven?ご苦楽レストラン」全話あらすじネタバレ感想と見逃し動画配信情報!

どうもこんにちは、NITARIです。

ドラマ「Heaven?ご苦楽レストラン」が完結しましたので、あらすじと感想を書きます。

ドラマ「Heaven?ご苦楽レストラン」全話あらすじ

出演者

  • 黒須仮名子 – 石原さとみ
  • 伊賀観 – 福士蒼汰(幼少期:中野遥斗)
  • 川合太一 – 志尊淳
  • 小澤幸應 – 段田安則
  • 山縣重臣 – 岸部一徳
  • 堤計太郎 – 勝村政信

第1話あらすじ

伊賀観はとある平凡なフレンチレストランでウェイターをしていたが、営業スマイルもできなければ融通も利かないため、「サービス業には向いていないのではないか」と疑問を持っていた。

そんなある時、客として来ていた黒須仮名子にスカウトされる。
黒須に言われるがまま、伊賀はフレンチレストランを辞め、黒須から渡された地図をもとにレストラン「ロワン・ディシー」へやってきた。

ところが、同じように集まった新しい従業員は、ほとんどがフレンチレストラン未経験者ばかりで……

第2話あらすじ

「ロワン・ディシー」がオープンして一カ月たった。
しかしいまだにほとんど客は訪れず、スタッフもやる気のまるでない様子。

ある時、シェフの小澤は黒須から「料理にパンチがない」とダメ出しをされてしまう。
実は、小澤は自信がなくなればなくあるほど、塩気が減ってしまう癖があったのだ。

シェフの自信を取り戻すべく、スタッフ皆で近くのレストランへ偵察に行くことになったのだが……

第3話あらすじ

ミッドナイトランチを始めたことから、お客がだんだん増え始めていたある時。
今や伊賀なしではレストランは回らないようになっていた。

レストランが満席になったある日、オーナー席に勝手に座る女性がいた。彼女は数時間前に予約の電話をするも、満席という事で断っていた人物だった。

実は彼女は伊賀の母なのだった。
今回は伊賀の事を連れ戻すためにやってきたのだが……

第4話あらすじ

人脈や金遣いの荒さが激しい黒須。伊賀は、黒須の正体が気になり始めていた。
そんなある時、店に二人のヤクザもののような人間が現れる。

彼らの出現に、明らかに狼狽する黒須。
彼らは何かを黒須から取り立てようとしているのだ。

これは借金取りに違いない。
スタッフたちは、黒須の動向を気にしているが、彼女はオーナー室にこもって何かをしているのだった……

第5話あらすじ

レストランがオープンしてしばらくたったが、コミドランの川合は未だにミスだらけ。全く仕事を覚えていないのだった。

黒須はレストランのレビュー雑誌の覆面記者が来たのではないかと言い始める。しかし実際はロワン・ディシーを紹介されたギャルソンだった。
が、彼はロワン・ディシーをサービス面を中心に徹底的に非難し、去っていった。

そのことを癪に思った黒須は、接客が行き届いていないのは伊賀の責任と糾弾。
伊賀は川合を特訓するように言われたのだったが……

第6話あらすじ

レストランが繁盛し始めたある日。
前職の牛丼チェーン店の元同僚が店にやってきたことで、店長のに火が付いた!

堤はロワン・ディシーをより盛り立てるために様々なアイディアを挙げてゆくが、ことごとく黒須に却下されてしまう。

しかし川合が堤の提案したバースデープレートの注文を勝手に受け付けたことで、一日だけそのサービスをしてみようという事になるのだが……

第7話あらすじ

レストラン開店から1年。
賑わいを見せるようになったある日、レストランに来ていた妊婦が産気づいた騒動が勃発。何とか事なきを得たが、伊賀はレストランの存在意義について考え始めてしまった。

黒須はシェフを呼び出し、夏向けのアナゴを使った新メニューの試食をしたいと頼む。
が、何を作っても一言言ってくる黒須に、シェフの小澤はだんだん自信を失った行く。

伊賀は気分を変えようと、スタッフ皆で外にご飯を食べに行くことを提案するが……

第8話あらすじ

山縣は、のスタッフの誰もが伊賀に頼っていることに不満を持っていた。自分ももっと頼られたい。

ある日、レストランに山縣の宿敵である浦海がやってくる。
山縣はその日だけは自分を頼るように、と皆に指示する。

浦海がやってきて皆は驚いた。実は彼は見た目が山縣にそっくりなのであった。
かくして山縣と浦海のバトルが始まったのである……

第9話あらすじ

黒須が仕上がった原稿を見せるために店に来ないことになった。
これまでにあらかじめオーナーが店に来ないと知らされる事はなかった。スタッフはご機嫌で仕事をしていた。

一方の黒須は原稿を渡す日取りを間違えてしまい、出版社から追い返されてしまう。
意気消沈した黒須はレストランに戻ろうとするが、さまざまな不運に見舞われ……

第10話あらすじ

黒須の出版社がつぶれてしまった。
そのタイミングで再び現れた伊賀の母。また伊賀を連れ戻しに来たのかと思いきや、両親だけ転勤でジンバブエに行くことになるとの報告だった。

