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「プーと大人になった僕」あらすじ感想。昔プーが大好きだった大人たちへ。

プp>どうもこんにちは、NITARIです。

「プーと大人になった僕」を観ましたので、感想です。

「プーと大人になった僕」あらすじ

出演者

  • クリストファー・ロビン – ユアン・マクレガー
  • 子供時代のクリストファー・ロビン – オートン・オブライエン
  • イヴリン・ロビン – ヘイリー・アトウェル
  • マデリーン・ロビン – ブロンテ・カーマイケル
  • ジャイルズ・ウィンズロウ – マーク・ゲイティス

お友達だったくまのプーとお別れをした、子ども時代のクリストファー・ロビン
その後の寄宿学校での生活は、楽しいものとは言えなかった。

大人になり戦争を経験したクリストファー・ロビンは、かつての仲間たちの事を忘れ、現在は旅行カバン会社で働いている。

戦後だった当時、旅行は今のように誰でも楽しめるものではなかったため、旅行カバンの売り上げは芳しくない。
クリストファー・ロビンは上司から、人員削減を言い渡されてしまう。会議は翌週の月曜日で、人員削減を回避するためには週末の家族旅行を返上して仕事をしなければならなかった。

クリストファーは妻と娘にそれを告げると、二人だけで旅行に行くといって、クリストファーの育った村へ出発してしまった。

一人残されて仕事をしようとしていた矢先、昔の友人であるプーがロンドンにやってきたのだった。

「プーと大人になった僕」の感想

映画館で見逃してしまっていたのですが、ようやく見ることができました。

すごくよかったです。
とはいえ、昔からくまのプーさんが好きでなかった人や、子どもにはどれくらい響くのかはなんとも言えないかな、と思います。

「くまのプーさん」が好きだった大人に向けた作品

私は小さいころは児童文学やジブリ&ディズニーアニメが大好きな文学少女だったんですよね。

その中でもいくつかすごく好きな作品があったのですが、その中の一つが「くまのプーさん」でした。

「くまのプーさん」は、第一作目のアニメ映画が大好きでかなり繰り返し見ていたし(スピンオフも少しは観ていましたが、何といっても第一作目が大好きでした)、原作も何度も読み返していました。

図書委員だった時に、学校の図書館に「くまのプーさんの絵本セット」を入れるべく先生に直談判したり、思い返してみるとなかなかプーさんには心奪われていたようです。

「プーと大人になった僕」を観た多くの大人が、こうやって「自分もこんなにプーさんが好きだった!」アピールをしているのでしょうが(笑)。

「プーと大人になった僕」は、観るものを試すような作品ではないかな、と思います。
これを観て、特に何の関心も抱かない人は、とってもクールなのか、仕事が大好きでそんな感覚すら麻痺しているのかのどちらかのような気がします。

私自身、この映画を見て同心に帰ったというか、好きだったプーさんの事をすっかり忘れてつまらない大人になってしまったような気がしました。

が、実際は今現在の私の仕事がフリーランスっていうか、ブログばかり書いている自由人なので、考えてみると私にはまったく当てはまらない感あるね。。

そんな私が、一瞬クリストファー・ロビンに感情移入しそうになったけどそれはさすがに失礼かなと思ったわけですが、ともかく私はこの映画のクリストファー・ロビンの描き方はとても良かったと思います。

「プーと大人になった僕」のストーリー

それだけではなく、この作品はストーリーがよくできていたと思います。

つまらない普通の大人になったクリストファー・ロビンとプーの再会というストーリーであることはわかったんですが、初めはプーを受け入れられないクリストファーが、やがて心を通わせて昔を思い出すっていうシンプルな話だと思ったんですよね。

実際、そういう映画ではあるんですが、プーを送り返すために100エーカーの森へやってきたクリストファーは、そのままいろいろな経験をしてだんだん童心を取り戻して、妻と子に会ってめでたし、というような話かなと思いました。

