イタリア

Airbnb海外利用で私が遭遇したトラブル実例と対処法は??

私NITARIは、2017年6月に、急に思い立ってローマへ2か月滞在するという暴挙に出た。

なんで突然行こうと思ったのかといえば、「ローマが私を呼んでいた」とかいうかっこいいものでは全然なくて、とりあえず行きたかったから。それだけっ!

その時に宿として利用したのが、今CMなどでも話題の個人賃貸サイト「airbnb」だった。

個人賃貸サイトairbnbとは?

あいpairbnbトラブル実例

Airbnbとは、簡単に言えば、個人が個人に部屋を貸すことのできるサイトである。

例えば来月からパリへ2週間、滞在するとする。通常通りホテルを利用したのでは、一晩7000~2万程度の宿泊費がかかろう。(私はそれでも5000円程度の宿泊費しかかけないが、目安として)

それが、airbnbというサイトを利用すれば、ヘタすればホテルのスイート並みの広さのアパートを、一晩3000~6000円くらいで借りられたりするという、夢のようなサイトだ。

もちろん、この費用はざっくりとしたもので、条件を上げれば上げるだけ値段も高騰するのは当然なのだが、それでも1万円でも出せばかなり充実した宿に宿泊することができるというわけだ。

なんでそんなに安いの?

このサイトに部屋を出している人は基本的にはほぼ個人なのである。
部屋を持っているが長期不在するため、その間部屋をレンタルしたり、いくつか不動産を持っている個人が簡単に部屋を貸すことができる。(業者が貸している場合ももちろんあるが)

非常に利用者が多いため、値段も格安になっているのだと思う。

それに、このサイトは基本的には食事はつかないことが多い(B&Bの場合は朝食が着く場合もある)。ホテルと違って、基本的なサービスは特に望めないなどの違いがある。

そういった部分を「デメリット」と感じるかどうかは人それぞれだ。

個人の貸し借りって、トラブルはないの?

それが本日の焦点である。

airbnbは何の保証もない個人が貸し借りをする場として非常に有用であるが、プロではないのでトラブルはあるのだ。しかも私は、初めてこのサイトを利用して一発目でそんなトラブルに見舞われてしまったのだから運が悪い。

概要はこうだ。

Airbnb海外利用のトラブル実例その①

まさかの前日にトラブル告知メールが……

イタリア旅行前夜のこと。突然決まった旅行だったのだけど、Airbnbを使い、問題なく部屋を見つけることができ、まずは4週間契約した。

荷物の最終チェックや、持っていく音楽のアップロードをしたり、まあ基本的には楽しみ!というよりは割とナーバスな感じで感慨を覚えていた時分。「さあ、明日も早いし(4時起き)そろそろ寝よう!」と思ったときに携帯のバイブが鳴ったのである。

それは、明日からお世話になるホストの女性からのメッセージだった。開いてみた。airbnbメッセージ

このサイトは翻訳機能が充実しているので、ワンタッチで翻訳も可能である。したがって、語学に自信のない人でも気軽に利用できるというのも素晴らしい点だ。

とはいえ、鍵の貸し借りは外国語で行うため、最低限の英語力は必要かと思われる。

ともかく、メールの内容はこうだった。

「大変なことが起こりました! 今日夫に、あなたにお貸しする部屋の様子を確認しに行ってもらったところ、なんとバスルームの天井が完全に濡れてしまった状態なの!!本当にごめんなさい!!!!何が起こってるのかさっぱり全然わからない。いずれにしてもこのままじゃどうにもならないから修復しないといけなくて、そうなるとあなたが滞在中に業者に来てもらうことになると思う。キャンセルしてもらってもいいし、どうしますか?本当に申し訳ない云々」

 

・・・・・・。

絶望

……いやどうするといわれても。

慌てて私はとにかくほかに明日から部屋を貸してもらえる場所を探し始めた。

しかし、4週間も滞在する宿をこのタイミングで探すのは正直かなり厳しい。一番あり得るやり方としては、とにかく2,3日だけでもホテルを取って、その間に別の宿を探すってことですよね。

そんなこんなで大慌てでBooking.comとかを漁っていると、彼女から「完全に濡れた天井」の写真が。

airbnb水漏れ

確かに、完全に濡れた状態であるようだ。
意味不明である。

翌朝出発直前、ホストからのとりあえずの提案

翌朝家を出るとまたホストから連絡があって、

「これはどうでしょう。この部屋、天井の問題以外は全く問題がありません。シャワーも使えます。なのでとりあえず3日間は無料でここにいてもらって、その間にここにひと月滞在するか、それとも別の部屋を探すか決めませんか? もしも別の部屋にする場合、全額返金します。この部屋を使うと決めた場合は200ユーロお返しします」とのこと。

