【SHERLOCK(シャーロック)シーズン4第3話最後の問題】全解説

2017-09-25TVドラマミステリー

ついに最終話へ!

シャーロック第4シーズンの最終話のストーリーを整理します。

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The Final Problem (Sherlock) | 

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン4第3話最後の問題】ネタバレストーリー

少女は飛行機で目を覚ました。

彼女の母を含む他の乗客は皆、意識を失っていた。
鳴っている電話に出て助けを求めると、それはモリアーティからの電話だった。

「ようこそ、最後の問題へ」

シャーロックの実の妹・ユーラス

マイクロフトは自宅で映画を見ていたが、何者かの侵入を察知。子供の声に怪奇現象。

そこへシャーロックとジョンが現れた。
実は、妹の存在を察知したシャーロックがこの罠を仕掛けてそれを確かめたのだ。

さらにシャーロックは、妹のユーラスはマイクロフトの目の届く場所に幼少時代から監禁されていることを言い当てた。

ユーラスが施設を抜け出した事をマイクロフトに伝えたが信じようとしない。

ジョンが前回の最後に撃たれたのは、麻酔銃だったのだ。

翌日、マイクロフトはベイカー街を訪れていた。
マイクロフトは、ユーラスの記憶を失ったシャーロックを監視していたという。

記憶は戻ることがあるからだ。

シャーロックは、なぜユーラスの事を忘れたのか?

マイクロフト曰く、ユーラスは光輝く天才だと。しかし彼女は人間性が欠落していた。彼は、彼らの幼少期の事を話した。

共に暮らした屋敷。シャーロックは年号がでたらめな偽物の墓石の間で遊んでいた。
シャーロックの愛犬「赤ひげ」のことは彼も覚えていた。ユーラスは彼の愛犬をどこかに隠したのだ。

そしてユーラスは「赤ひげの居場所」といいながら意味不明な歌を口ずさんでいた。

やがてユーラスが「おぼれた赤ひげ」と言い出したことから、赤ひげが死んだことは予測されたのだ。
それがシャーロックのトラウマになり、記憶障害になったという。

その後、ユーラスは屋敷に火を付け、保護された。

それ以来彼女は死んだと説明されたが、本当は生きている。
シェリンフォードという要塞島の施設に監禁されているのだ。

マイクロフトは、そこからユーラスが出たことは一度もないと断言。

しかしその瞬間、爆弾を積んだドローンが部屋に入ってきた。ユーラスの歌声の録音と共に。

その爆弾は、稼働すれば誰かが身動きを取れば瞬時に爆発するものだった。
3人はハドソン夫人の安全なタイミングまで待ち、一斉に部屋から飛び出した。

シャーロック、シェリンフォードヘ

ジョンとシャーロックはボートをハイジャックし、シェリンフォードへ上陸。

ジョンとシャーロックはマイクロフトと共に巧みに所長を欺き、シャーロックのみユーラスの部屋へ侵入した。

マイクロフトは所長に、「きつく禁じていたにも関わらず、ユーラスを精神鑑定したことがあるか」と問うた。

所長はイエスと言った。

シャーロックはユーラスの部屋に入った。
彼女はバイオリンを弾いていた。

シャーロックはどうやってこの部屋から出たのかと問うが、ユーラスは答えない。

マイクロフトたちは、精神鑑定の映像記録を見ていた。
所長は、この施設の職員は皆、彼女に取り込まれてしまったという。

例えば、彼女は主治医をそそのかし、家族を殺せと指示。主治医は辞職し、家族を殺して自殺した。

マイクロフトが言うには、彼女は話す相手を誰でもプログラムし直してしまうのだという。

マイクロフトは彼を問い詰める。

所長は、「マイクロフトはクリスマスにやってきてプレゼントを与えた。それまでは安定していたのに、原因はあの日だ」

ジョンは気がついた。この精神鑑定のビデオで話をする相手は所長である。

彼女が、会ったものすべてを取り込むのならば、彼も奴隷に鳴っているはずだ。とすれば、この施設を現在取り仕切っているのは?

