どうもこんにちは、NITARIです。
現在私は、フリーランスのマーケター兼SEOライターとして業務委託で仕事をしています。
今回は、
- 私が営業文を送る時に工夫したこと
- 営業メールを作る時に必要な事
を解説していきたいと思います。
フリーランスに必要な営業力とは?

まず、そもそもなんですけど、皆さん、営業してますか?
営業している方は、どんなふうにしていますか?
「そもそも営業ってどうやって良いのかわからない・・・」
っていう人も多いのでは無いでしょうか?
私自身はブロガー出身です。
ブロガーって私以外にもそうだと思うんですけど、クライアントワークが主な収入源にならない事も多いと思います。
私は全然ですけど、有名ブロガーの場合は仕事が降ってくるっていう人もいると思います。
そういう場合は「営業される側」なので、こちらからの作法はあまり気にしなくてもいいですよね。
ただ、いざフリーランスをして仕事をしようとしている人。
例えば、
- Webライター
- デザイナー
- 動画編集者
このあたりの方々は、特に未経験から営業をするとなると、それが副業でも本業でも「営業スキル」は必須となります。
でも、意外と「営業力って一体何のこと?」って思ってる人多いと思います。
フリーランスの「営業力」とは?
ではそもそも「営業力」ってなんのことだと思いますか?
色々な言い方があると思いますが、ここでは
「自分の事を知らない人から受け入れられる能力」
と定義してみたいと思います。
仕事を受ける場合って、それが友人からの紹介だったりする場合を除いて、「完全に初対面」である事がほとんどです。
で、その「初対面」の相手からなんとか信用を得て仕事を受注することになるわけですよね。
営業で最も重要な「第一印象」の話
あなたは、人と関わる時に第一印象を重要視しますか?
ほとんどの方がYESだと思います。そうでない方も、多分気にしていないけど第一印象って頭の中に残ってしまうものだと思うんですよ。
だから、営業における「第一印象」は、特に仕事をする上で最も大切にするべきだと思います。
でね、現代社会における「第一印象」っていうのは、そのまま「営業メール」のことだったりします。
だって、世の中のすべてのフリーランスが、営業しようと思っていきなり会社に押しかけたり、アポも取らずに家の前で待ち伏せたりしないですよね?
断言してもいいですが、正直、全員が「営業メール」から入るんです。
だから、私は「営業メールに気を使おう」と言っているっていうわけです。
フリーランスの営業方法を紹介

でも、そもそもどうやって営業先を選んだら良いの?
って思う人いますよね。私も同じことを考えていました。
クライアントには大きく分けて以下の2つの場合があります。
- 求人募集している場合
- 求人募集していない場合
「えっ求人募集していないのに営業掛けるのって意味ある?」って思った人、いませんか?
甘いです。
例えば、あなたが夕飯にハンバーグ食べたいなあと思ってたとするでしょ。
でも恋人が夕飯当番だったりして、ハンバーグめんどくさいしお肉も買わないといけないし、お願いするのは申し訳ないなあ・・・と思ってるところで、
恋人「そろそろ食べたくなる頃だと思ってハンバーグにしたよ」
っつってハンバーグ出てきたらどう思いますか?
ハンバーグ旨いって以上に、その恋人の事好きになりますよね?
人はいちいち自分の要望を口に出して言うとは限りません。
特に、仕事の求人とか特にそうです。だってめんどくさいじゃん。
私が仕事を受けることになった方は、別にWebマーケターなんか募集してませんでした。
「私」が「勝手」に必要かなと思って営業をかけて、上手くニーズにハマったまでです。
それでは少し戻って、求人に対するアプローチについてお話します。
営業先が求人を募集している場合
クラウドソーシングサイトや、企業サイトなどを漁っていると、「求人募集」がかなりたくさん出てきます。
多くのフリーランサーはこちらに応募して営業をすることが多いですよね。
また、最近ではTwitter求人なんかも増えてきていて、単発のお仕事はもちろん、継続の仕事や、場合によっては正社員なんかもTwitterで募集することも少なくありません。
求人に応募するメリットとしては、
- 需要があるかどうかがはっきりしている
- 給料面などの給料がはっきりしている
などがあります。
何よりも、そもそも募集している時点で数人の採用は確保する前提となりますよね。
一方で、求人募集のデメリットとして
競争率が高まる
といったことが想像できます。
営業先が求人を募集していない場合
それでは、営業先が求人を募集していない場合はどうでしょうか?
