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古代ローマ遺跡【スペルロンガ】ティベリウスの洞窟に行ってきた

ローマ郊外にある、スペルロンガという町は、「イタリアで一番美しい街」に選定されたほどの街。

そのすぐ近くに、古代ローマ遺跡「ティベリウスの洞窟」はあります。

イタリアで一番美しい町「スペルロンガ」とローマ遺跡

スペルロンガへの行き方

テッラチーナからスペルロンガ行きのバス

スペルロンガには最寄りの駅はありません。

ローマからFondi Sperlonga駅まで行き、そこからスペルロンガ行きのバスで行くことになりますが、バスは本数が少ないですので注意が必要。

Cotral社のバスのサイト。使いづらいけど、慣れれば非常に使えます!

Cotral

私の場合はその近くにあるテッラチーナで別の遺跡を見てからスペルロンガへは直通のバスを利用しました。

スペルロンガは、「イタリアで一番美しい町」というのにランクインしたことがあるほど美しい町です。

ティベリウスの洞窟はそこから2キロほどのところにあるんだけど、特に遺跡に興味がない人でもこの街には行ってみたい方は多いのではないかな?と思います。

だけど、調べたわけではないけどこのバスは運航頻度がなかなか低いらしくて、1時間以上とか来なかったりするみたいです。ちょっと不便だね。

ただ、「美しい」とされる旧市街は非常に小さいので、すぐわかると思います。

スペルロンガにある遺跡・ティベリウスの洞窟へ

ティベリウスの別荘というと、カプリ島にあるのが非常に有名だそうですが、ここもかなり見ごたえのある別荘です。

これも、前回ご紹介した「ローマ古代散歩」という本に載っています。

これが「イタリアで一番美しい町」です!!

スペルロンガの街

町から撮ったのでこんな感じになっちゃったんだけど、とにかく白い、美しい町です。

全体像はこんな感じです。

スペルロンガhttp://keywordsuggest.org/gallery/520346.htmlより

わあー、一度は行ってみたい町ですよね。

私は完全にスルーしましたけどね。。

で、こんな小さな町なんですけど、ちょうどティベリウスの洞窟のあるビーチが見えるようになっていて、ビーチ全体を把握できました。

スペルロンガのビーチ

うわー、この取り揃えられたリゾート感。

ないわー←

私はリゾートに興味がないので、一気に疲労感が増してしまいました。

ちなみに、その「ティベリウスの洞窟」は、向かいの山?のところにぼっこりと開いた穴の部分がそれです。

で、ここから持ち前の勘の良さで乗り切ったんですけど、ここから洞窟までって一直線で行きやすいように見えるでしょ?

私もそう思ったんだけど、実はビーチに出てしまうと、そこから遺跡に行く通路は限定されちゃうみたいなんですね。

多分、そんなに簡単にどこからでもビーチに入れたり出れたりするわけでもないみたい?よくわからないけど。

で、もともとは大きな車道が海岸沿いにあって、そこを歩こうと思ってたんですけど、その道っていうのが歩道がなくって、歩くのはものすごく危険なんです。

で、私はまあ適当に町の上から下って、何とかなるだろうと思って適当に歩道を見つけて向かったんですけど、一応その歩道は町から遺跡への正式な道順だと分かったので、張っておきますね。

ティベリウスの洞窟までの地図

もともと歩こうと思っていた道が、「フラッカ通り」ってやつです。

この道は自動車専用で、ちょっとだけ歩いたんだけど非常に危険。歩くのは現実的はないです(遠回りだし)。

赤く線を描いたところにある歩道は歩きやすいよ。

ティベリウスの洞窟へ

画像ではややわかりづらいんですが赤い道です。
歩きやすいんだけどねえ……虫が多いんだよ。

私が適当に歩いたのが、青い線で、街から階段で一気に降りてみた。

スペルロンガの階段

結構急で、きついです。

スペルロンガと花

振り返ると、こんなに美しい景色。

きれいだね~

さて、こんな標識が出てきた。

ティベリウスの洞窟の看板

今でこそ私は確信をもって「こうやって行きます!」とかで説明してますけど、言ってる当初は適当に歩いてるんで、こういう看板が出てきた時の安堵感って言ったらないわけよ。

ともかく、到着!!

スペルロンガ「ティベリウスの洞窟」をついに見学!!

かなり疲れていて、エントランスの写真を撮るのを忘れました。

チケットを買うと、小さな博物館から見学。

ホメロス「オデュッセイア」の一場面の彫刻

この彫刻は、ホメロスの「オデュッセイア」の一場面で、これが洞窟の中に飾られていたそうです。

ほほーう!

って、まだ皆さんにはどんな洞窟かお見せしてないもんねー!

想像できないもんねー(笑)!

