シャーロックは難しい!

という事で、第4シーズン第2話のストーリーを整理します。

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン4第2話臥せる探偵】ネタバレストーリー

メアリーを失った悲しみにくれるジョンは、セラピーをうけていた。
ジョンは未だにメアリーの死を受け入れられず、メアリーの幻覚と共にいるのだった。

起業家スミスの企てた「恐ろしい秘密」

3年前。 
起業家のスミスは、実の娘を含む会社の重役を集めて何かを始めようとしていた。

彼はその場の全員に、一時的に記憶を阻害することのできる薬を投与したうえで全員に恐ろしい秘密を伝えるというのだ。

その秘密とはなんなのか?

後日、薬を投与された娘は朦朧としながら、何を聞いたのか思い起こそうとしていた。
記憶の断片をメモに起こすが、そのメモは父に没収された。

彼女は三年後の現在、そのメモを持ってシャーロックのもとを訪れていた。
父は誰かを殺そうとしてた。しかしその名前を思い出せないのだった。

メアリーの死後、シャーロックへ憔悴していた。

シャーロックはいつもの観察眼で彼女の事を推理するが、その推理が導き出された理由は分からない。反射的に推理をしているだけなのだ。

シャーロックは思い詰めた彼女を追い出しすが、後から彼女を追った。

シャーロックの推理【娘のこと】

  • スカートを車のドアに挟んだ跡
  • 左側なので、助手席(タクシーできた)
  • 今は外にタクシーは待っていないし、電話で呼びもせず、コートもない。
  • 左手首に自傷の跡。
  • ハンドバッグが重すぎる→銃をもっている

彼女は自殺する気なのだとシャーロックは言い当てる。
シャーロックは彼女を誘ってチップスを食べに出た。

シャーロックの推理【娘が孤独だと分かった理由】

  • 折り目から、最初の数ヵ月は本の間に隠していた。
  • 隠したのは家に同居人がおらず、プライバシーも守られない可能性があるため→恋人
  • 画鋲の後から、彼とは別れて最近の数ヵ月は壁に貼られていた。
  • 料理の臭いから、キッチンに貼った。
  • 死にたがっているのに凝った料理を作るから彼女は料理好き。
  • キッチンは人の出入りが多いのに、そこに貼っていたということは、誰も来ない。→孤独

 

マイクロフトはシャーロックに見張りをつけていた。

シャーロックは彼に推理を披露しながら徘徊していた。

追跡の後を見ると、「F●CK OFF(失せろ)」と。

シャーロックは彼女の依頼を受けることにした。

理由は彼女が、たった一言で人生が変わったという「あり得ないこと」を口にしたからだという。

それは、「彼女の父が殺したいといった人の名」だというが、なぜそれがありえないのか?

 

シャーロックの推理【殺したい人の名】

  • 名前は一語ではなく、最低でも二語。
  • しかし彼女の記憶は鮮やかで、一語であることは間違いがない。

 

シャーロックは彼女から銃を受けとり、それを川へ投げ捨てた。
シャーロックは、未だにメアリーの死のショックから抜け出せないのだ。

苦しんでいるシャーロックに、「あなたは誰よりも好い人」と言い捨て、彼女は居なくなった。

シャーロックは思い付いた。

スミスが殺そうとした「誰か」は名前ではなく、「誰でも」という単語だったのだ。
彼はシリアルキラーだ。

シャーロックは記憶が混乱していた。

シャーロック、ジョンのセラピストの元へ

3週間後。

ハドソン夫人は尾行から逃げながらジョンのセラピーの元へ飛んできた。
彼女はシャーロックの暴走をジョンに知らせるために車をぶっとばしてきたのだ。

麻薬に侵されたシャーロックは、ツイッターでスミスを避難して世間を騒がせていた。
ハドソン夫人はそんなシャーロックを診るようにジョンに頼んだ。

ジョンも初めは拒否するが押しきられ、「近くによることがあれば診る」と約束する。

するとハドソン夫人は荷台を開いた。そこには手錠で繋がれたシャーロックがいた。

その時、スミスからジョンに電話が来た。

スミスはシャーロックと共に三人で会おうという。スミスはセラピストの家に迎えを寄越した。

誰にもこのセラピストのことを伝えていないのになぜシャーロックには分かったのか?

