イタリア

古代ローマ・アッピア街道の歩き方とみどころ~カラカラ浴場・カタコンべ

アッピア街道終着点

⑩クインティーリ荘

アッピア街道をずっと下っていると、こんな看板が。

クインティーリ荘入口の看板

その角を曲がると、

クインティーリ荘付近の馬

馬とかがいますが、入り口もあります。

クインティーリ荘の入り口

クインティーリ荘とは?

まあ、その名もクィンティーリさんという人が2世紀ころ建てて住んでたらしい。

当時はローマ郊外で最も広大な住まいだったらしいですよ。
亡き後はコンモドゥス帝によってさらに拡大されたということ。

「地球の歩き方」によると、コンモドゥスがこの地が欲しいから彼らを殺したという説もあるんだって。

しかし、コンモドゥスといえば、映画「グラディエーター」で主人公マキシマスをいじめた男として有名ですね。

しかも、この人から「五賢帝」時代が終わったみたいになっている愚帝というか、暴君として有名です。

コンモドゥス【楽しく学ぶ世界史】愚鈍なるローマ皇帝、コモドゥス より

しかし私はこの映画のコンモドゥスは嫌いではないんですね。

ゆがんだ感じがかわいいんですね。
お姉ちゃんのことを好きになったりしてましたね。映画では。

まあ、いろいろ悪いことしてたんだけど、剣闘士に憧れて自ら闘技場に立った事実もあって(映画でも描かれてましたけども)、バカっぽくてちょっとかわいいです。

ちなみに、剣闘士の恰好というか、ライオンの皮?みたいのかぶってる像が有名です。

コンモドゥスの像

バカみたいですね。

クィンティーリ荘の遺跡

それにしてもクィンティーリ荘、確かに敷地はものすごく広くて、郊外って言ってもローマにすごく近いのにこれだけの広さを持っているってすごいと単純に思いました。

地図を見てください。

クインティーリ荘の地図

青く囲ったとこが概ねの敷地です(ここが公開されているだけで、敷地自体はもっと広いのかもわかりません)。

で、建物的なものがあるのはその中で赤く囲ったところだけなんですね。ほぼ。
当時の門とかは周りにちょこちょこありますが。

基本的には本当に広大な土地の中心に建物があるぞ、という感じ。
まるで地方の別荘みたいです。

(ちなみに今も発掘作業は進められているようなので、当時はもっといろいろあったのかもしれませんが)

クインティーリ荘の岩

もはや元は何だったのかよくわからない岩の塊になった遺跡

クインティーリ荘の朽ちた遺跡

こんなです。

打ち捨てられた感じがものすごくかっこいい遺跡。すごく好きです。

クインティーリ荘の劇場跡

地図上では建物自体が小さいのかも思うんだけど、土地が広大なのでそのように見えるのであって、実はかなり設備の整った邸宅であります。

ちょっとした劇場的なのもあったり。

クインティーリ荘のお風呂

しかし、やはりというかなんというかやっぱり一番素晴らしいのは、この浴場でしょう。

個人宅としてはあり得ない大きさ。
なんでも、高さが14メートルもあるそうです。

クインティーリ荘のタイル

床のタイルがきれいで、現代の浴場みたい。

クインティーリ荘

クィンティーリ荘、よかったです。

なんか、ここにきて確信したんですけど、遺跡って何がいいといって今はもう滅亡している感じがいいんですよね。

ローマ帝国の遺構なんで滅亡しているのは当たり前といえば当たり前なんですけど、なんかこう、好きな遺跡っていうのは必ずしも保存状態がいいものとは限らないです。

特に私の場合は、だけども。

クインティーリ荘

かなりおすすめでした!

アッピア街道からの帰り方

ここからはバスでメトロの駅へ向かって、そこから帰ります。

大体、118番に載ればローマ旧市街へ、664番などなら、メトロのColli Albani駅(終点)まで行けるので、割と行きやすいと思います。

ただし、118番は30分に1本くらいなので注意が必要。

アッピア街道巡りの感想

アッピア街道、素晴らしかったですね~。

やはりとにかくも美しいね。

しかし、この日は曇りで最高気温29度くらいだったので歩けたけど、炎天下だったら無理でしたね。

途中、一瞬だけ太陽が出ただけでも「無理~」っていう声がうっかり出てしまうほどにつらかったので。

この後は雷雨の予報になっていたから若干焦ってたんだけど、家に着いたら雷雨をワクワクと楽しみにしていたのに、雷雨どころか一滴も降りませんでしたね。

とにかく、古代ローマ遺跡を存分に楽しむんだったら大変おすすめのコースです!

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