イタリア

古代ローマ水道橋公園への行き方&大迫力レポート!

古代ローマといえば水道橋、というほどに水道橋が完備されていた都市です。

今は1本を残して失われてしまいましたが(1本の一部は現在も使用中)、その遺跡の多くがの残る水道橋公園へ行ってきました。

古代ローマ水道橋公園への行き方

地下鉄A線のSubaugusta駅で下車して、ずーっと南下すれば到着します……

ローマ水道橋公園の地図

ただ、Google Earthではわかりづらかったんですけど、実はこの赤い線のところにも水道橋が走ってるんですね。

駅から歩いてゆくとやがて公園が見えてきて、すぐにこの水道橋に行き当たります。

ローマ水道橋公園

公園自体かなりきれいです。

で、私はてっきりこの水道橋がやがて古代の水道橋の形になるのかなと思って、この水道橋に沿って歩いてしまったんですね。

実はこの公園には6本の水道橋が通っていて、最も美しく姿を見せる水道橋はこの水道橋をくぐった先にある「クラウディア水道橋」ですのでお間違いなく。

私はしばらく進んだ後に、この低い水道橋を横切ってクラウディア水道橋に行きました。

ローマ水道橋公園

こんな感じで渡った。

水道橋の上で上半身裸で日向ぼっこをしている人がいたんだけど、ものすっごい暑い日だったのにどういうことなんだろうと思った。すごい。

さて、これを越えると見えてきました。

ローマ古代遺跡クラウディア水道橋

クラウディア水道橋

悲願のクラウディア水道橋!

そう、NITARIにとっては悲願でした。
ローマ市内から地下鉄で簡単に行ける遺跡ですが、数日の滞在にこの水道橋見学を入れ込むのはちょっと難しいんですよね。

クラウディア水道橋

雄大な水道橋です。

クラウディア水道橋

近くで見るととにかく大迫力。

古代ローマ遺跡クラウディア水道橋の歴史

この水道橋は約69キロにもわたって建設され、ローマ市内に水を運んでいたそうです。
とんでもないことだ。

クラウディア水道橋の地図Wikipediaより

この水道橋は紀元38年に皇帝カリグラが建設をはじめ、14年後に皇帝クラウディウスが完成させたらしい。

(余談ですが皇帝カリグラっていう人は暴君として知られている有名な皇帝ですが、私はなかなかこの方には興味があります)

これだけの水道橋をたったの14年で完成させるっていうのもほんとすごいなと思うんだけど。

しかし、アッピア街道にしてもそうなんだが、ローマ水道橋って本当に目立ちますよね。

私が敵国だったらまずこの水道橋に毒かなんかを盛って破壊してしまえば水の供給がなくなって、ローマはかなり大変なことになったと思うんですね。

アッピア街道にしても、ローマから瞬時に攻められるようにとまっすぐ作らせたんだけど、逆に言えばそれだけ攻め込まれやすい。

しかし、ローマはそんなリスクなどのことは考えなかったんだって。
大胆不敵というかなんというか。

クラウディア水道橋

水が通ってたんだろうなという穴。

ちなみにまたこの水道橋のすごいのは、69キロとかの長さでどうやって水を運んでいたかといえば、高低差だけで水を運んでたらしいんですね。

例えば今でも使われているヴィルゴ水道なんかは、全長で20キロ以上あるにも関わらず、水路の高低差はたったの4メートルくらいっていうこと。

すごい制度で水を運んでいたことが分かります。

ただ、古代ローマ時代から今に至るまで使われているのではなく、一度は廃棄された水道橋を8世紀と15世紀に再建して今に至るということです。

クラウディア水道橋の残骸

朽ち果てた感じがものすごい郷愁を誘ってなんとも言えずパーフェクトですね。

何度も言ってますが、私個人の趣味としては別に遺跡の保存状態の良さとかはそこまでこだわらず、あくまでもその朽ちた造形の美しさに魅せられているので、その点この遺跡は満点です。

ちなみに、この水道橋公園沿いに郊外鉄道路線が走っていて、列車の中から水道橋をかなりしっかり見ることができます。

時間がない方は、ナポリとかフィレンツェに行く電車内からご覧になれますよ。

古代ローマ水道橋クラウディオ水道はおすすめ!

大変美しゅうございました。

クラウディア水道橋の残骸

ちなみにガイドブックにもありますが、この遺跡公園は昼間はたくさんのジョガーや家族で、にぎやかとまではいかなくても安全な感じがしますけど、確かに夜は怖そうなので気を付けるように!

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