【SHERLOCK(シャーロック)シーズン3第2話三の兆候】全解説

2017-09-14映画, TVドラマミステリー

ついにジョンが結婚します。シャーロック第3シーズン第2話のストーリーの整理と感想。

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン3第2話三の兆候】ネタバレ全解説

ジョンとメアリーの結婚式当日。シャーロックは付添人としてスピーチを任されていた。

結婚式にはたくさんの人が招待されていた。
シャーロックはメアリーの付添人のジャニーンと一緒にいることが多い。

ジョンの軍人時代の上官であるショルトー少佐もやってきた。
彼は左半身を負傷している。

メアリ曰はく、「ジョンの知る中で一番の社交嫌い」だという。
(シャーロックはそれは自分のはずだ、と納得がいかない)

シャーロックのスピーチが始まった。

シャーロックのベストマン(付添人)スピーチ

緊張した面持ちで始まったシャーロックのスピーチ。

祝電の発表を(てきとうに)やり過ごした後に本題に入る。
ジョンから付添人の依頼を受けた時の事などを話した後、シャーロックは唐突に「結婚を祝えない」といい始める。

それからジョンを助手に選んだ理由から、ジョンのことを祝福できない理由を逆説的に説き素晴らしい図らずも素晴らしいスピーチとなって観衆の涙を誘う。

シャーロックはその涙の意味が理解できずに戸惑うんだけど、そのシーンのシャーロックはほんとかわいいです。

シャーロックは自分とジョンの担当した事件の話を始める。

シャーロックのスピーチ「血まみれの衛兵」

ジョンの結婚が決まってから、ジョンとメアリーと共にシャーロックも結婚式の準備にいそしんでいた。
そんなシャーロックの様子に不安を見出したメアリーは、ジョンを促して調査を再開するように促す。

シャーロックが選んだ事件はバッキンガム宮殿の衛兵のものだった。

ベインブリッジというその衛兵はストーカー問題に悩まされていた。
怪しげな男性に見張られて、毎日写真に撮られてているというのだ。

二人はさっそく宮殿に向かったが、彼は任務中だったため、待つことに。

待っている間にシャーロックは、なぜジョンがショルトー少佐と疎遠になったのかを問う。

ショルトー少佐は新兵たちの組織を統率していたのだが激戦となり、全員死亡。彼だけが生き残ったのだという。

シャーロックはジョンとの話の最中に抜け出し、こっそり宮殿に入ってしまう。

ジョンはベインブリッジの上官に直接話を聞きにいくが、上官は彼には非協力的である。
ベインブリッジはその時シャワーを浴びていたのだが、刺殺されて発見された。

ワトソンとシャーロックは拘束されてしまう。

シャーロックの推理【血まみれの衛兵】

  • 凶器がない
  • 体が濡れ、髪に泡があることから、シャワー中に刺された
  • 仕切りのドアには内側から鍵がかかっていた

しかし殺されていたと思ったベインブリッジには息があったという。

「ジョンは僕が調査をしている間にも人命救助をする素晴らしい人間だ」というスピーチにつなげて話を終えようとする。

レストレードは事件の結末を問うと、「未解決に終わった」と。

シャーロックのスピーチ「カゲロウ男」

シャーロックは独身男子会で泥酔しないよう、モリ―にビールの量を図ってもらい、その量の通りにビールを飲んでいた。

しかしこっそりジョンが酒をビールに混ぜたものをシャーロックは飲んでしまい、結局泥酔する羽目に。

そんな二人の元へ依頼人が現れる。

彼女は男性とデートをしていたのだが、連絡が取れなくなったのだという。
彼の部屋に行ってみるも、彼が住んでいた形跡がない。大家に聞いたら、住んでいた男は心臓発作で死んだというが、彼女が男と食事をしたのはその一週間後だというのだ。

二人は酔っぱらった状態で、彼の住んでいたアパートに行くが、泥酔した状態では調査もできない。

それどころか二人は通報されて拘束されてしまった。それを助けたのはレストレードだった。

シャーロックはジョンに隠れて、「人殺しで勲章」とショルトー少佐をたたく記事を読んでいた。シャーロックが調べた限り、依頼人の女性がデートした「亡霊」はロンドン中で何度も出没していた。

彼は被害者たち4人とオンラインでコンタクトを取り、「亡霊」の話を聞く。

4人が出会った「亡霊」は全て違う名前、違う髪型で違う住所だった。
「亡霊」は新聞の死亡欄に載っていた人間の身元を盗み、住人のいなくなった家を使っていた。 

何のために?