さて、この博物館から出て、海のほうに行くと、こんな遺跡が現れます。

ティベリウスの洞窟の遺跡

これは全然おまけみたいなもので、洞窟は別なんですけど立派な遺跡ですね。

でもこれが何なのかは不明。参考文献もなく、一応看板は建ってたけど英語を頑張って読むほど興味はなかった。

小さな部屋がたくさん並んでたので、客室とかなのかなー?と思ったり。

さて、これが、ティベリウスの洞窟です!!

ティベリウスの洞窟

やばいです。しょ。

先ほどの彫刻は、この真ん中に据え置かれていたそうです。

ティベリウスの洞窟

ホントキレイですね。

振り向けば「一番美しい町」があって

ティベリウスの洞窟から見るスペルロンガ

なんて贅沢なのであるかああー!!!

ティベリウスの洞窟の中

本当に美しいです。

しかし、あれだな、この空間を見て、なんか足りない……と思いませんか??

ティベリウスの洞窟の中

なんだろう……

何かが欲しい。

ティベリウスの洞窟の奥

あ。

 

 

 

ひらめき

 

 

 

ほこら

 

 

いやあ、このタイミングでまさかこの私が、自分の心に根付いた「日本人」に気づくことになるとは思わなんだ!笑

そうそう、こういう空間にがないのはなんかむしろめっちゃ不自然な感じがしました。

ここに祠がないのが何となく日本人として不自然ではある、というのはなんかこういうところには神様が宿ってそうだからかもしれないけど、実は古代ローマっていうのは基本的に多神教だったんですね。

後からキリスト教が国教にはなるんですけど。

だからやっぱり、こういうところに神がかった何かを感じていたとしても全然おかしくはないわけで。

ちなみに、この洞窟にティベリウスがいるときに、岩盤が崩れて近衛長官のセイヤヌスがこれ見よがしに助けたってことがあったらしくて、その時の様子を記録されたものが別の著者から2編も残っているそうです。

有名な話らしいけど、私は知りませんでした。(そもそも詳しくはないんです)

ティベリウスの洞窟の中から

洞窟の中から見えるスペルロンガの町

ティベリウスの洞窟の中から ティベリウスの洞窟の水

この、ちょうど水に沈んでいるところにロマンを感じる。

あと、この、

ティベリウスの洞窟の水

水を通すためにやってるこういうの、生活感があって大好きです。←オタク

ティベリウスの洞窟

さて、十分に洞窟も楽しんだところで、そろそろ帰りましょう。

来たからには、帰らなきゃいけないんですね。

これは、割かし大変な旅をしたことのない人にはどうせわからない感覚だと思いますけど(←感じ悪い)、「来た」からには「帰らなきゃ」いけないんです。

帰りたくないんじゃないです。

めっちゃ帰るのがきついって話です。

まずはスペルロンガの町までトボトボ歩き。

スペルロンガからローマへの帰り道

スペルロンガからは、中心地からFondi Sperlonga駅までのバスに乗って、そこから電車で帰る方法が一般的。

ですが、私は実はその帰り方を知らなかったので、またテッラチーナ経由で帰るつもりでした。

しかし街中にバスがあったので、運転手に聞いたらなんだか駅まで行くっていう事で。

まあどっかの駅に行くなら、ローマになんとか帰れるだろうと見越して乗りましたら、私がテッラチーナに来た時に降りたMonte S. Biagio駅の一つ先でした。

そこから電車で一時間半でした。

お気に入りのカフェでほっと一息カプチーノを頼んだら、こんなお花のサービス★

ローマのカプチーノお気に入りのカフェでほっと一息カプチーノ★

疲れが吹っ飛ぶようでした。

テッラチーナとスペルロンガの遺跡巡り感想

さて、かなり苦労して行ってきたテッラチーナとスペルロンガの遺跡ですが、結局どうだったのか?というと。

ほんとに素晴らしかったです!!!

しかし、それと同等に疲れた、、、というのも事実。

もともと私は、テッラチーナだけに行く予定だったんですね。

直前になって、スペルロンガの存在も知ったわけだけど。
もし、テッラチーナだけだったらちょっと物足りなかったかな、と思います。

なので、逆にスペルロンガだったらそれだけでも、やっぱり遺跡を見るとしては物足りないかな?

テッラチーナとスペルロンガを一緒に見て回って、初めて充実感を得られるというものです。

これから行きたいな~という方は、そんな風に旅程を立てることをおすすめします。

ただ、スペルロンガはその街並みだけでも見ごたえがあるので、楽しめるんじゃないかなーと思います。

リゾートすぎて私は疲れちゃったけど……

自慢ですが、私は今までに「一番美しい」的なヨーロッパの町を少なからず見てきているので、もうそういう「美しい町」にはあんまり興味がないだけです。

ちなみに、そんな「美しい町」を見てきた私としても、スペルロンガはなかなか素晴らしい景観でしたので、やはりおすすめです。