これは素晴らしくいいアイディア!!
早速「そうしてくりっ!!」とのメールをぶっぱなし、何の安心感もないまま波乱のローマ旅行が始まった、というわけである。

水漏れアパート問題の結末。

アパートに到着したのが、ちょっと道に迷ってしまったのもあって大体夜の10時前くらいだった。

結果的には、ホストの2階上の階の部屋からの水漏れだったらしく、ホストは修理など何もする必要がなかったため、問題なく部屋を借りることができた。しかも、ホストは事前の提示通り、200ユーロをキャッシュバックしてくれたというおまけつき。かなりラッキーだったと言える。

私が遭遇したのはかなりまれな例かもしれないし(水漏れの仕方がね)、世界は広いのでこんなにきちんとした対応をしてくれることも珍しいかもしれない。日本のホテルサービスのようにきっちりしていた。

特にイタリア人は相当大雑把な人が多いので、もしかしたら奇跡だったのかもしれない……

airbnb物件

しかし、このアパートはその後にもいくつかのトラブルに見舞われた。その都度ホストとコンタクトを取ってのやり取りは、あとから考えれば面白かったかもしれないが2度とは経験したくないものである。

Airbnb海外利用のトラブル実例その②

さて、お次も同じホストでの実例です。

突然の電気の遮断……元に戻らず、ホストに連絡

ローマ市内観光から帰り、シャワー浴びて冷房つけて洗濯始めて、母とLINE等をしておりましたら事件は起きた。

突然、電気系統が全部落ちちゃったのである。要するに、「ブレーカーが落ちた」というやつである。

この部屋を借りてしばらく経った後の事だったのだけど、実はブレーカーが落ちたのは初めてではなかったので電気系統はちょっと注意はしていたのである。

しかし落ちた電気。ブレーカ―を見ても別に問題があるようには見えなかったんだけど、一応上げ下げしてみると、一部の電気は付くように。

まずは非常に幸いだったのが、Wi-Fiの電気と冷蔵庫の電気がちゃんと通ってたのである

これはまさに九死に一生というやつで、万が一Wi-Fiも通じてなかったらさすがに参ったことだろうと思う。

しかしブレーカーが落ちるくらいはよくある事だろうし、この時点では、私もまだそれほどは焦ってもいなかった。
ただ、これでまたホストに連絡するのがマジで嫌だった。とにかく。

しかしまあ、とにかく何とかしようとしたけどどうにもならないので、仕方なくホストのマルゲリータさんにメール。

私「いくつかの電気が使えなくなりました。エアコンと洗濯機とライトが付きません。見に来ていただくことは可能ですか?」

すると、マルゲリータさん

「エアコンを今すぐに消して。エアコンと洗濯機は絶対に一緒に使ってはいけないんです。ブレーカーを上げて、それでも問題が解決しないようなら夫が17時半に向かいます」

……いやーなんか怒ってるんですかね……?
エアコンと洗濯機は一緒に使ってはいけなかったのは、常識だったのだろうか??

私的には割と電気系統気にしたつもりだったのだけど、たぶん事前に言わないのにここまで「絶対に(absolutely)」ってことは、常識だったんだろうなと思うのだが、でもいろんな国の人が来るんだから、それほどまでに絶対なんだったら事前に言ってほしかったね。

しかしながら問題はそこではなくて、ブレーカーそのものがぶっ壊れてるみたいだったのである。

ブレーカー上げて解決するなら怒られようが何だろうが別によかったのだが……。

しかしブレーカーは何も言わない。

私もマルゲリータさんに、「ブレーカーはもともと下がってないみたいです。ガブリエル(旦那さん)に来てもらえるようにお願いできますか?」と、この時点では一言も謝らずに言った。

するとすぐに、「17時半に行きます」と返事。

マルゲリータはレスポンスが早くて助かるのだが、どうもイタリア人にしては非常に神経質な感じがするぞ。

しかし、ここで私が最も不安になったことは、これで何らかの大きな故障が見つかって、修理費用が発生したら、私が払わなきゃいけないのか……?

