イタリア

【フォロ・ロマーノ】みどころ19ポイントと地図つき完全ガイド!

今や多くの古代ローマ遺跡を目撃したNITARIですが、一周回ってやはりフォロ・ロマーノは最強にして最高だったので、徹底的にレポートしたいと思います。

ちなみに広いフォロ・ロマーノはじっくり見たら1日とかかかってしまいそう。
そんな時間かけられないよ!という方は、高速で見どころを網羅する解説も書いてますので、合わせて参考にしてください!↓

【フォロ・ロマーノ・パラティーノの丘】基礎知識

ローマにある古代ローマ遺跡として最も有名な建築物は、当然のことながらコロッセオであることは疑いようがない点だと思います。

特にローマに興味のない方だったら、そもそも「フォロ・ロマーノって何?」という状況かもしれません。私もそうでした。
あまつさえ、時間の余裕がないからコロッセオだけ見ればいいよね、なんていう人や、そもそもそのような設定のツアーもあるのかもしれません。

そんなもったいない事があるとするならば私は泣きたいです。
そのくらい私はこの場所に魅了されています。

さて、そんなフォロ・ロマーノですが一体どこにあるのか?といえば。

ローマの中心地のこのようにでかでかと面積を摂っているのがフォロ・ロマーノです。

正確に言えば、低地にあるのがフォロ・ロマーノで、小高い丘の部分がパラティーノの丘という名前です。

一応名前では区別はされていますが、チケットも共通だし中は繋がっているので厳密な区別はありません。

フォロ・ロマーノとは?

フォロ・ロマーノ

古代ローマの遺跡を巡っているとしょっちゅう目にする「フォロ」とは、「フォーラム」の語源といわれています。つまり、集会所、とかそんな感じのニュアンスですね。

公共の広場の事です。

少しでも規模の大きな古代遺跡だとたいてい残っていますが、多くが街の中心に位置しています。
つまり、フォロ・ロマーノっていうのはそれこそ古代ローマの政治の中心地だったわけです。

かつての図↓

フォロ・ロマーノの昔の図Wikipediaより

バジリカ(公会堂)や公共の建築物や多くの神殿が並んでいたようです。

古代ローマ時代は多神教国家だったので(途中からキリスト教に切り替わりますが)、皇帝は亡くなると神として神殿が建てられたりしました。

なのでやたらに神殿があるのはそのためです。

フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘のみどころ解説

では、ここからは地図に添って見どころを解説していこうと思います!

すべての見どころを網羅しているわけではありません(そんなことは大変すぎてできません!)が、基本的な見どころは紹介できていると思います。

まずは紫●のフォロ・ロマーノの解説から。

フォロ・ロマーノ

①チケット売り場

チケット売り場は2か所にありますが、私は必ずこの①に記したチケット売り場でチケットを買って入場しています。

地下鉄のコロッセオ駅に近いチケット売り場は混雑している印象があります。

チケットはコロッセオと共通ですが、コロッセオのチケット売り場も混んでるので、ここで買ってから入ったほうが早くておすすめです。

②エミリアのバジリカ

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入場してすぐに右手に見えてくるのが、エミリアのバジリカです。

バジリカっていうのは会堂っていう意味です。フォロ・ロマーノにはたくさんのバジリカがあります(もっと言えば、古代遺跡の中心地「フォロ」の付近にはバジリカが結構あります)。

エミリアのバジリカはかなり古くて、紀元前179年にエミリア一族によって作られたもの。その後、いったん火災で焼けてしまったんだけど、アウグストゥスの時代に再建されたそうです。

今はもうほとんど形を残していないけど、めちゃくちゃかっこいいですね。

③クーリア

クーリア元々作られたものをカエサルやアウグストゥスが再建。中世の時代には教会が建っていたそうだけど、今建っているものはディオクレティアヌス帝時代の遺跡をもとに、今世紀になってから復元したものだそう。
ちなみに、ここにあった聖堂の扉はサン・ジョバンニ・ラテラノ大聖堂に移動されています。

