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ローマの教会で無料鑑賞できるカラヴァッジョ作品のまとめ

カラヴァッジョは言わずと知れたルネサンスの巨匠。日本でも大変有名です。

ローマには彼の作品がたくさんありまして、しかも教会に飾られたものに関してはほぼ無料で見ることができます。

今回は、そんなカラヴァッジョの【ローマで無料で見れる作品】をピックアップしました。

カラヴァッジョとは?

カラヴァッジョ

「光と闇の画家」といわれたカラヴァッジョの作品は、見ればすぐに彼の作品だと分かる(か、彼一派の作品だと分かる)特徴的なものが多い印象。

とにかく写実的で、ここまでやるかというくらいリアルなのもそうだし、「光と闇」のコントラストがとにかくきつい作品が多いです。
私自身は、彼の作品は光と闇を等分に描いた作家ではなくて、闇を描くために光を描いた、という印象が非常に強いです。

手で触れればそのまま被写体(という言い方も変ですが)の質感を感じることができそうなほどの写実主義、しかも生々しく残虐な作品も非常に多いので好き嫌いは分かれそうですがとにかく人気が高い芸術家です。

しかも彼自身も相当変な(?)人で、暴力沙汰を起こしたり殺人の罪に問われたりして、この人柄にしてこの絵ありという感じはあります。

私自身は特にカラヴァッジョの作品が好きでたまらないということもないのですが、絵画作品から醸し出される「ここまでやるか」感は、ルネッサンスの光の中にいた芸術家ベルニーニの彫刻作品と共に眼を見張るものがあると思います。

ではいってみよー!

カラヴァッジョの作品を無料で見れるローマの教会まとめ

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

カラヴァッジョだけでなく、美術品を見れる最も有名な教会といえば、間違いなくサンタ・マリア・デル・ポポロ教会なのではないかな?
地味なファサードからは想像もつかないような傑作が眠っています。

この教会で見れる作品はカラヴァッジョの物だけではありません。

ベルニーニの傑作彫刻や、ピントゥリッキオ、カラッチの作品まであったりして大変です。

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会内部

カラヴァッジョの作品は主祭壇の左手のチェラージ礼拝堂にあります。

以下の二点。

「聖パオロの改宗」

「聖パオロの改宗」

元はユダヤ教徒だった聖パオロが神の声を聞いて改宗したというテーマの、天から光が差した様子を現したものだそう。

「聖ペテロの逆さ磔」

「聖ペテロの逆さ磔」

ペテロがローマからの迫害により逃亡したが、自らの意思で再び磔にされるためにローマに戻った。ペテロはイエスと同じ十字架は畏れ多いと、逆さ十字に架けられたそうです。

その時の様子を描いたものだそうです。
なんかきつい主題ですね。

どちらも、THE カラヴァッジョっていう感じの作品で面白いのだけど。

ちなみに、ローマの教会は基本的に無料のものが多いですが、絵画には光は照らされておらず暗い状態で、絵画の横のコインボックスにお金(50セント~1ユーロ)入れると光が付くという仕組みになっているものが多いです。

なので、教会をめぐるときには50セント~1ユーロを多めに用意しておくとよい。

(私は貧乏旅行すぎて1ユーロをケチって、誰かがお金を入れてくれるまで近くで待っていたなんて言うことは誰にも言えない)

サンタゴスティーノ教会

サンタゴスティーノ教会

んー、全然関係ないのですが、大量に撮った画像を後で編集しているので、この類のファサードはほんとにどれがどれだかわかりません(笑)大変!

サンタゴスティーノ教会にも、カラヴァッジョの作品が飾ってあります。

サンタゴスティーノ教会内部

割とがっつり修復中でした。

それからカラヴァッジョの作品。

ロレートの聖母

「ロレートの聖母」まさにカラヴァッジョの真骨頂って言ったコントラストです。

実は教会巡りの初めのほうにこの教会へ行ったのだけど、コインを入れてライトをつけるっていうことを知らなくて、「やけに暗いな」って思ってたら、他の団体がコインを入れてシステムを初めて知ったんですよね。

この絵の場合は、絵そのものの光が下から指しているんだけど、同じようにライトアップされるのですごく綺麗だし面白かったよ。

サン・ルイージ・デイ・フランテェージ教会

サン・ルイージ・デイ・フランテェージ教会

この教会もナヴォーナ広場のすぐ近くです。
ここにも非常に有名なカラヴァッジョの三部作があります。

「聖マタイの召し出し」「聖マタイと天使」

左の作品が「聖マタイの召し出し」真ん中が「聖マタイと天使」

「聖マタイの殉教」

そして右手が「聖マタイの殉教」

マタイマタイうるさいわ!誰じゃい!となると思いますが(思わないか)、だれでも「マタイの福音書」っていう名前は聞いたことあると思います。

まあ、要は福音書を書いたイエスの弟子みたいな感じの人です。(あまりに搔い摘みすぎて、すいません)

この3枚の絵の中では、ダントツで「マタイの召し出し」が好きです。
……というか、特に基本的にカラヴァッジョの作品がすっごく好きとかでもないのですよね、私は。

カラヴァッジョの作品は異常なまでに写実的で、写真というものがなかった時代に絵で、そこにあたかもイエスがいるかのように宗教的な主題が描かれているわけですけど、当時の人としては想像も及ばなかった聖書の世界がまるでそこで行われているかのように再現されているのは衝撃的だったであろう……

どの作品も非常にドラマチックな構図が多いのですけど、「マタイの召し出し」だけはほかの作品に比べて圧倒的に落ち着いた構図ですよね。
それが好きなんですよ。

カラヴァッジョが好きな人は、たぶんそのドラマ性に魅せられているのだと思う。
それはよくわかりますね。

ローマで無料鑑賞できるカラヴァッジョ作品のまとめ

以上が、ローマで無料鑑賞できるカラヴァッジョ作品のまとめでした。

カラヴァッジョの作品は有料も含めるとローマでかなりたくさん見ることができます。バティカン博物館とかボルゲーゼ美術館とかカピトリーニ美術館なんかにもあります。

しかしながら、美術館で見るのもいいけど教会で見るというのはまたちょっと違った趣があっていいですよ。

私なんかとにかく金がないもんで、ローマの教会は無料で助かります(ローマ以外だと入場にお金がかかる場合もあります)。

以上、カラヴァッジョ編でした。