ローマにはたくさんの地下遺跡が存在していて、いまだに発掘が進められているところもあります(というか、掘れば何かしら出てきてしまいます)。

古代ローマの施設の上に教会を建てたりしたので、多くの教会には地下遺跡が存在します。そんな地下遺跡を巡ってみました。

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古代ローマの世界~必見の教会地下遺跡

サン・クレメンテ教会

サン・クレメンテ教会

Basilica San Clemente in Rome.JPG – Wikipedia

この教会はファサードからではなく側面の出入り口から入場します。

サン・クレメンテ教会の出入り口

ファサードの部分は回り込んでみないといけないんだけど壁に囲まれていて、外から見えたかちょっと不確かです(私は確認しなかったので)

圧倒的に素晴らしい地下遺跡です。

しかしここはバジリカも含めて写真撮影が不可でした。
ここは教会の下に2層の地下遺跡が眠っています。

この教会の地下遺跡のすごいところは、とにかく広くてきれいなところです。
地下遺跡といってもほかの教会の場合、過去には違う施設として使われていたりすると骨格自体が変わっていて上部と全然違う部屋になっていることが多いんだけど、この遺跡は地下も教会として使われていたそうで、非常に広いんですね。

地階の教会は主に12世紀に建てられた教会で、フレスコ画が有名なんだけど、私が行ったときには修復中だったかな。

地下一階は4世紀、ローマ時代にキリスト教が解禁されてすぐに建てられた教会だそうです。
他の地下遺跡に比べてかなり広いし、ライトがたくさんついていて明るくて見やすい。

壁にはたくさんの碑文が書かれた石が埋め込まれていたり、フレスコ画が描かれているんだけど、この建物の上に今の教会を建てたので、フレスコ画ががっつり半分は上の階の床に埋め込まれたりして、いかに当時の方が一切過去の遺産に敬意を払わなかったのかがよくわかります。

そういうのもまた面白い。

地下2階にある空間は、1世紀~2世紀ころの遺跡とミトラ教の神殿がありました。

 

quando i guerrieri erano guerrieri e avevano la loro religione che escludeva le donne una religione astrale di cui misteri si inseriscono in un quadro cosmico per poter salire verso l’eterno dovevano superare sette prove di iniziazione da corax al pater dal mercurio al saturno quattro fori grandi per quattro stagioni e sette fori piccoli per sette divinità planetarie facevano passare la luce sull’altare del dio Mitra intorno al quale si consumava l’agapo, un banchetto durante il quale veniva celebrato il vittorioso e coraggioso Mitra che dopo aver ucciso il toro festeggio la sua impresa mangiando e bevendo sulla pelle del toro con il Dio Sole in sostanza si magnava e beveva e si guardavano i riti di iniziazione spesso parecchio sanguinosi da notare che il numero sette è anche qui la misura massima di ogni cosa (dr Culocane docet) . . #mitreoromano #mitreo #diomitra #mithra #godmithra #cultodimitra #sette #setteeilnuneromassimodiognicosa #basilicasanclemente #banchetto #lagape

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秘密主義の古代宗教ミトラ教。

いくつかミトラ教に関する遺跡も観たけど(オスティアなど)、どれも地下なんですね。口外しちゃいけないとかいろいろあったらしいけど、面白いね。

この教会はそれほど大きくはないのに歴史の動きが如実に分かるし、他に比べてすごくきれいに整備されて見学しやすいのでほんとにおすすめです!

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会

こちらは少し離れまして、トラステヴェレの教会です。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会の内部

それほど大きくはな異ですが美しい教会です。

マデルノ作チチェーリア象などがあります。

マデルノ作チチェーリア象

この教会の地下にも遺跡があります。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会の地下へ

教会に向かって左手の入り口から入ってゆきます。
地下遺構の入場料は2ユーロだったと思います。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会地下遺構

このあたりはかつて住居だったらしいです。

小さな部屋がいくつも並んでいます。
その中には礼拝所兼集会所だったりとか、確か貯蔵庫のような穴もいくつか見ることができました。

意外と広いです。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会モザイク

奥まで入ってゆくと、突然全く違う時代(中世)の小さな礼拝堂があります。
そこはもう別世界、息をのむほど美しい空間です。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会地下礼拝堂

これの礼拝堂の存在は全く知らなかったので本当に驚きました。
この空間のことはガイドブックにも載っていません。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会地下礼拝堂

これはほんとに見事というよりほかはないです。

遺跡部分には色彩が一切ないので、さらにこの空間が別次元の鮮やかさを放っているように感じます。

サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会地下礼拝堂

ため息が出るほど美しい。

本当におすすめです!!

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会

こちらはコロッセオ付近のネロ庭園にある教会。
今までの2軒の教会はガイドブックに載っていましたが、こちらはガイドブック教会すらガイドに載ってません。どうかしてるぜ!!

