【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】全解説

2017-09-25TVドラマミステリー

シャーロックで一番好きなエピソードです!
複雑なので、ストーリーを整理しようと思います。

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】ネタバレ全解説

モリアーティとの対決の結末

シーズン1第3話からの引き続き。 

一度帰ったかと思われたモリアーティだけども、すぐに戻ってくる。
再び命の危険にさらされる二人。

シャーロックはモリアーティの足元にある爆弾に銃弾を撃ち込み爆発させようとする。

しかし、その瞬間「ステイン・アライブ」の着メロが……
それは、モリアーティの携帯だった。

モリアーティはシャーロック達に一言断り、その電話に出る。
別件の仕事に関する電話だったようで、モリアーティはその場を後にする。

シャーロックは、「一体誰が彼の気持ちを変えたのか」と訝しむ。

自宅に戻った二人。
ワトソンは相変わらずブログ作成にいそしんでいる。

シャーロックには「事件を解決してほしい」と以来の来客が殺到している。
しかしほとんどの案件でシャーロックの好奇心をくすぐらず、追い返してしまう。

墜落事故航空機に乗っていたはずの男の死体

ある日、レストレードから事件の協力を要請される。

その前日にデュッセルドルフで墜落した航空機に関する事件で、ニュースでは爆弾テロとの結論に達していた。

乗り捨てられた車のトランクに、殺された男の遺体が入っていた。
その男はその航空機の搭乗手続きを済ませており、所持品にも搭乗券や、機内サービスのナプキンや菓子があった。
パスポートにはベルリンのスタンプ。

つまり彼は事故機に乗っているはずだったのだ。
謎は深まる。

今や「ブロガー探偵」として名を馳せたシャーロックは、新聞記事にも載るほどの知名度を得ていた。

山中ハイカーの謎の死の事件

ある日、男があわてた様子でシャーロックの家に上がりこんでくる。どうやら依頼人のようだ。

14時間前、変えは人気のない山の中で車をエンストさせてしまい困っていた。

と、遠く川べりに赤いジャケットの男がいることを発見する。
しかし彼は気に留めず、改めてエンジンをかけようとしたが、爆音が一つ鳴っただけでエンジンはかからなかった。

ふと、赤いジャケットの男のほうを見ると、男は倒れていた。死んでいたのだ。

依頼人は一瞬ジャケットの男から目を離しただけである。しかも川べりは非常に開けた見晴らしいの良い場所なのだった。

現場に到着したのはワトソンだった。
ワトソンはネットにつなぎ、現場の状況をシャーロックに説明する。

男に銃創はなかったため、銃弾で死んだのではない。
死因は鈍器による後頭部への一撃。

しかし発覚している通り、依頼人の男は一瞬目を離しただけで周りに人がいなかったことは確認されている。

つまり、犯人も凶器も消えてしまっているのだ。

現地の警察と話をするシャーロック。
警察の見解は、彼が男を殺した、ということらしい。

「それならなぜわざわざ死体の事を警察や探偵に知らせる?」とシャーロックは聞く。
「依頼人は利口なのだ」と言う警察に、シャーロックは説明する。

シャーロックの推理【依頼人の太った男】

  • 肥満体で口の臭い独り者
  • 右そでの状態からネット・ポルノ依存
  • 臭い息から心臓疾患の兆候
  • 自尊心とIQが低く余命も短い

→知能犯ではありえない

その時、二人の男がシャーロックを迎えに来る。
その何者かは、ワトソンにもヘリコプターで迎えを寄越していた。

 シャーロックはその時シャワーを浴びたばかりで、シーツ一枚を体に羽織っているだけの姿であった。迎えの男たちは正装することを進める。「服を整えていくべき場所だ」というのである。

一瞬でシャーロックは行先を推理する。

アイリーン・アドラーの写真事件 

到着したのはバッキンガム宮殿である。
そこには相変わらずシーツ一枚にくるまったシャーロックと、ワトソンが合流した。

そこへ登場したのは、予想通りマイクロフトだった。

今回の依頼人は「この国で一番高位の方」だという。
マイクロフトの説得で、シャーロックは容易された服を着る。

黒いスーツがホントにかっこいいですね♡

マイクロフトが出したのは、ある美しい女性の写真である。
彼女は二つの政治的スキャンダルの中心人物だという。

彼女の名はアイリーン・アドラー

「その女」とのニックネームがある。 
彼女はさまざまな嗜好の客を取る高級娼婦なのである。 

アイリーンの元にはある「重要な写真」があるというのだ。

その写真に写っているのは、「高名な依頼人」に関係する非常に若い女性だという。
アイリーンはその写真の存在をマイクロフト達に知らせてきただけで、何の要求もないのである。