出版社がつぶれたことをきっかけにオーナー業に専念すると宣言した黒須。
ジンバブエへ行った両親が気になっている伊賀が去ってしまってはロワン・ディシーは終わってしまう……

黒須とスタッフたちは何とか伊賀を引き留めようとするのだが……

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ドラマ「Heaven?ご苦楽レストラン」ネタバレ感想

NITARI
NITARI
はっきり言って超面白かった。

あまりにも毎回面白くて楽しくて愉快なので、このままずーっと終わらずにいてくれればいいと思っていたほどです。

なので、「来週最終回!」という予告を観た日にはとてつもない喪失感に見舞われてしまいました。
それほど、文句のつけようがなく面白かったです。

しかしドラマが終わってからTwitterで評判を見たところ「ヘブン 面白くない」との予測が出てきてしまうほど不評だったことを知りました。

ショックでした。
こんなに面白い作品はそうそうないのに、一体どこがどう面白くなかったのか?さっぱりわけがわかりません。

今回は、「Heaven?ご苦楽レストラン」がどのように素晴らしかったのかを書いていこうと思います。

「Heaven?ご苦楽レストラン」感想①ストーリーのユルさ

このドラマがなんでこれほどまでに素晴らしかったのかと言えば、ひとえに全体的にダラダラしているからです。

このドラマには一見すると全く何のメッセージもないし、全体的にすごくだらだらしていて無駄な間が多く、展開もとてもノロノロしています。

おまけに話はあっちこっちに流れてゆくし、一体何がしたいのかが分からないと言われるとしたらその点なのかもしれません。

実際、このドラマの全話のあらすじを書くために最初の部分だけでもすべて見直したのですが、話がなかなか始まらない

「あらすじ」というのはお話の核を書くためのもの。普通の作品は最初の5分くらい見れば本題に入ってゆくものなので、そこまででサクッと書いていけばいいのです。

しかし、このドラマは一体どこが本題なのか、かなりじっくり見ないと分からないという特徴があります。これは1時間枠のドラマとしてはかなり珍しいです。

例えば、川合君に注目が集まった第5話。

この回はまず、レストランに覆面の調査員が入ったのではないか?という話から展開が始まります。一人一人、「誰が覆面調査員だったんだろう?」と記憶を探ってゆき何となく誰がそれだったのかを特定。さらに、その覆面調査員だと思われていた男が再びやってくるわけです。

実はその覆面調査員と思われていた男は、黒須の友人から紹介されていたギャルソンだったわけですが、彼がレストランのサービスをディスることから黒須に火が付き、伊賀に川合の教育を指示する、という話です。

川合が主役の回なのに、めぐりめぐっていよいよ川合の教育をするというまでにこれだけ前話が展開していくわけですよね。

このように、このドラマは本題に入るまでが異常に遅い!
もしかしたらこのドラマに不満を持った人の多くは、何が本題なのかよくわからないというところが一番問題だったのではないでしょうか?

ドラマや映画に「本題」は必要なのか?

そもそも、ドラマや映画に「本題」は必ず必要なものなのでしょうか?
起承転結で言うと「起」の部分ですよね。

私は特にこの「起」についてそれほど重要視していません。

特にドラマというものは大体50分枠になっているために、かなり時間に追われていて、初期の段階で話に入っていかないと視聴者がついてこられないという特徴はあります。

一方でその概念のとらわれすぎるあまりに、どんなドラマを見ても大体同じものに見えてしまうんですよね。

一般的にウケる作品を50分で作ろうとすると、大体何分くらいで「起」何分くらいで「承」何分くらいで「転」何分くらいで「結」と言ったフォーマットは出来上がってしまいます。

それはドラマだけではなく、映画にも言えることです。

どんなドラマを見ても映画を見ても大体構成が同じでつまらないと思うのはそういう事です。

「Heaven?ご苦楽レストラン」感想②構成の巧みさ

今回の「Heaven?ご苦楽レストラン」に関しては、全体的に起承転結の定まらない展開にしたのはあまりにも自由で素晴らしい点だったお思います。

もちろん、このドラマは1話が50分以上と、普通のドラマより若干長かったことも理由になっているとは思います。

しかし、若干話が長めの「Heaven?ご苦楽レストラン」がどのシーンももれなく面白いといった作品になったのは、構成が素晴らしく巧みだったからと言えます。

先ほど、「無駄なシーンばかりで面白い」と、褒めたのかけなしたのかよくわからない言い方をしましたが、実はよくよく見てみると、このドラマは最初から最後まで緻密に計算された伏線がちりばめられていることがわかります。