ところが割とあっさり100エーカーの森のシーンは終わります。これは意外でした。
そして妻子に見つかってしまうくだりで、「やっぱり来てくれたんだ!」って喜ぶのかなと思ったらもっとひどいことになってしまったのも意外だったし、そのあとはクリストファーの話ではなくて娘のマデリンとプー達の冒険になるのも意外でしたよね。

この作品は当初の設定から変に引っ張らずに話がどんどん展開していくのが気持ちいいし面白いなと思いました。

こういう意外な作品は好きです。

ラストの仕事の収まり方

最終的には、旅行カバンの売り上げ不振とブラック会社の利害が一致して、一気に話はまとまってゆくわけですが、観方によっては「こんなにうまくいくわけないじゃん」っていう感じに思うかもしれません。

確かに、この部分はかなり都合がいいと思いますし、うまくはまりすぎた感があるかもしれません。

とはいえ、こういう作品に関しては、もうこのラストをどう思うかは観客にゆだねられているというか、観ている人がどう思いたいかっていうところのような気がするんですよね。

私は全体的にこの作品に好意を持てたので、理想主義的すぎるとしてもラストも納得できたんですが、まあこれ納得できない人もいるかもしれません。

ただ、この映画に関して言えば重要なのはやっぱりクリストファー・ロビンが自由を取り戻せるかどうかで、プーとの関係や家族との関係がうまくいったというのは夢があっていいですね。

「プーと大人になった僕」のぬいぐるみたち

普段はかなり辛口派で現実主義な私ですが、この映画をかなり好意的に受け入れられた圧倒的な理由は、ぬいぐるみたちの圧倒的な愛くるしさです。

あまりにも素晴らしくかわいらしすぎて、公式のぬいぐるみを全部買いたいと思うほどです。あまりにもかわいらしすぎて。

この作品を作った人は本当にぬいぐるみの可愛さを完全に熟知していると思います。

あざとさの一歩手前でカワイイ感じを表現するのは本当にすごい。プーさんの表情、口の動きやイーヨーのふわふわ感、ピグレットの手の動きやディガーのつぶらな瞳。

思い出しただけで胸がざわざわするくらいかわいらしくて、マデリンや奥さんが手に一杯ぬいぐるみを持っていたように私も持ちたいと切に思うほどでした。

クリストファー・ロビン役のユアン・マクレガー

90年代からよく知っているユアン・マクレガーで特に好きでも嫌いでもなかったのですが、「ゴーストライター」で「もしやこの人イケメンか?(今更ー!)」と思ってから気になるようになって、先日「ブラックホーク・ダウン」で笑わせてくれ、そして今回の「プーと大人になった僕」でも素晴らしい演技を見せてくれました。

いい役者ですよねー、本当に。
すごく今更ですが。

この作品はユアンなしでは表現できなかっただろうなと思います。

アニメ版「くまのプーさん」を観なおしての感想

今回、アニメ版の「くまのプーさん」を改めてみてみました。
かなり覚えているような気がしていましたが、新しい発見もあってすごくよかったです。

ラストのプーとクリストファー・ロビンの別れのシーンはよく覚えています。
かなり哲学的で素晴らしい作品ですよね。

このアニメに比べると、やっぱり「プーと大人になった僕」は説明的で普通の映画かもしれません。

ただ、「プーと大人になった僕」を観て、私のように「くまのプーさん」を見返す人はすごく多いと思うんです。
それで改めてこの作品を観た大人は、必ず元の「くまのプーさん」にも感動すると思うんですよね。

それはそれで、とても素晴らしい気がします。

「くまのプーさん 完全保存版」はU-NEXTで配信されています。(2019年8月現在)

「くまのプーさん」をU-NEXTで観る。

まとめ

というわけで「プーと大人になった僕」はとってもおすすめの作品です。

それから、先ほども紹介しましたが「くまのプーさん」の原作も素晴らしいので紹介しておきます。