「暗殺教室」でも有名な松井優征「魔人探偵脳噛ネウロ」を読了しましたので、感想です。

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作者の松井優征について

松井優征の作品を初めて読んだのは「暗殺教室」からだったんだけど、実は私が本当に松井優征の事を知ったのは、彼がNHKの対談番組SWICHに出た時です。
その時彼は、デザイナーの佐藤オオキ氏との対談でした。

私は実は二人とも知らなかったんだけど(とはいえ、未読でしたが「暗殺教室」の存在は当然知っていました)、この二人の対談があまりにも、あまりにも、

……あまりにも面白かったので(三回言った!)、とりあえず暗殺教室を読まなきゃ~と思ったわけです。

で、暗殺教室。
面白かったですよね~、かなり。

松井優征本人が言っていることらしいんだけど、なんだかんだ言って彼はベタ(王道)が好きらしいんですよね。
トリッキーなことをするのは、あくまでもベタを光らせるため。という。

ふーん、なんだか分かるような分からないようなですけど、まあ実際確かに異常に癖はありますが、かなりベタなところでまとめ上げて来てる気がします。

「脳噛ネウロ」について

ネウロに関しては、それでも後半まではどっちつかずッていう感じだった。

「どっちつかず」っていうのは、まあ癖があってかなり興味深くはあるんだけど、めちゃくちゃ面白いわけではない……

という事で、実はXとの決戦が一段落した12~3巻のあたりで読むのをやめてしまい、そのままほっといてました。

私としては実は、わりとXの話があんまりおもしろくなかったのかもしれない……
なぜかは割と謎なのだが。

それが、SIXの話になってきたら割と面白くなって、最後はジェットコースターのように読み切ってしまいましたが。

でも全体的に言って、私はXとかの話よりも普通の事件(犯人がいる奴)が結構好きだった、というのはあるのかもしれません。

沢山のものすごいキャラが出てきましたが、私のお気に入りは特に「七光りがたりな~い」と言っていた彼です。

魔人探偵脳噛ネウロ 12巻より

この人めちゃくちゃ可愛かったです。

まあそんな感じで、途中ちょっとイマイチかなあーなんて思ってたんで早くこれは読み終わって売ってしまおう!という風に思ってたんですが(場所もないし)、読み終わってみるとやっぱりかなりすごい作品だったように思うので、しばらく売るのは辞めました。

松井優征のすごいところ

暗殺教室でも思ったのですが、とにかく自由ですね。

インタビューでも彼は言ってるんだけど、「自分は全然天才でもない、凡人だ。凡人だからこそ、弱者戦略を立てる必要がある」とのこと。

この言葉が私にはかなり響いていて、今でもものすごく重要な言葉に思える。

で、最初に「暗殺教室」を読んだ時に、「弱者戦略」の事を思い出して「なるほど!そういうことか!」と思ってたんですね。

松井優征に才能がないなんて全然思わないけど、確かに「戦略的」っていうのはよくわかる!という作品でした。

いい意味で、かなり計算高い感じ?
私は「暗殺教室」から読んだけど、王道ではありながらかなり計算されてバランスがよく作品のクオリティが高いな、と。

しかし、「脳噛ネウロ」を読んで、意見はひっくり返った!

松井優征、あんたは単なる天才だよ!!!wwww
そもそも才能しかないし、その上に計算と自由さがあるのでした。

確かに、「暗殺教室」と「脳噛ネウロ」どっちがクオリティが高いかといえば「暗殺教室」だと思うんだけど、「ネウロ」のほうが断然荒唐無稽で最高に自由な感じがする。
途中で私が飽きてしまったのは、まあそうはいってもクオリティまだまだ甘いからというのはある。

しかし、クオリティが甘いっていうのはそれだけ計算が制御されていなくて荒っぽいっていう事もあるので、変にまとまっている作品よりも面白かったりする。

全部がコントロールされて面白かったのは「暗殺教室」だけど、クリエイティビティの爆発って感じなのは「脳噛ネウロ」だったから。

私は少年漫画でこんな感じの作品を全然読んだことがなかったので結構驚きました。
(「暗殺教室」のほうが衝撃度は低いです)

とにかく「自由に脳を開放させる」というのはどういうことなのか、という事がよくわかる作品だと思います。大変結構でございました。

大体、とにかく絵がヘタなのに、最後にはどんどんネウロがかっこよくなってきたからほんとに不思議だ。

松井優征と佐藤オオキの「ひらめき教室」

ここで先ほども書いた松井優征と佐藤オオキの「SWITCH」の書籍化された新書をご紹介したいと思います。

と、言っても私この本が好きすぎて、以前も少し紹介したことがある気がする(どこかの記事にあります)。
でもまあ何度でもこういったものは紹介してもいいでしょう。

何度も言いますが松井優征は自分では「才能がないから戦略を立てる」と言っていて、そのことについて佐藤オオキとじっくり話をしています。

私からすればどっちも天才なんですが、特に「脳噛ネウロ」を読んでしまうと才能ないとか馬鹿にしてくれてるのかな?とか思いたくなるけど、まあいいでしょう。

言っていることは本当に説得力があります。

私としては漫画やデザインなどのクリエイティブなフィールドのみならず、ビジネス書としても圧倒的に重要な文献だと思っています。

あらゆるビジネスマンが読みべき一冊でしょう!

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