今回はデメリットからいって見ましょう
- 募集していなかった場合、華麗にスルーされる
- なので多くの場合、スルー
となります。
求人を募集していない場合は華麗にスルーがデフォルト、と思って望むべきかも知れません。
さて、ではメリットは
- 募集したいと思っていたタイミングだと圧倒的にハマる
- 失敗してもスルーされるだけで特にダメージは無い
ということが言えそうです。
まあもちろん営業を掛けるのに手間はかかりますので、そういった時間的なコストは消費してしまいますが、その分成功したら、多くの募集を掻い潜るよりも対等な関係を築ける可能性もあります。
募集してそうな営業先を探すコツ
それでは、どんなふうに営業先を探せば良いのでしょうか?
これは、ジャンルによっても変わってくると思います。
まず、自分がやりたいと思うジャンルを当たります。
ただ、ここで注意点は、自分がやりたい業界に直接営業をかけても失敗する可能性が高いって言うことです。
私がおすすめなのは、「他の業界で成功している人のサブジャンルを狙う」というところです。
例えば私の場合は、なんともいいますがWebマーケター兼ライターなので、ブログを書いたりSEOコンサルできるサイトを探すのが早いんです。
だけど、そこでSEOコンサルできるブログをググっても、大体世の中の上位に位置するブログなんて既に全然稼いでいるか、専属のライターとかがバッチリいるわけです。
私がアプローチしたのは、「YouTubeで成功している人でブログをやっている人」でした。
正確には私はそもそもクライアントさんのYouTubeを動画編集勉強用に見ていたので、そこをわざわざ狙ったというわけでもないのですが・・・
ある時ブログの存在に気づいて、そのブログがもう少しSEO対策の余地が残っている事に気づいたので、営業をかけて成功したわけです。
これは私がライターだった場合ですが、例えば逆に今は多くのブロガーがYouTubeに参戦しています。
でも結構苦戦している人、いるんですよね。。既にブログで成功している人でも。
もし動画編集で営業を掛けるんだったら、最近YouTubeを始めたブロガーにアプローチします。
あと、例えばデザイナーやイラストレーターだったら、YouTubeのサムネイル作成なんかも結構良いお金になるといいます。
「例えばこんなサムネにするだけでクリック率が上がりますよ」なんて感じで見本を作って営業メールに貼り付けるのも良いかも知れません。
フリーランスの営業メールの書き方のコツ

さて、ここからはいざ営業メールを書くぞ!という人におすすめのメールの書き方を紹介していきます。
営業先が個人か法人か?
まず確認したいのが、営業先が「個人」なのか「法人」なのかっていうところです。
先程から私は基本的には「個人」の話をしていますけど、もちろん「法人」に営業をかけてはいけないということは全くありません。
特に法人の場合は個人と違い、Twitterで気軽に求人など出したりできないし、コストが余計にかかるため「〇〇の求人出したいけどお金かかるしな~」なんて言うことも少なくありません。
そこを狙って営業メールを書きましょう。
「法人(企業)」に営業メールを書く
フリーランスをやっている皆さん。注意して下さい。
フリーランスは法人に結構なめられています。
今、フリーランスや副業で仕事をしようとしている人は爆発的に増えています。それ自体は良いことだと思います。私もフリーランスだしね。
ただ、その分質の低いフリーランスか副業が多いっていうのも事実です。
メールの書き方、知らないんですよ。
まず始めに確認してもらいたいのは、相手が企業かどうか。
まず、企業だったら100%硬い営業メールにしましょう。
「個人」に営業メールを書く
個人の場合はゆるくても良いのか?といえば、私個人としてはNOです。
個人の場合でもなるべく固めの方がナメられないので、基本的には個人も法人も大差なくちゃんとしたビジネスメールを書く必要があります。
ただし、個人の場合、場合によってはあまりにも硬い文面だと敬遠されてしまう場合もあります。
程度によりますが、「貴社が~」とか「尽力してまいります」なんて言い回しが肩が凝っちゃう場合もありますので、常識の範囲内で読みやすく柔らかい文章にすることは悪くないかも知れません。
もちろん、絵文字とかはNGです。
人によるかも知れませんが、ビジネスメールで絵文字使う人昔いましたけどむかつきますね。私は硬いタイプなので。
営業先が求めているものを考える
