【SHERLOCK(シャーロック)シーズン1第1話ピンク色の研究】全解説

2017-09-25TVドラマミステリー

SHERLOCKが大好きなんですが、非常にテンポが速い&難解な部分があるので、この度全部細かい推理まですべて洗いなおしてみた。

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン1第1話ピンク色の研究】】ネタバレ全解説

 シャーロックとワトソンの出会い

アフガニスタン紛争に軍医として従軍していたジョン・ワトソンは帰国後、心的外傷後ストレス障害に悩まされている。

カウンセラーにはブログを薦められているが、書きすすめることができない。

一方、かかわりのない三人の男女が同じ毒物で服毒自殺をする事件が起こる。警察はすべて「自殺」と判断した上で連続事件として捜査すると発表。

その瞬間、シャーロックから記者会見場の警察や記者たちに「違う(wrong)」とメールが届く。

ワトソンは元同僚のスタンフォードと再会。
スタンフォードの知り合いで、ルームメイトを探している男がいるとの話を持ちかけられ、二人は彼の元へ向かう。

遺体安置所で実験中のシャーロックの元に二人がやってくる。

シャーロックの推理【初対面のワトソン】

  • ワトソンはアフガニスタンかイラク帰りの元軍医。負傷して帰国。
  • ワトソンには兄がいるが、飲酒癖のせいで彼に援助を求めることができない。兄は最近妻と別れた。
  • ワトソンのセラピストが言うには、脚が悪いのは心因性のものだという。

シャーロックはシェアハウスの住所だけ伝えて出ていく。

ワトソンはベーカー街221Bへ。
一緒にいるところへ警察のレストレードがやってくる。例の自殺事件がまた起こったのである。

シャーロックは喜び、ワトソンを連れて現場へ向かう。
現場への途中でワトソンへの推理の謎解きをする。

シャーロックの推理【初対面のワトソン:その2】

  • 髪型や姿勢から元軍人と判断。
  • 病院での「昔と違うな」という発言から、軍医だった
  • 顔は日焼けしているが手首は白いから、日光浴以外で海外へ行っていた
  • 歩くときには脚を引きずるが普通に立てることから、脚は心因性の障害
  • PTSDになる負傷といえば戦場である→アフガニスタンかイラク
  • 心因性の障害を患っているならセラピストがいる
  • ワトソンの携帯は高級モデルだったが、ワトソンの経済状況からして贈られたものである
  • 鍵や小銭と一緒にポケットに入れた傷があるが、ワトソンは乱暴なタイプではないから、前の所有者のつけた傷である
  • 携帯の裏に「ハリー・ワトソン」と名前の刻印がある
  • 若者向けの機種なのと住居に困っていることから、親しい親戚はいない→兄である
  • 刻印にある「クララより」の「クララ」とはおそらく妻の事だが、半年前のモデルであることからこの間に不仲になり、別れた
  • ワトソンと連絡が取りたいために兄はワトソンに携帯をあげた
  • しかしワトソンは兄に助けを求めない、理由は飲酒癖にある
  • 充電端子の周りにある無数の傷は酒が切れたための禁断症状である

 ※シャーロックの推理ミス→「ハリー」の本名は「ハリエット」ワトソンの姉である。

ピンク色のコートの女性・自殺事件四人目

現場ではピンク色のコートを着た女性がうつぶせになって死んでいた。 

シャーロックの推理【ピンク色のコートの女性】

  • 派手なピンク色の服からメディア関係の仕事
  • スーツケースからして一泊の予定でロンドンへ来た
  • 結婚指輪は年季物で、ほかの装飾品と比べて古びている。指輪は内側だけがピカピカ→頻繁に外すから
  • 彼女の爪の派手さを見る限り、労働のために外すのではないことがわかる→結婚10年以上だが、幸福ではなく時々浮気をしていた
  • ロンドンは数時間晴れているのに、コートは湿っている。襟を立てたぬれ方なことから、風を伴う雨だった。
  • 家は遠いがコートが乾かない2~3時間の距離→その距離で強風があった場所はカーディフである。
  • ダイイングメッセージでは「レイチェル」と書こうとして途中で止まっている。
  • 脚の後ろの泥の飛びと大きさから、一泊サイズのスーツケースを持っていた

しかし、スーツケースは見つかってはいない。

薬は本人たちが自分で飲んではいるが、連続殺人であるとシャーロックは判断。
そして彼は犯人がすでにミスを起こしていると指摘。

そのミスとは、「ピンク」だというのである。

シャーロックを狙う謎の人物とワトソンの対面

シャーロックが先に帰ってしまったので、ワトソンは一人で帰ろうとすると、道すがらの電話ボックスが鳴る。ワトソンが出ると、監視カメラでワトソンを監視しているという。
ワトソンは迎えの車に乗ってどこかに連れて行かれる。