スミスは2週間前にシャーロックからこのセラピストの家の住所を聞いたという。まだセラピーを受けることを思い立ってから一週間も経ってはいないのだ。

しかしシャーロックはその理由をはぐらかしてスミスの邪悪さの話に転嫁する。

 

シャーロックはスミスを止めたいが、それにはジョンの力が必要だという。

 

ジョンは、今のシャーロックを第三者に診てもらう必要性を問い、モリ―の元へ連れていきたいという。

しかし、その瞬間モリ―が救急車と共にやってきた。
彼女もやはり2週間前にシャーロックに言われていたのだ。

 

シャーロックはモリ―の寄越した救急車へ、ジョンはスミスの車に乗った。

 

メアリーの推理【セラピストの住所】

  • ロージーがいるから週末はだめで、勤務時間内に通えるところ。
  • 職場の同僚に内密で受けたいから昼休みしかない→近所のセラピー
  • 男性よりも女性がいい。
  • 職場から自転車で通える距離で、予約が一番早く取れるところ

そこでこのセラピストだと分かった。

スミスとシャーロックの対峙

ジョンとシャーロックはCM撮影をしているスミスの元へ。

モリ―の診断でも、やはりシャーロックの薬中毒は目に余る状況だった。

シャーロックがTwitterでスミスに絡んだことは、結果的にはスミスの事業の大きな宣伝になってしまっていた。

二人はスミスと共に、彼の出資した病院へ慰問に行くことになった。

シャーロックはスミスからスッたスマホでどこかへメールを送り削除。そしてそのスマホをスミスに返した。

そして小児病棟の子供たちに事件の話を披露し始める。
スミスは「シリアルキラー」を捕まえる方法を問い、シャーロックとジョンを焚きつけた。

スミスは二人をお気に入りの部屋へ連れてゆく。

その時、シャーロックはさっきスミスの携帯から送ったメールによって、あと20分で彼の人生が変わると宣言した。

そこは遺体安置所だった。

彼は人を殺すのに手間をかけるよりも簡単な方法があるという。
要するに、病院で好きに殺人を犯しているという自白ともとれる発言である。

もうすぐここに、スミスの娘が来るとシャーロック。

実は彼はスミスの携帯で娘にメールをしたのだった。

シャーロックは自分と彼女の関係をスミスに語るが、断じて否定するスミス。

そこに彼女がやってきた。

現れたスミスの娘

しかし、彼女は以前シャーロックの元へやってきた女性とは別人だった。

彼女は一体誰だったのか?

当惑したシャーロックはメスを持ち、スミスに刃を向けた。
しかしジョンが彼を止めたのだった。そしてボコった。

結果スミスは無傷だった。
スミスはシャーロックを訴えないとした。

シャーロックはその病院にそのまま入院した。

ジョンは見舞い、昔彼が使っていた杖を餞別に置いて行った。

ジョンがいなくなると、スミスは彼しか知らない裏口からシャーロックの病室へ忍び込んだ。

マイクロフトに呼ばれ、ジョンは彼の待つベイカー街へ。
彼は捜査官を使って部屋の中を調査していた。

ジョンは彼に問いかける。

電話で、マイクロフトが、「兄弟を特別扱いはしない。あの時も、シャーロックにも」といったが、それはいつのことなのか?

しかし、マイクロフトははぐらかそうとした。

ジョンは、シャーロックのほかに弟がいるのだと言い当てるが、彼は否定。

ジョンは、メアリーがシャーロックに残したDVDを発見した。
ハドソン夫人はマイクロフトを含む全員を追い出し、DVDを再生した。

シャーロックの荒れた本当の理由

「もし私が死んだら、ジョンを救ってほしい。
それをするにはどうすればいいのかを教える。
それは……」

その時、病院でスミスはシャーロックと話をしていた。

スミスは彼に、なぜここへ来たのかを問うた。
まるで進んで身を差し出しに来たようだ、と。

シャーロックは答える。「僕を殺してほしい」と。

DVDを見たジョンは部屋を飛び出した。

スミスは点滴の投与量を変え、シャーロックを殺そうとする。

シャーロックは、「どうしてもスミスの自白が聞きたい」と朦朧とした中で語る。

スミスは人を殺す理由を語る。
「人間を殺すと幸せになれるから」と笑って。

ジョンはレストレードに電話をかける。メアリーの言葉。

「ジョンは誰の助けも受け入れない。しかし、人を助けはする。
ジョンを救うには彼に、あなたを救わせるしかない。
地獄へ落ちろ。地獄へ落ちたと見せかけろ。
自分から危険に飛び込め。
そうすればジョンは必ず駆けつける」