私はこの教会を帰国直前にぎりぎり見たのですが(どの程度のものかわからず)、とにかく必見中の必見なのでご紹介します。

教会の前にはアーチ状の遺跡が遺っています。

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会

遺跡は側面から入場可能です。
この日は結婚式があったようなので、教会の中は見れませんでした。

この教会の地下遺跡は邸宅跡だそうです。
後から邸宅跡を教会の土台に使ったので、地下空間はかなり迷路のように入り組んでいます。

ここは入場の時に写真はフラッシュがなければってことだったと思うんだけど、今この教会の情報を集めていて写真は不可って書いてあったのでどういうことだろうか?

よく覚えてないけど、入口のスタッフの方の前とかでも写真撮った気がするんだけどな。(あと私のスマホはシャッター音がうるさいので、聞こえないことはないと思う)

まあ、せっかく撮ったので載せることにしましょう

(調べたら、前には入場にも制限があったようでしたが今は、少なくとも私が行ったときにはありませんでしたので、システムが変わったのかもね)

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会のフレスコ画

この地下遺構の素晴らしいところはなんと言ってもフレスコ画です。
とにかくすごいフレスコ画がザクザク残っています。

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会のフレスコ画

美しいです~

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の地下

このように迷路のように入り組んでいるんだけど、比較的いろんなところに入り込めたりするので、冒険気分を味わえます(笑)

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会のフレスコ画

今にも触れそうな近さだけど大丈夫なのだろうか(笑)

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会のフレスコ画

これが最も美しいフレスコ画です。
これはすごい。色彩も鮮やかだしとにかく状態がいい。

なんでこれほどの遺跡が日本では全く紹介されていないのかは本当に謎です。
交通も悪くないし、地下遺跡が好きならサン・クレメンテ教会と共に必ず行くべきです(近くなので)。

この壁画の反対側からは地下遺跡の階層がよく見えました。

地下一階、二階と下のほうまで見渡せるので写真に何とか収めようとしたんだけど、空間が狭くてちょっと無理でした。
奥には部屋があって、出土品などが並ぶ考古学博物のようになっていました。

以上が【絶対に必見の地下遺跡3件】でした。

その他の興味深い地下遺跡たち

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会

ドーリア・パンフィーリ美術館のすぐ横にある教会です。

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会

入口はこんな感じ。2ユーロほどでした。

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会地下

こちらはバロック期の祭壇です。

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会地下

古代ローマ時代の井戸だそうです。

古代ローマの井戸かー。
なんでも相当深いそうですね。

サンタ・マリア・イン・ヴィア・ラータ教会地下

壁にはフレスコ画が張られていたそうですが、全てクリプタ・バルピに移設されたそうです。
って今知りました。どこにあったんだろ。

上のブログによると、聖パオロが囚えられていた地下遺構らしいです。
この地下遺構はそれほど広いものではないんだけど面白かったです。

何よりも立地がいい(パンテオンのすぐそば)。
しかしオープニング時間が限られているようですので注意。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会

この教会は側面に古代ローマの石柱が埋め込まれているので注目なんだけど、私が行ったときには修復中でこのありさま。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会

修復中だと広告が張られるあたりがぬかりないなと思うわけ(笑)
でもまあこの状態なのでもしかして中も観れないかなと思ったんだけど見れました。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会内部

教会自体は普通の教会です。

祭壇の下あたりから地下遺跡に入れます。
教会は早い時間からやってるんだけど、地下遺跡に入れるのは10時からで、私は10分ほど早くいってしまったので待ってました。

今から考えると10時ピッタリにスタッフがちゃんと来てくれてよかったな(ローマなら遅れること多数)

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会の地下遺構

ちょっと薄暗い空間なのだけど意外と広い地下空間です。

もともとは3つの神殿があった場所だそうです。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会のガイド

こんな感じです。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会の地下遺構

人骨がいくつかあったんだけど、墓地だったのかなー

一人だったので少し気味が悪い

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会の地下遺構

この部屋で終わりかな?と思うと隙間から次の空間に進める。

サン・ニコラ・エ・カルチェレ教会の地下遺構

奥行きがあって見ごたえがありました。
掲示板の説明を見ればもっとよくわかったんだろうけど、ちゃんと読まなかったな(笑)

たしか3ユーロくらいだったのでご覧になってはいかがでしょうか?
面白いよ!

【古代ローマの地下世界】絶対に必見の教会地下遺跡まとめ

以上がおすすめの地下遺構です。

時間が許せば特に最初の3つはご覧いただきたいところです。
しかしもし本当に時間がなくて一つしか見られないなら、迷わずサン・クレメンテ教会一択です!!!マストですね。

地下遺構は以外が所にあったりするので、まだまだローマにはたくさん遺っているんだろうなあと思いました。

ちなみに、事前予約すればサン・ピエトロ大聖堂の地下遺構の見学もできるんですけど、私は今回は行けませんでした。

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