④セヴェルスの凱旋門

セヴェルスの凱旋門

203年にセヴェルス帝を記念して建てられた凱旋門。

よくわからないんだけど、たぶん凱旋門の手前にあるレンガの丸いのは「ローマのへそ」って言われてたものらしいです。「ローマの中心」らしい。

⑤サトゥルヌスの神殿

サトゥルヌスの神殿

その巨大さから、どんな建物が建っていたのか想像できそう。
かっこいいです。

またの名を「アエラリウム」と呼ばれて、国家の財宝が収められていたそうです。

無駄な情報としては、この神殿の後ろ側からの眺めはめちゃくちゃ素晴らしいんだけど(敷地外なので無料で観れる)、写真を撮るときにうまくこの神殿を入れ込むと素敵な写真になります。

⑥ユリウスのバジリカ

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バジリカ・ユリアです。

ここがまたフォトジェニックなんだよね~。
かなり広いバジリカで、カエサルが建ててアウグストゥスが完成させたバジリカ。

バジリカとは公会堂なので、基本的に大きなものが多くて、その跡地もかっこいい。

ちなみにこの位置からだと、向こう側に見える3本の柱(カストルとポルックスの神殿)が非常にポイントになって大変かっこいいのだ大好きだ。

カストルとポルックスの神殿

カストルとポルックスの神殿を反対側から見た。

これもまたフォロ・ロマーノに素晴らしいインパクトを与える造形です。
カストルとポルックスというのは、双子神のことだそうです。

この神殿はかなり大きいです。
そしてこのちょうど後ろ(写真を撮っている私の後ろ)にあるのが、

⑦ヴェスタの神殿

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炉とかまどの女神ヴェスタにささげられた神殿。4人から6人の巫女が「聖なる火」を守っていた神殿だとのこと。

⑧カエサルの神殿

カエサルの神殿

カエサルの神殿は意外と地味です。

泣く子も黙るカエサルなのに……
もちろん、別にカエサルばっかりこんな地味な神殿を建てられたわけでななくて、これしか残ってないってことです。

私が行った日は猛暑で、とにかくフォロ・ロマーノには日陰がないので、カエサルの神殿は休憩所と化していました。邪魔くさいですがしかたないです。

⑨ヴェスタの巫女の家

ヴェスタの巫女の家

先ほどご紹介した、ヴェスタの巫女たちの住居があったところ。すごく広い。
中の池に水が張られてて素晴らしくきれいでした。前に来た時にはこんな演出はなかったな。

横にある巫女像の一つの頭部が欠けているんだけど、巫女の一人がキリスト教に改宗したから、という説があるようです。

パラティーノの丘

ヴェスタの巫女の家のあたりから見たパラティーノの丘です。
圧巻としか言いようがない感じ。

⑩アントニヌスとファウスティナの神殿

アントニヌスとファウスティナの神殿

アントニヌス帝が妻のファウスティーナのために建てた神殿で、アントニヌス帝の死後には彼自身もここに祀られたそう。

これは後方の建築様式が明らかに違いますけど、遺跡を利用して17世紀に建てられた教会です。

その横にあるのがロムルスの神殿。

⑪ロムルスの神殿

ロムルスの神殿

マクセンティウス帝が幼くして死んだ息子ロムルスのために建てた神殿だそうだけど、完成前にマクセンティウス帝は戦士したので未完らしいです。

別にマクセンティウス帝が死んでもせっかくなら完成させればいいのに。

そういえばマクセンティウス帝といえば、アッピア街道にも息子のために競技場を建設していたのが、途中で息子が死んで未完(というか、使われなかった)だったんだよね。

悲しい未完の帝王だったんだね。

⑫マクセンティウスのバジリカ

 
マクセンティウスのバジリカ

そのマクセンティウス帝が建て始めたバジリカですが、これは公共の施設だったので死んだ後も引き継がれたのだろう。のちにコンスタンティヌス帝が完成させた。

これはフォロ・ロマーノのなかで最も大きな遺跡だと思います。

とにかく巨大。
この日は何か催しのステージが設置されていました。

⑬ティトゥスの凱旋門

ティトゥスの凱旋門

これはフォロ・ロマーノの中でもなかなか重要な見どころ。
70年にエルサレムでの戦勝を祝して建てられた凱旋門。ティトゥス帝の死後に建設されたそう。

ものすごくざっくりですが、以上がフォロ・ロマーノの見どころでした。

次のページはパラティーノの丘の解説です。

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