彼女の狙いはなんなのか。
シャーロックは彼女の捜査に協力することにした。

シャーロックはワトソンを使って顔に傷を負い、暴漢に襲われたふりをして中に入れてもらおうとする。しかしすべての手の内をアイリーンは理解していた。

一人部屋で待つシャーロックの元に、アイリーンがやってきた。

アイリーンは何と全裸一糸まとわぬすっぽんぽんだったのである。

さすがのシャーロックもこればかりはびっくり仰天で硬直
その時ワトソンが部屋にやってくる。やはり硬直する。

シャーロックはいつもの通り、アイリーンを見て何かしら推理を試みるが、全く糸口がつかめない。

どうでもいいけどこのアイリーン、若いころのシガニー・ウィーバーにちょっと似ている。

アイリーンはしかも、山中で殺された赤いジャケットの男の事件の事を知っていた。
その事件の犯人をアイリーンはシャーロックに問う。

シャーロックは問題の写真がこの部屋にある、と言い当てる。

そして山中の事件の推理を話し始める。
推理の重要なポイントは、「故障車の大きな音」だった。

推理の披露をしている間に火事の警報が鳴り始める。
ワトソンが部屋の外で火を燃やして警報を鳴らしたのだ。

アイリーンは反射的に鏡のほうを見てしまう。シャーロックが調べると、鏡の裏の壁には金庫があった。

金庫のカギは6ケタの暗号で解かれる。
アイリーンは「番号はすでに教えてある」という。

その瞬間、武装した二人の男が部屋に入ってくる。アイリーンの差し金でもないらしい。

訛りから彼らがアメリカ人であることがわかる。二人はシャーロックに、写真を取り出すように伝える。

「番号は知らない」と強調するシャーロック。

しかし男たちはすぐに金庫を開けないとワトソンを打ち殺すといい、カウントダウンを始めた。

シャーロックは仕方なく、6ケタの番号を打ち込み、ロックを開ける。

中に仕込まれていた銃が自動的に発射され、男たちのうち一人が死に、ほかの者も気絶させられた。

中に入っていたのは携帯電話で、そこに写真はすべて入っているらしい。しかし携帯もロックされていたのだ。

 

“I AM □□□□ LOCKED”

 

4つのブランク “□” にはどんな文字が入るのか。

隙を見たアイリーンは麻痺薬らしきものをシャーロックに打ち込み、携帯を取り返して去った。

去り際に彼女は、金庫のパスワードの秘密をワトソンに暴く。
6ケタの数字は、彼女の3サイズだったのだ。

シャーロックの夢の中でアイリーンが「山中の事件」の謎解きをする。

周りにだれもいないで後頭部への強打。
それは被害者が投げたブーメランの打撃だったのだ。

ブーメランを投げた瞬間、車の爆発音が聞こえて振り返った。その後頭部をブーメランが直撃し、そのブーメランは川に流されて現場から消えた。

ワトソンの自宅へ戻ったシャーロックの携帯に、アイリーンからメールが届く。

「また今度、ホームズさん」

アイリーンからのメールの数々と彼女の死

翌朝、二人の元へマイクロフトがやってくる。

アメリカ人の追跡者の事を、マイクロフトは事前に知っていた。彼らはCIAだという。

弟を危険にさらしたマイクロフトに対してハドスン夫人が怒りをあらわにすると、マイクロフトは「黙れ、ハドスンさん」と暴言を吐いてしまう。

その言葉に対してブチ切れるシャーロック。非常に紳士である。
マイクロフトは丁寧に謝罪した。

シャーロックの携帯には何度もアイリーンからのメールが届く

シャーロックは、アイリーンの一件でどうしてCIAまでもが動くのか疑問をマイクロフトに投げかけると、マイクロフトは「この一件から手を引け」と言う。

時はクリスマスパーティー

シャーロック達が催したパーティーにはハドソン夫人とワトソンの新しい恋人、レストレードがとモリーが招かれていた。

モリーが用意したプレゼントを見たシャーロックは、それが自分あてであるとも知らずにその真剣な恋心を推理して揶揄し、モリーを傷つけてしまう。
カードを見ると自分の名前が書いてあった。