これは、「募集がある場合」でも「ない場合」でも同じですが、「この営業先はここを求めてるんだろうなあ」っていうことを見つける事が早道です。
例えば、有名企業が「SEOライター」を募集していたら、これはもう商品を売れるSEOの知識があって、ほっといてもSEOライティングできるレベルのスキルを持ってる人を求めてるんだなってわかりますよね。
そしたら営業文には、自分のSEOライターの実績や、SEO集客のブログの実績を書くべきです。
そこに、「自分はこんな感じの経歴(〇〇って大学に行ったあと就職して上手く行かなくてフリーランスになりました)」とか、「いつからライターしてます」なんて言う情報はいらないわけですから。
営業先にアピールしたいポイントと「自分を雇ったらこんなところが貴方にとって得よ」ということも書いても良いかも知れません。
それらの情報は、箇条書きにするとわかりやすいと思います。
フリーランスの営業メールの件名
さて、ここからは実践編です。
営業メールの件名ですが、「わかりやすく」ということと同じくらい、「他のメールに埋もれない工夫」も必要。
求人に応募する場合には、「〇〇(求人名)に付きまして(●●本名)」など、求人名をかけばいいと思います。求人してるくらいなんで、まあまあ見てくれるでしょう。
件名に自分の名前をかいたほうがいいらしいですね(私やってなかったけど 笑)。
問題は、求人を募集していない場合の件名です。
まあこれも特に難しく考える必要はありません。
「御社の運営する〇〇(サイト名)に対してのご提案(●●本名)」みたいな感じでいいのでは無いでしょうか。
件名で気をつけるのは、なるべく目立つようにしながらも、回りくどくない言い回しをすることです。
例えば、「御社の運営されている〇〇(サイト名)のライターとして応募させていただきたく思います」みたいな、「~いただく」とかいう表現は鬱陶しいので取りましょう。
フリーランスの営業メールの例文【テンプレート】

以上の事を踏まえて、フリーランスの営業の例文を作ってみました。
私がクライアントさんに送ったメールを少し修正していますので、これを元にして各々で作ってみて下さい。
ちなみに、これは「求人募集していない場合の営業メールの例」です。突然のメールなので多少正体がわかりやすい用に色々説明を入れています。
求人募集している場合は、もう少し完結にしても良いかも知れません。
件名:運営サイト「〇〇(サイト名)」についてのご提案(●●名前)
〇〇様
はじめまして、〇〇(仕事)をおります、〇〇(名前)と申します。
いつも動画を拝見しています。
特に〇〇という動画はとても勉強になりまして、何度も見て参考にさせていただいています。
今回は、貴社が運営されているサイト「〇〇」について、Webマーケティングを業務委託として承れないかと思い、メールさせていただきました。
当方の実績と致しまして、
- ブログ運営(月間〇〇PV~)
- 記事執筆代行(サイト名&リンク)
- インタビュー記事(サイト名&リンク)
貴社の運営サイト「〇〇」はSEOの観点からしても、失礼ながらまだまだ改善の余地があるかと思い、ご連絡致しました。
ご興味をお持ちいただけましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
●●(名前)
実際はもっとごちゃごちゃ色々とくっつけたのですが(笑)、こんな感じでいいと思います。
私の場合はもともとクライアントさんのYouTubeを見ていたので、なんとなく性格を分かっていて営業しやすかった、というのもあります。
営業を書ける場合はこの点は重要で、ある程度相手のことをよく調べて、方向性を見極めて置くことが必要です。
一番やってはNGなのは、コピペ感満載の営業文ですね。
なので、「あなたのファンだ」ということをアピールできる一文「特に〇〇という動画はとても勉強になりまして、何度も見て参考にさせていただいています。」という文言を入れています。
これが効果的かどうかはなんとも言えませんが、これを入れることがデメリットになるとは思いません。
私自身、ブログの方に営業メール来るんですけど、99%は定型文で読む価値ないですね(サービスや内容が特別よかったら検討する感じです)。
まとめ
ということで今回は、フリーランスの営業メールの書き方について紹介してきました。
このブログでは、今回のようにフリーランス生活に役立つ情報や、自由に生きてゆくライフスタイル、仕事に使える映画や教養について発信しています。
参考にしていただければ幸いです。
ではまた!