特に私が好きな回が、第3話で伊賀の両親が登場する回です。

この回で途中から父親が出てきた展開があまりにも面白くて抱腹絶倒でしたが、よく見てみると最初からずーっと父親がいたのだという伏線が張られているんですよね。

最後に残った傘が2本だったり、レストランでもさりげなく母は誰かと話しているような雰囲気が少しだけ出ています。

そういう、細かい伏線の回収があまりにもうまいんですよ。

先ほど、このドラマは「本題に入るのが遅い」という話をしましたが、一方で、もちろんドラマの大筋となる話に入るタイミングは割と遅くはあるのですが、それまでの展開でもかなり多くの伏線を貼っており、ドラマの最後ではそれらを見事に回収してゆきます。

それだけではなく、一つの本題とは違うサブストーリーも見事に展開させ、最終的に一つの作品と結論をまとめ上げる手腕にははっきり言って脱帽です。

「意味がない」と思われている事すべてに意味が合って、ドラマのお話のまとめに向かってすべてが展開されているんですよね。

これはあまり気づく人は少ないかもしれませんが、ミステリー作品の手法に近いものすら感じます。
ミステリー作品は冒頭で謎を強調するのに対し、「Heaven?ご苦楽レストラン」のようなお気楽なコメディは際立った謎などを設定することなく自然に興味をあおってゆく点において、一般的なミステリー作品よりも遥かに難易度が高いんですよね。

しかも、かなり緻密に伏線を貼っているにも関わらず、「伏線を回収している」という事に気づかなくても、それはそれでOKっていう作りになっている気楽さも素晴らしい。

なんでも間でも伏線を回収したがる昨今の風潮からすると、本当にぼんやりユルユルに見えるこの作品の何と計算されたことかと思い、ひたすら感服仕切りでございます。

「Heaven?ご苦楽レストラン」感想③キャストのすばらしさ

それにしてもこのドラマはキャスティングもあまりにも素晴らしかったですよね。

私は元々「あまちゃん」の時から福士蒼汰が好きですが、このドラマでも素晴らしい存在感を見せてくれました。

福士蒼汰の凄いところは、その卓越した笑いの演技の細かさにあると思います。
彼が特別演技がうまいか?と言われれば特にそのようには感じませんが、今回のように細かい笑いを要求されたとき、俄然光り輝くのが福士蒼汰だと思っています。

それに見た目がカワイイですね。

川合役の志尊淳も素晴らしかったと思います。

志尊淳は元々きちんと作品をすべて見るという機会がありませんでした(出演している作品2~3本は途中でやめてしまったので)。しかし、志尊淳に対しては比較的良い印象があったんですよね。

川合役を演じたことで一気にその面白さが花開いたような気がします。
やはりタイプとしては福士蒼汰と同じような感じで、地の面白さによってキャラクターを魅力的にできる人だと思います。

私は面白くない人は嫌いなので、やはり志尊淳はこれからも注目したいなと思います。

もちろん石原さとみもかわいいし最高でした。
石原さとみって意地で態度のでかい女をさせたら右に出るものはいないのではないでしょうか?あまりにもはまり役だったと思います。

もちろんほかのキャストも全て素晴らしかったです。

キャストだけではなくスタッフの笑いのセンスも素晴らしく、細かい部分でも徹底して笑わせようとする姿勢は本当に素晴らしいですよね。

「Heaven?ご苦楽レストラン」感想④誰でも自由に生きてゆける!

「Heaven?ご苦楽レストラン」にこれほど感動した大きな理由は、それらのドラマの作りが素晴らしかったのもありますが、「自由に生きる」というテーマの描き方があまりにも素晴らしかったからです。

先ほども言ったようにこの作品は全体的にユルく、何が言いたいのか分からないと言われればそうなのかもしれません。

しかし、「Heaven?」が言っていることは、どうしようもないダメな人達でも自由に生きていけるという、「救済」なのではないかと思うんです。

この作品に出てくるキャラはみんなどこかねじ曲がっているしどうしようもない人たち。特にオーナーの黒須を中心にそんな感じですよね。

このドラマでは必ず最後は自由や多様性を認めるといった展開になっているところは本当に素晴らしいと思いました。

特に最終話の、ロワン・ディシーが焼けてオーナーが去った後、スタッフたちが場所を変えながらレストランを続けるという展開の自由さには、あまりにも感動して泣いてしまいました。

場所なんか別になんでもいいよね、自分たちがいればという、束縛されない自由な発想って素晴らしいと思いませんか?

ドラマの展開自体が非常に自由であるのみならず、この作品には現代人が忘れてはいけないメッセージが含まれていると思います。

まとめ

というわけで私は100%「Heaven?ご苦楽レストラン」をおすすめしたいと思います。

現代に生きる人たちこそ、このドラマを見てストレスを発散し、自由に生きていけばいい!と思っていますよ。

なお、この作品は2019年9月現在、Paraviで配信しています。
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