前回の記事(イタリアのメルカート(市場)で野菜や果物を買う方法)で、謎の食材を買ったのだが、今回はその食材に果敢に挑んだレポートを挙げてみようと思う。

これです↓

あとから「フェンネル」っていうことはわかったにせよ、この時には全然知らなかったし、なぜかググろうとも思ってなかった。

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ローマで出会った謎のフェンネルを勝手に料理してみた経緯。

その日は、日中にローマをブラブラしてアパートに帰ってダラダラしていたら夕飯の時間になった。前日に市場で大量に豚肉を買ったので、それをソテーにしてジャガイモなんかを付け合わせてみたらいいだろうと。

しかしふと、スープがないことに気づいたわけだ。固形スープを買い忘れたのである。
パンもあるし、野菜も肉もあるのにスープがない。これは困った。スープがなければ、はっきり言って夕食とは言えない。

というのは大げさにしても、とりあえずスープは欲しいと思った。

もうその日は市場は閉まっているし、翌日にならないと手に入らない。
う~ん、別にスープなしでもいいか。

そこで私は思い立った。

「なんか適当にあるものぶっこんで煮たら、スープ出てくれんじゃね??」

その時使えそうだと思ったのは、例の「謎野菜」と、「ターキー」だったわけ。

 

そもそもターキーだって私は使ったことがない。だけど、とりあえず謎野菜はセロリみたいな匂いがするし、ターキーとかも煮込んだら鶏よりも味が出るんじゃないか?

大体、我々は常々固形スープ粉末スープだという使うことに慣れ切っているが、そもそもこんなものは世の中には存在しておらず、大体食材を煮込むことによってスープを出していたはずだ。

じゃあ、単純な話、私もそうやって煮込んじまえばよい、という話である。
以下は私が勝手に適当に作った謎シチューである。

謎野菜とターキーのシチューの作り方

まずは玉ねぎと謎野菜を粗みじんにする。

なんか汚い感じしますけど、例によってナイフが全く切れないやつなのでしょうがない。

ニンニク2かけくらいと、ターキーも全部小さく切る。玉ねぎとかはみじん切りでもなんでもいいと思う。ナイフが切れれば自由自在である。

ちなみにこの時使ったターキーは200グラムほどだったかと思う。
それらを火にかけてゆこう。

多めのオリーブオイルでニンニクを炒める。
余談だが、イタリアのニンニクはめちゃくちゃ香りが高くて素晴らしいと思う。

まあ、ここまでは普通の料理と同じように作っているので味はいいはずだ。ニンニクをオリーブオイルで炒めただけなのに不味かったら、たぶんニンニクが腐っている。

で、この時気づいたのだが、ローマトマトも結構買っちゃったんで入れたいな、ということで入れてみようと思いついた。しかし、ローマトマトっていうのは非常にオイシイのだが皮が固いのである。

で、皮を何とか除きたい。しかし小さいし、湯剥きとかも無理だろう。そのままダイス状に切ったら煮込んだとしても、皮が絶対口に残るだろうしこれは困ってしまった。

そこでNITARIは考えた。ここはあえて大きく二つに切るだけで煮込んでいけば、そのうちペロっととれるのではないか?ということで、ローマトマトをいくつか半分に。(ヘタのほう切らないと皮が外れないので、そこも切る)

 

さて、さっき炒め始めたニンニクに玉ねぎと謎野菜を入れてよく炒めたら、ターキーをぶっこむ。

そいで炒める。

で、トマトを入れて、ちょっと炒める。

ここで、赤ワインを投入。ちょっと強火でアルコールを飛ばす。

そして、トマト缶の登場である。イタリアといえばトマト。トマト缶はまあ、半分くらい入れたらいいんじゃないか?と思って開けようとしたら

見事に取っ手が取れた。

べたべたな失敗すぎるやつだ。
しかし私はすでにこれくらいのことでは慌てない。ナイフをぶっさしてこじ開けて鍋に投入。

さらに、適当に水も入れて煮込む。

まあ見た目はおいしそうな感じになってきた。

問題は、トマトが崩れるくらい煮込むには、2時間くらいかかりそうということである。

しかしNITARI、もうおなかぺこぺこだった。
で、ふたをして考えたのだが、

「ま、今日は別のもの食べるか!」と……

ここで思い出してほしい。
そもそもこの料理はメインではなく単なる付け合わせのスープだったということを。

でもコンソメがないから自分でスープを出しちゃおうってことだったわけである。

今日食べないならそもそも明日コンソメ買って普通にスープ作るしなwwww

ただ、まあ時間も時間だし、おいしいパルマの生ハムを買っていたので、それとサラダで夕食にした。

 

しかしこのパンがまた謎すぎる。

 

 

なんの味もしなかった。

 

結局謎料理はどうなったのか?

で、夕食を済ませまして、その間ずっと煮込んでいたシチューを確認。

いい感じじゃない!??

そして例のトマトの皮は??

つるっと取れたのである。
この「つるっ」の瞬間、私は自分の勘の良さを賞賛してしまった。

そして、味を見てみた。

無味。

塩などはまだしていない。

しかし、見まごう事なき無味である。

 

明らかにこれで塩入れても完成しない!!!

結局のところ、スープの素がなければスープを作るのは不可能だという事を証明したに過ぎなかった。NITARIは翌日、市場でコンソメを購入したのだった。

翌日ついに完成した謎シチューの出来栄えはいかに!??

翌日は悲願でもあった、ナイフも購入した。さらば、「切れないナイフ世界選手権ベスト8ナイフ」

で、例のシチューはにコンソメを投入。

塩コショウをして味見してみると、非常にうまかった。
ここはブログとしては全然おいしくなかったくらいのほうがネタになったのかもしれないが無茶苦茶おいしかった。という事で自画自賛したっていう話である。

さて、そんな感じで謎料理は完成しました。

ということで、ようやくその日のランチにシチューを食べることに成功した

フェンネルが良かったのかもしれない。
普通はサラダに使うらしいけど。

あとから考えて、このシチューがイタリアっていうよりはドイツとか東欧ぽい味であることに気づいたのだが、まあそんなのどうでもいいよね。

(2017.6.9-10)

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