シャーロックにしては非常に珍しく、彼はモリーに丁寧に謝り、キスを送る。
シャーロックには57通目のメールが届いていた。

「暖炉」そこにはアイリーンのリップと同じ色のラッピングのプレゼントが置いてある。

中身は、例の携帯電話だった。
命と同じくらい彼女はこの携帯を大切にしていた。その携帯電話を彼に託すということは、アイリーンはすでに死んでいると予測。

マイクロフトと共に遺体安置所で彼女アイリーンと思われる死体を確認する。
顔はつぶされていたが全身を確認すると、シャーロックはこれがアイリーンのものだと確信する。

ショックに明け暮れるシャーロックは日々をバイオリンを弾いて過ごしていた。

ジョンはある日、見知らぬ女性の誘導でとある廃墟の工場へ向かった。彼はマイクロフトの依頼と思っていたのだが、実はそうではなかった。

そこにいたのは、なんとアイリーンだったのだ。

アイリーンは自分に死が近いことを悟り、シャーロックに携帯電話を託した。しかしアイリーンは死ななかったので、携帯を取り戻す手伝いをワトソンに依頼するために呼び寄せたのだった。

しかも、彼女はゲイだという。
その会話を実はシャーロックは聞いていた。

家に帰ると侵入者がハドソン夫人を捉えてシャーロックを待っていた。隙を見てハドソン夫人を助け出す。非常に間抜けな男だった。

シャーロックは怒り狂って男を窓から突き落とす
彼はハドソン夫人に対する無礼な態度が、誰であっても許せないのだ。

問題の携帯はハドソン夫人が隠し持っていた。

シャーロックは、携帯には写真以外のデータも入っているという。
しかしどう解析しても携帯のパスワードがわからない。

アイリーンがシャーロックの元へ登場。暗号解読できるのか?

ある日、家に帰るとシャーロックのベッドでアイリーンが眠っていた。

アイリーンによると、彼女はあるとき偶然に写真以上の情報を手に入れた。
しかし、彼女にはその情報を読み解くことができないのだった。

その情報を彼女は提示する。
彼女の顧客に国防省の役人がいた。

「世界を救う」と言われたものを、プレイ中に写したのだという。
それは、数字とアルファベットの組み合わさった、かなり長い暗号のようなコードだった。

暗号の専門家に聞いてもわからなかったという。

シャーロックの推理【携帯の中の暗号】

  • アルファベットには数字の「1」と間違う「I」がない
  • 「I」を除いたA~Kのアルファベットでなっているから航空機の座席である。
  • Kー55以降も列があることから、2階建てのジャンボ機である
  • 「13列」があるので迷信深い会社ではない
  • 「007」という便名でさらに絞り込む
  • 情報源からしてイギリス発の便

6時30分発ヒースロー発ボルチモア行747型機(007機)

シャーロックはこの「007機」という名前に見覚えがあった。
アイリーンはシャーロックに気づかれないようにその情報を何者かに流す。

それを受け取ったのは、モリアーティだった。

モリアーティは「ジャンボ機かなんてこった、ホームズさん」と、マイクロフトにメールする。
マイクロフトはショックを受け、頭を悩ませる。

シャーロックは、第2次世界大戦中の兵士たちの噂話を思い出す。
事前に暗号を解読しコベントリー襲撃を予測していたにも関わらず、暗号を解読した事実を伏せるためにそのまま襲撃させたということである