倉庫のような場所で男は待っていた。

彼はシャーロックの「友人よりも近い存在」「宿敵」だと言う。
男はワトソンを買収しようと持ちかける。引き換えにシャーロックの動向を教えろというのである。
ワトソンはその申し出を断る。

家に帰るとシャーロックは考えにふけっていた。

曰く、犯人のミスとはスーツケースを持ち去ったことだという。

シャーロックは被害者の電話番号を調べており、そこへワトソンから「何があったの? 私、記憶が飛んでいるの。ノーサンバランド通り22へ来て」とメールをさせる。

シャーロックはすでにピンクのスーツケースを探し出し、自宅に運んでいた。

シャーロックの推理【スーツケースの発見】

  • 犯人は車で被害者を現場へ運んだ。
  • 荷物は車中に残ってしまったが、男性が持つには派手すぎるため、気づいたらすぐに捨てたはずだ。

→シャーロックは現場から5分以内の裏通りの粗大ごみを投棄できる場所を調べ、スーツケースを探し出した。

現場にもスーツケースにも彼女の携帯はない。いったいどこにあるのか?
犯人が持っていることを予測してシャーロックはメールしたのである。

その時、ワトソンの携帯に非通知で電話が来た。
二人は指定したノーサンバラント通り22へ向かい、レストランで張り込むことに。

指定した場所にタクシーが止まった。二人が後を追おうとすると逃げるタクシー。
やっとのことで二人は追い付くが、そこに乗っていたのはLAから渡英したばかりの旅行者だった。

気が付くとワトソンは杖を持たずに走っていた。

自宅へ戻るとレストレードをはじめとした警察たちが家宅捜査をしていた。

レストレードによると、「レイチェル」は被害者の娘の名前で、彼女は14年前に生まれてすぐに亡くなった娘だった。

なぜそんな娘の名前を残したのか?

シャーロックの推理【被害者の狙い】

  • 死を予感したは犯人の車にわざと携帯を残した
  • 「レイチェル」はメールボックスを開けるためのパスワードだったのである
  • メールボックスからGPS操作ができる

携帯の場所を調べると、シャーロックの住むベーカー街221Bを示した。 

その時、携帯に「一緒に来い」とのメッセージが入る。
犯人はタクシーの運転手だった。

犯人は「4人は勝手に薬を飲んで死んだ」と言う。

シャーロックは好奇心に突き動かされて犯人の車に乗ってついて行ってしまう。
ワトソンはGPSから、二人の居場所を追う。

犯人とシャーロックの対決

二人は専門学校の校舎に行った。

犯人は、薬の瓶を二つ取り出し、「どちらかが毒だ。一方を自分が飲むので一方を飲め」と言う。

シャーロックの推理【犯人の目的】

  • 左耳の後ろに髭剃りフォームが残っている→注意する者がいない一人暮らし
  • 車に妻を切り離した家族写真があった→離婚している
  • 写真は古く額は新しい→子供には会えない状況
  • 服は洗濯済みだが買って3年は経っている→さしあた体裁を整えているだけ
  • 捨て身の方法での殺人

以上から3年前に死を宣告されている。
白状するには動脈瘤があるとのこと。

この殺人にはスポンサーがおり、殺すたびに報酬があった。自分が死んでも遺せるものがなかった犯人は、それで犯行に及んだのである。

その「スポンサー」はシャーロックのファンだという。
犯人は薬を飲むか銃で殺されるかの選択を迫り、被害者たちを殺していた。

シャーロックは好奇心に突き動かされて薬を飲もうとする。その時、ワトソンが犯人の肩を打ち抜き、ゲームは終わる。

死にかけの犯人に拷問をしかけ、シャーロックは「スポンサー」の名前を聞き出す。

それは「モリアーティ」という名前だった。

二人は無事、警察に保護され、家へ帰ろうとする。

その時、ワトソンを買収しようとした男が姿を見せる。
実は彼がシャーロックの実兄であることがわかる。

異常に弟思いの兄は弟が心配なあまり、ワトソンを使って監視しようとしていたのであった。

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン1第1話ピンク色の研究】感想

 

 人気ドラマ「SHERLOCK」の記念すべき第1話で、世界に衝撃を与えた作品です。

こうやってストーリーを洗いなおしてみても、改めて完ぺきなシナリオ&演出の傑作だな~と思います。

だけど他の話に比べてこの第1話が私としてはそれほど好きというわけではありません。
犯人があんまり好きではなかったですね。
ただの残念なジジイでしたからね~

ちなみに後でドイルの「緋色の研究」(元ネタ)を読みましたけど、かなり内容が違います。それに私としてはかなり衝撃作の部類でめちゃくちゃ面白かったので、オススメしておきます。

 

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