イタリア

古代ローマ・アッピア街道の歩き方とみどころ~カラカラ浴場・カタコンべ

アッピア街道の本線に突入!

このあたりから、ようやく車の交通量が減ってきて、いよいよ「アッピア街道」らしさが姿を現します!!

アッピア街道

のどかできれいな道です。

この日は少し曇っていたので気温も低くて、本当に歩きやすかった。
これ日が出てたら本当に歩ききれなかったと思います。

さて、サン・セバスチアーノ聖堂からほんのちょっとのところにあるのが、こちらの遺跡。

⑥ロムルスの廟

西暦300年前後の皇帝マクセンティウスが、愛息ロムルスのために造ったロムルスの廟。

ロムルスの廟

中にも入れます。

ロムルスの廟内部

二つの部屋からなっていて、こちらは手前の四角い部屋。
壁画なんかもありました。

そして奥が廟になっている部分。

ロムルスの廟内部

かなり面白いです。

ロムルスの廟

マクセンティウス帝が一族のために作ったが、彼自身が戦死してしまって血筋は途絶えたらしい。

マクセンティウスといえば、フォロ・ロマーノにもロムルスの神殿がありますよね。

なんかいろいろ調べてても悲しい記録しか残ってないマクセンティウス帝がすごく気になっています。

ちなみに、ここは無料で入れます。
こんな遺跡を無料で観れるなんてどうかしてるぜローマは。

⑦マクセンティウスのヴィッラ(競技場)

マクセンティウスの競技場

ロムルスの廟の隣にあるのが、この競技場跡。
建物自体は多くはないんだけど、敷地がものすごく広くて、長さは520メートルあるらしい。縦長の競技場です。

マクセンティウスの競技場

この競技場自体、息子であるロムルスの葬送競技のためのものだったらしいです。

マクセンティウスの競技場

しかし!
完成前にマクセンティウスは戦士して、この競技場は一度も使われなかったとか…

⑧チェチーリア・メテッラの墓

チェチーリア・メテッラの墓

中世の城のようだなと思ったんだけど、作られたのは紀元前1世紀らしい。
中はそれほど大きくはないんだけど見た目がとにかくきれい。

三頭政治を始めたクラッススの義理の娘の墓だそうです。

チェチーリア・メテッラの墓の前

ちなみに、ここはカラカラ浴場と共通券(あとクィンティーリ荘も)になっているのでお得です!

この辺は見どころ満載!

【おまけ】アッピア街道のカフェバー Appia Antica Caffe

そして、アッピア街道沿いでは唯一、この辺はレストランとかバーみたいのがちょっとあります。

ここを逃すとお店は無くなるので、私もとりあえず食べることにしました。

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こんな、ちょっといい感じのカフェ。

頼んだのは、アーティチョークとツナのサンドイッチ。

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私はアーティチョークが好きです。
このサンドイッチもおいしかったな!

⑨カポ・ディ・ボヴェ荘

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カフェからすぐのところにあるテルメ(浴場跡)です。

ここは公開されたのは2006年と、結構新しいらしいです。
モザイクがきれいに残ってた。

トイレをお借りしたのですが、ここにはおっちゃんとおばあちゃんの係員がいて、めちゃくちゃ親切です。

もういいよ……というくらい、アッピア街道の説明をしてくれました(笑)

その隣には、屋敷みたいのがあって、小規模な博物館みたいになってるんですね。
でまあ、2分もあれば見終わる博物館なんだけど、係員のおっちゃんが話しかけてきて、裏口にあるモザイクの壁画を見せてくれました。

そのおっさん、めちゃくちゃ嬉しそうに、「写真を撮ってあげるよー!」なんつうのでお願いしました。

モザイク壁画と私

このおじさん、英語が流暢ではないんだけど、とにかく暇そうで私の存在がうれしかったみたいで、奥にある、浴場に水を引いてた時の水道の跡を紹介してくれました。

古代ローマ時代の水道

んで、なぜか盛り上がっておっさんから「一緒に写真撮ってもいい?」と言われ、なんでww?とか思ったけど快く承諾しました。

素敵な浴場跡だしおっちゃんもおばあちゃんも優しいから、皆寄ってあげてね。

旧アッピア街道の遺跡たち

アッピア街道沿いの遺跡

アッピア街道は完全にまっすぐな街道すぎて、思ったよりも全然歩くのが大変ですが、とにかくこんな感じで左右に遺跡がゴロゴロ転がってるんですね。

いちいち写真とかに収めてられないくらいものすごい量の遺跡です。

アッピア街道の道

これがアッピア街道の道です。

この道がずーっと続いているわけではなくて、今のローマ市街にあるようなキューブ型の道もあるんだけど、たぶんそれはのちに舗装された道路で、オリジナルはこの道だと思います。

この道、今でこそボコボコしているんだけど、もともとはビシーっと平らだったらしい。

長年かかってこのようにボコボコに変化したんだって。

ちなみに、この道はすごく考えられていて、まず目に見える石の道の下にも何層にも砂とか砂利が敷かれていて、水はけがいいように作られています。

さらに、よく見ると分かるんだけど、ちょっと山形に道路が作られてるので、雨の際は左右に水が逃げるようになってるんですね。

アッピア街道の遺跡 アッピア街道の遺跡

この辺はもう、何の遺跡だかわからない。

美しくのどかな道ですが、この日は結構暑かったのと、足場は悪くて歩きづらい。しかもマジで一直線なので、結構精神的に疲れましたね(笑)

ちなみにここを歩いている人はほとんどおらず。アッピア街道は自転車レンタルが結構盛んで、たまにサイクリングの観光客などが通ります。

歩き出しのアッピア街道入り口からクィンティーリ荘のゴールまで、なんと約6キロ!

なかなか思ったよりハードでした。

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