そう投げ掛けたとき、所長は警報を鳴らした。

ユーラスの部屋のガラスの壁にはガラスが埋め込まれていなかった。

その時流れたモリアーティの映像。3人は拘束されてしまった。

最後の問題

マイクロフトがユーラスへの「クリスマスプレゼント」として5年前に贈ったのは、モリアーティとの見張りなしの面会だった。

理由は、モリアーティがシャーロックに関心があるとユーラスが気付いたからだという。
ユーラスはモリアーティに「赤ひげ」とささやいた。

現在。

3人と所長は拘束されて、ユーラスが監禁されていた部屋に入れられていた。
モリアーティからの声と、冒頭で飛行機に取り残された女の子との通話。

最後のゲームは始まった。

問題①所長の妻を助け出すために

女の子との話の途中で回線が切れ、ユーラスの映像が映し出された。
モリアーティの映像は彼が死ぬ前にたくさん遺してくれたものだという。

ユーラスの元には縛られた所長の妻がいた。

「助けたければ、ジョンかマイクロフトに所長を殺させろ」

シャーロックはマイクロフトに銃を渡すが、彼は断固として断った。
仕方なくシャーロックはジョンに銃を渡す。元軍人のジョンは銃の扱いには慣れている。

しかし、すんでのところでジョンは撃てなかった。
所長は銃を奪って自殺。

しかし、ユーラスはそれをルール違反として所長の妻も射殺。
ユーラスは銃をシャーロックに持たせて別の部屋へ促した。

飛行機の女の子との回線が繋がった。

シャーロックはなんとか飛行機の場所を聞き出そうとするが、すぐに回線は途絶えた。

問題②エヴァンズの事件

半年前に殺されたエヴァンズの未解決事件の真相を明らかにするのが次の問題だ。

彼は300メートル離れたところから部屋にあるライフルで撃たれた。
ファイルに入った写真には、容疑者3人の兄弟の写真。誰が犯人か?
ライフルの種類から推理しようとした。

その時、窓から容疑者の3人が吊るされた。犯人を特定できなければ殺される。
シャーロックは犯人を言い当てた。

しかし、ユーラスは三人とも海へ落下させた。

問題③モリー・フーパ―の孤独

3番目の部屋には

ユーラスは3人に、飛行機の少女と話をさせる。
彼女の話では、飛行機から町の明かりらしきものが見えてきたという。

マイクロフトは、町への墜落を懸念し、飛行機は少女に海へ墜落させるべきだといった。回線は途切れる。

ユーラスは問う。

もうすぐ誰かが死ぬ。この棺はその人の棺だが、誰のものか?

シャーロックの推理【棺の持ち主】

  • この棺は160㎝ちょっとの人用→女性用
  • 安物なので子供用ではない
  • 親族と疎遠な未婚女性のもの
  • 蓋には、I LOVE YOUとの文字からシャーロックを愛している誰か

 

モリー・フーパー。

映し出されるモリーの自宅。
ユーラスはモリーの部屋に爆弾を仕掛けたという。

シャーロックが電話を掛け、3分以内に解除コードを言わせる事がタスク。

解除コードはI LOVE YOU.

カウントダウンが始まった。

結果的に、シャーロックはモリーから言葉を引き出すことに成功した。
しかし、このゲームは彼らの精神を大きくえぐるものとなった。
そのうえ、ユーラスは、もともとモリーの部屋に爆弾を仕掛けてはいなかったという。

怒ったシャーロックは棺を破壊した。

問題④シャーロックの選択

次の部屋は空だった。

ユーラスはシャーロックに、ジョンかマイクロフトのどちらかを選ぶように指示。
マイクロフトは間髪入れずに、ジョンを殺すように言う。

しかしそれは、彼が自分を殺しやすいようにわざと言ったに過ぎなかった。

シャーロックは自分に銃を向けた。
ユーラスは彼を止めようとする。麻酔銃が撃たれた。

マスグレーブでの最後の問題

飛行機の少女の声でシャーロックは気がついた。

彼はどこかの独房に監禁されていた。

ジョンとも回線が繋がっている。ジョンもまた捕らえられ、水のたまった空間で足を繋がれていた。井戸の底だ。
水の中には小さな骨

シャーロックは少女を飛行機の運転席に促し、なんとか着陸させようとする。

シャーロックは考える。なぜシェリンフォードに井戸が?