シャーロックはこの事件も最後まで語らなかった。

全員で乾杯をしようとしたときに彼はひらめく。

シャーロックは、「カゲロウ男」の依頼人の女性のことを思い出す。
彼女は二人が泥酔した夜、ジョンの本名をミドルネームまで知っていた。

ジョンはミドルネームを嫌って隠しているのに、なぜ知っていたのか?

シャーロックの推理【カゲロウ男は誰か】

  • 依頼人がジョンのミドルネームを知っていたのは、ジョンの結婚式の招待状を見たから
  • 「亡霊」は身元を詐称し、この結婚式情報を入手した

シャーロックはこの会場にカゲロウ男がいることを予測。

何かの事件を起こすに違いない。
彼はスピーチをしながら、誰がカゲロウ男なのかを推理しはじめる。

誰がカゲロウ男かを推理するのをやめ、ターゲットを縛り始めるシャーロック。

シャーロックの推理【カゲロウ男の狙い】

  • 結婚式では誰を殺そうとするのか?
  • 普段は身を隠していて、呼ばれた席でしか姿を現さない。
  • きわめて非社交的な人物で、その場だけが殺す機会である。

その人物とは、ショルトー少佐だった。

シャーロックは衛兵の殺人未遂はショルトー殺害のリハーサルだったと推測する。

ショルトー少佐は部屋に立てこもってしまう。
彼は透明人間に透明の凶器の謎を解いたら部屋から出るとシャーロックに告げる。

シャーロックの推理【透明な凶器の謎】

  • 犯人はベルトに越しにショルトーを刺す
  • 刃物が細いのとベルトの圧迫で気が付かない

シャーロックの推理【カゲロウ男の正体】

  • 結婚式で誰からも注目されずにターゲットに近づける人物が犯人
  • カゲロウ男はカメラマンだった。
  • 新兵の弟がショルトー少佐の戦闘で死亡し、彼を恨んでいた
  • ショルトーに復讐すべく彼の使用人に接触し、この結婚式のことを知った
  • あらかじめ衛兵でリハーサルをし、その通りに実行

犯人は逮捕され、パーティ―は終わろうとしていた。
シャーロックは最後にもう一つ推理を披露する

シャーロックの推理【メアリーの三つの兆候】

  • 食欲増加
  • 味覚の変化
  • 体調不良と精神不安定

三つの兆候はメアリーの妊娠を意味していた。

シャーロックは楽し気な雰囲気の会場を後にした。

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン3第2話三の兆候】感想

入れ子構造で凝ったシナリオでかなりよくできた作品だと思いますが私はそれほど好きな回ではありませんでした。

理由は、シャーロックがたまたま余興で話をした二つの事件と結婚式が繋がるということが非現実的に思えるからというのはあります。

シャーロックがこの2件の話をしたのがジョンの人となりを語るのにふさわしいと感じたというのは、偶然この2件が繋がるという理由としては弱いでしょう(「部屋の中のゾウ」の話を選ばなかったのは、たまたまです)。

推理小説やドラマや映画でこのような展開になることはよくあることなのですが、このような不自然さはあまり見過ごせないというのが私の意見です。

ただ、結婚式のスピーチから事件を解決してゆくという展開自体はすごく面白いし、やっぱりかなりすごい脚本だなと思います。

かつての三谷幸喜が考えそうなことだなと思いました(今でもかな?)。

最後にメアリーの妊娠をシャーロックが予測するけども、そのあとに二人に対して祝福の笑顔を向けるのは全然ダメですね。

シャーロックは子どもができたくらいでそんな顔しないと思うわ。

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