アイリーンと話をしているシャーロックの元へ、使者が送られてくる。

彼がシャーロックに手渡したものは、シャーロック名義の航空券だった。
シャーロックは使者に連れられて外出する。

一番初めのデュッセルドルフの爆弾テロと同じように、シャーロックが推理した航空機にも爆弾が仕掛けられている

しかし、米英の政府はそれを知りながら情報を隠すために爆破を放置する気だという。

航空機爆破テロ事件の全貌

シャーロックはその航空機に招き入れられる。
客席にはすべて、すでに死んだ人間が座らせられていた

マイクロフトが登場して説明する。
こうすることで政府は情報を隠すことができるし、テロ犯はテロ欲が満たされるという。

実は、近日シャーロックの元を訪れた依頼人の中に、いずれも「遺体の紛失」にかかわる案件が連続して持ち込まれていたことをシャーロックは思い出す。

それぞれに関連性があることを見抜けなかったシャーロックは、その依頼をすべて却下していたのだった。

そして一番初めのトランクの死体事件。
デュッセルドルフの事件でもやはり同じような計画を行ったのだが、一人を積み損ねた。

あの遺体は積まれずに放置されたものだったのである。

しかし周到に計画されたテロ防止策だが、シャーロックが推理を当ててしまったことで情報がテロリストに漏れてしまった。

アイリーン・アドラー事件と政府の誤算:解決編 

情報を整理しよう。

マイクロフト達政府はテロ事件が起こる情報を事前に入手した。
しかし国防省の男がそれをアイリーンに漏洩

アイリーンは偶然にその情報を入手したのではなく、モリアーティの依頼で故意に入手したのである。
アイリーンは何とかその暗号を解こうとするも失敗。

政府はマイクロフトを使い、「写真の漏洩事件」としてその携帯を回収するようにシャーロックに依頼した。

しかしシャーロックは、図らずもアイリーンの持つテロの暗号を解いてしまったのである。

アイリーンは直ちにモリアーティにそのことを報告。
政府がジャンボ機爆破を知ったうえで無駄なテロ事件を起こそうとすることはテロリストたちに伝わってしまったのである。

要するにシャーロックのせいで政府の情報が敵の手に渡ったのである。
そのことを激怒するマイクロフト。

(完全に八つ当たりなんですけど……)

さて、そんな全貌が明らかになると同時にアイリーンが死の航空機に乗り込んでくる。

彼女が言うには、携帯にはほかにも国家を転覆させられるほどの情報が入っているという。

それを止めるには、やはりパスワードを解読する以外にはない。

アイリーンの携帯のパスワード解読

シャーロックの自宅に戻った3人。
アイリーンは自分の身の保障と、金銭を要求した。

その時シャーロックはひらめく。

「感情は敗者に見られる科学的欠陥だ」

シャーロックの推理【アイリーンのパスワード】

  • シャーロックは以前アイリーンに触れられたときにを取っていた。
  • 脈は速く、瞳孔は開いていた。
  • 彼女は理性を失っていたのである。
  • 本来なら意味のない数字の羅列にすべきところを意味のあるものにしてしまった。
  • 彼女はシャーロックに恋をしていたからだ。

 

“I AM □□□□ LOCKED”

 

4ケタのブランク “□” に入るコードを、ついにシャーロックは突き止めた。

 

“I AM SHER LOCKED”

 

携帯のロックは外された。

アイリーン事件:後日談

後日、カフェでマイクロフトとワトソンが話をしていた。

彼女はアメリカで名前を変え、証人保護プログラム下に置かれているという。
それは建前で、彼女は実はすでにカラチで亡くなっているということなのだ。

マイクロフトは、「シャーロックでもその場にいなければ、この死を偽装することはできない」という。

部屋に戻ったワトソンはアイリーンがアメリカで生きているとウソをつく。
シャーロックの頼みでワトソンはアイリーンの携帯を彼に渡す

アイリーンがシャーロックに送った最後のメッセージは、「ホームズさん、さよなら」だった。

そのメールを打った日、処刑される寸前で彼女をカラチで助けたのは、ホームズだった。

偽装死亡に成功したアイリーンは、今でもどこかで生きているのだ。

そのことを知っているのは、世の中でシャーロックのほかはいない?のか??

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】のポイント

本来はここからこの回の感想やら考察に入って行こうと思っていたんですが、最後の部分「アイリーンの偽装死亡に成功したことは、シャーロックだけしか知らないのか?」という部分に考察が入り長くなりそうなので、とりあえず一旦ここでこの記事は閉じます。

続きはこちら↓

シャーロックシリーズ解説↓

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