そこはシェリンフォードではなく、シャーロックたちか幼少期を過ごしたマスグレーブだ。

ユーラスと回線が繋がった。

彼女はシャーロックに、赤ひげを探すよう指示。
ジョンのいる井戸に水が流され始めた。

マスグレーブの問題を解かなければ、ジョンは死ぬ。

答えは歌の中にあると、ユーラスは言っていた。

ジョンは、井戸の中の赤ひげの骨の話をシャーロックに伝えた。

それは、犬の骨ではなく、子供の骨だったのだ。
赤ひげは犬ではなく、海賊ごっこの相棒「赤ひげ」ビクターだった。

シャーロックはショックの大きさから事実をねじ曲げて記憶を無意識に改竄したのだ。

ユーラスは深い孤独の中にいた。

シャーロックは改めて、子供の頃に遊んだ墓石の年号を使って歌の暗号を解いた。

飛行機の少女との会話は続く。少女は「知らない人に名前は教えられない」といい続ける。

しかしシャーロックは「知らない人ではない。君の兄だ」と。

飛行機の少女は実在しなかった。
少女は、ユーラスの孤独が作り出した彼女自身だった。

シャーロックは混乱したユーラスを屋敷の二階で発見。

ジョンは助けられ、ユーラスはシェリンフォードに送り返された。

ホームズ家の両親にユーラスの事を伝えた。
ユーラスはシェリンフォードで廃人のようになってしまった。

シャーロックはそんな彼女のもとを訪れ、彼女とバイオリンを弾くことがたまの日課となった。

ジョンのもとへ、メアリーからの別のDVDが届く。

破壊されたシャーロックの部屋をかれらはもとに戻し、また二人の事件を追う日々が始まった。

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン4第3話最後の問題】解説と感想

これは今までの作品の中でも最も質の高い作品だと思います。
正直言って結構衝撃でした。あまりにも面白いので。

もちろん、シャーロック・ホームズシリーズが本来持つべき推理小説的なストーリーではないのだけど、面白いことは本当に面白い。

とにかく、ユーラス役の女優が圧倒的に素晴らしいですね。圧巻です。

今さらって感じですが、シャーロックシリーズはとにかく悪役がすごかった。
もちろん、モリアーティを筆頭に。

今回のユーラス役の女優はとにかく綺麗だし怖いしで最高でした。

ユーラスっていうのも本当に魅力的なキャラクターでしたね。
結局彼女はシャーロックからの愛に飢えてねじ曲がってサイコさんになってしまったということだけど、そんなゆがんだストーリーに説得力を持たせるのは大変だと思う。

「赤ひげ」に関していえば、初めてこの名前が出てきたのは、確かシーズン3の第3話でマグヌセンがチラッと漏らしたのだと思います。

モリアーティとユーラスの繋がりに関してはいつから想定していたのかといえば、シーズンを通して観た印象としては第2シリーズですね。

あそこでモリアーティが死んだのだけど、当然その時には次にどのように登場させるかはシナリオ上考えつつ殺したはずですから。

メアリーの死の意味

私はこのシーズンの第一話でメアリーが死んだのが納得できませんでした。

シャーロックのミスで死ぬなんて、あまりにも無駄な(演出上もね)感じがしたからです。
彼女が死ぬことで何か物語が動くのか?と思ったけど、実はあまり動かなかったんですね。

もし、彼女があそこで生きていたとしても、ユーラスは作戦を決行したでしょう。

しかし、第3話まで見ると、あの死の演出上は重要な意味があることが分かります。

つまり、「重要な登場人物も死ぬ」ということですね。
第4シリーズは当然、この第3話が最も重要な作品として作られています。それはほかのシーズンとはちょっと違う。

他のシーズンは、とりあえず力の入れ方にはそれほど違いがなかったので。

しかし、第4シーズンは通して観て一つの作品です。
最終話では、シャーロックたちはたくさんの重要な決断に迫られますね。

特にモリ―に電話をするシーンではかなりの緊迫感があります。

でも、もしも前に重要な登場人物であるメアリーも死んでいなかったら。当然、モリ―のような重要な人物が死ぬわけないと思って、見てるこちらは安心してしまう。

メアリーが前に死んでしまったという効果が、このドラマの緊張感を圧倒的に高めているといってもいいでしょう。

シャーロックシリーズのまとめ

これでひとまず、ドラマシリーズSHERLOCKは完結したといっていいでしょう。

制作側もそのつもりなようで、今後はスピンオフなり新シリーズが出るにしてもずいぶん先のことになるようです。要は、まったくの未定の状態ですね。

こんなにも面白いシリーズはそうそうなかったなーと思います。

シャーロックの好きなエピソードなどのまとめ記事はまた後日にでも書こうと思いますのでよろしくお願いします。

※シャーロック記事のまとめ↓

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