これが一番の不安であった。

そもそも、イタリアでは電気を2つ(給湯器合わせて3つ)使ってはいけないというのが暗黙かもしれないけど、私の常識ではなかったわけで、一応電気とか消してレンジとかも使わないようにしてた中で起こったことなんだが、これ私が弁償しなきゃいけないのだろうか。

で、私もいろいろとガブリエルが来るまでにググってみたら、どうもこの問題はヒューズが飛んだ問題らしいという事が判明。

ということは、業者に来てもらってヒューズを取り替えないとだめだ、と。
それだったらたぶん今夜ガブリエルに来てもらっても、全然意味ないんじゃないだろうか。

さすがにここに来て多少焦ってきたというか、うんざりしてきた。
めんどくさいし、お金が気になる。

ホストのガブリエルと友人とデブの子供がやってきて

さて、17時半にガブリエルがやってくる。
ガブリエル「(笑顔で)調子はどう!?」と握手。

うーん、ハッピーな国の人だなあ~。
で、いざブレーカーをいじり始めるガブ。

でもまあ当然というか、わかんないわけである。

ガブ「こんなの初めてだよ。困ったなあ、これもし治らなかったら明日、業者に頼んできてもらうしかないなあ」

まあ、そうなりますよね……
そして何やら電話を始めるガブ。

ガブ「とりあえず近くに店やってる友人がいるから、その人に電話してみたんだ。今すぐ来てくれるって!」

ありがたい。電気屋さんかなー?

すると現れたおっさんと、なんか小学生くらいのデブの子供(笑)

airbnbお隣さん

デブの子供(ジュリオ君)は、なんか気になってついてきちゃったんですかね(笑)
とにかく可愛いです(笑)

すごくシャイそうな感じだけど、とっても礼儀正しく「こんばんは」って言ってくれた。

で、ブレーカーをチェックし始めるおじさん。

おじさんは何者かよくわからないんだけど、「これで治らなかったら専門家を呼ぶしかない」ってガブが言ってるってことは、専門家ではないのか?
多分、電気屋さんだと思うんだけど。

で、なんかブレーカーのケースを外し始めた。

ブレーカーのつまみの中で、一つだけどう頑張っても動かないのがあったのである。
私も絶対これだよなーと思ってたのだが、おじさんもそれだと思ったみたいで、壁の中に埋め込まれてたブレーカーのその部分を「バキ!!!」と無理やり外し始めた。

airbnb修理

なんか割れて破片とか飛んできた。

で、バリバリ言わせながらコードからその部分のブレーカーをむしり取ったおっさん。
ワイルドなのはいいけど大丈夫だろうか?

そして、そのブレーカーをジュリオ君に持たせて、ジュリオ君はそれをどこかにもっていった。

そしてすぐにジュリオ君が新しいブレーカーを持ってきてくれて、おじさんが繋いで、無事に電気が付いたのである!!!

おじさん、すごい!!!

多分電気屋さんだと思ってたのだが、帰り際にガブが「この人、下のアンティークのお店で働いてるから」って言ってた。

で、ガボもおっさんもジュリオ君も、「よかったよかった」とか言いながら光の速さでアパートを後にした。時間を無駄にしない感じが素晴らしいと感じた。

ということで、電気トラブルは解決されたのだった
一応マルゲリータにもお礼を言って、マルゲリータからも「よかった!」と言ってくれて今回も丸く収まったのである。

非常なピンチではあったのだが、何とか乗り切れた。

【Airbnbトラブル】の対処法

Airbnbを利用する方が増えて来ていて、おそらく利用者が一番最初に気にするのが「トラブル」「防犯」というところだと思う。

実際に私も、見ず知らずの家に上がり込んで生活するとか危険じゃないのかな?と思う事もある。

しかしながら、実際事件になるようなことは、割合としては極めて稀なことであるのは間違いがない。

Airbnbの場合はレビュー制度もあるので、信頼のおけるレビューをたくさん持っているホストを選べば、そういった危険性というのはある程度回避できるのである。

ただし、今回私が遭遇したようなトラブルといえば話は別。
実際経験してみると、身に起こる可能性のほんのわずかな危険よりも、結構頻繁に起こりうるありきたりなトラブルのほうがはるかに実際的だという事がわかっていただけると思う。

そしてこういったトラブルに関しては、予防策というのはそれほど多くない。つまり事故みたいなもので、防ごうと思って防げるものではない。

最低限、注意すべき点

まずは当たり前だが、正しくきれいに使う事が第一
それから、部屋を見て最初から傷がついていたり気になることがあったらホストにあらかじめ確認を取ったり、写真に収めておくという事もしたほうがいいだろう。

おそらく、レビューで高い評価を受けている方の場合は評価を気にするのでそれほど無茶を言ってくることはないかもしれないが、今回のようにトラブル自体はあることが多い。

とくにイタリアなどでは、ホストに責任のないトラブル(今回のような水漏れや、夏季の断水など)も結構あるので、そういうものだと思って利用されたい。

いずれにしても今回も、最終的には非常に快適に過ごすことができたし、やっぱりかなりお得ではあるのでおすすめの滞在方法である。