スミスはシャーロックを窒息させようとした。

その時、ジョンが病室へ踏み込み、すんでのところでシャーロックは助かる。

シャーロックは「自供を引き出した」と。しかしスミスはしらばっくれる。

実は、盗聴器をジョンの杖の中に仕込んでおいたのだ。
このことを読んだ3週間前に既に仕込んでおいたのだという。

後日、シャーロックはジョンと話をしていた。

薬漬けになったのは、ジョンに助けさせるためだったのだ。
しかし、スミスの娘の幻覚を見ることまでは予想できていなかったという。

ジョンは、「君はメアリーを殺していない」と伝える。

その時、シャーロックのスマホにアイリーンの着信音が鳴った。

ジョンは、彼女に返信するように焚きつけた。
そして、実は自分が浮気をしていたことを告白した。

ジョンはメアリーを失った悲しみから立ち直ろうとしていた。

シャーロックの、もう一人の家族

ジョンは再びセラピーに行っていたが、非常に状態は良くなっていた。

シャーロックは、部屋に来たスミスの娘の偽物の残したメモを部屋の隙間から発見した。

あれは現実だったのだ。

セラピストはジョンに、シャーロックの兄弟のことを尋ねる。

マイクロフトは元気だと伝えると、「そっちではなく、秘密のほう」と彼女は答える。

なぜ彼女はそんなことを知っているのか?

実はスミスの娘に扮してシャーロックに会いに来た女性は、ジョンのセラピストだったのだ。

彼女がスミスの娘のメモを持っているのは、スミスが彼女に渡したからだった。

そのうえ、彼女はジョンが浮気をしていた相手だったのだ。

彼女の名はユーラス。

シャーロックの実の妹だったのだ。

彼女はジョンに発砲した。

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン4第2話臥せる探偵】解説

過剰演出がやや目に余る本作。

私は初めて見た時に、これまでで一番の駄作だと思いました。

前々から過剰演出の気はありましたけど、ここにきて頂点を極めました。
全く不必要な時系列の混乱とスローモーションの多用。

話もあっちこっちに飛びまくって、そもそも話がどこへ向いているのかも分からなくなる。

シャーロックはスミスのことを「史上最も危険」とか言いますけど、全然そんなことはないですよね。

モリアーティは?

しかし、実際に最終話まで見てみると、過剰演出は「あること」を隠すための手段だということが簡単にわかります。

その「あること」とは、言うまでもなくシャーロックの妹の存在です。

それを分かったうえで観ると観ないでは、状況は全く変わります。

第1話の感想でも書きましたが、このシーズン4は今までよりもはるかに、シーズン通して一本という感じが強いんですね。

伏線を張り巡らされた作品というのは、基本的に伏線そのものは面白く描けないことが多いし、「これ伏線だなあ」と思ってしまうことが多いんですが、私もさすがにシーズン4は面白くないなあと思ってはいたけど話としては十分通じていたので、まさかこの1話と2話の多くの部分が伏線となって第3話に続くとは思ってもいませんでした。

信じられない水準のシナリオだと思います。

さて。

今回の第2話では少しわかりづらかった点を思い返してみようと思います。

そもそも、なんでシャーロックの妹がシャーロックの元へやってきたのか?

これは、彼女がシャーロックに近づくためにスミスから娘のメモをもらった事から話は始まっています。

最初に娘に薬を投与した後、朦朧としながらメモを書いていたわけですけど、そのメモはスミスが没収していたんですね。

それなのに、そのあとシャーロックの元へ来た娘はそのメモを持っていた。
実はスミスから共通の知り合いを使って、ユーラスがメモをもらっていたからだと分かります。

妹のユーラスはのちに分かることですが天才なので、多分スミスの悪事を全て知ったうえで利用し、シャーロックに近づいた。

だけどまあ別にそんなことしなくても近づけると思うんだけどね。
だから本当に彼女がなんでこんな回りくどい事をしたのかはよくわかりません。

ユーラスが何をしたかったのか?

それは次の最終話で明らかになるからです。

では、最終話の解説を待って下さい!

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