初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の、「単色のリズム 韓国の抽象展」に行ってきました。めちゃくちゃよかった!

スポンサーリンク




「単色のリズム 韓国の抽象展」の感想だよ!

韓国の抽象画を集めた展覧会でした。

韓国の抽象画といっても私はそれほど詳しくなくて、李禹煥くらいしかもともと知らなかったんだけど、ソウルの現代美術館やヨコハマトリエンナーレなどで割とよく韓国の方の作品が取り上げられていて非常に興味がありました。

ガイドブックによると、韓国には「単色画(ダッセンファ)」という芸術運動があったらしく、今回はその系譜に基づく19人の作家の作品が取り上げられていました。

中は今日は撮影禁止でしたが、日曜日のみ写真撮影OKらしいです。

ガイドブック無料でもらえます

すばらしきガイドブックと、企画展(日本人作家)のハガキ

中に入るときに小さなガイドブックをもらえます。

このガイドブックが正直言って秀逸としか言いようがない。
普通は美術館なんて、大体ペラ一枚に作品名のリストが書かれているっていう程度なんだけど、このガイドブックはきちんとした冊子になっていて、今回展示されている作家19人のプロフィールとメインの絵がカラーで載っているという、無料配布としては異例のクオリティ。

全作家の紹介がこのように載ってます

その代わり図録はないのですが、正直言ってこのレベルの冊子だった500円くらいで売っててもいいんじゃないか?

私は韓国の美術に非常に興味があって資料も欲しかったの本当にうれしかったです。

いやあー、それにしても本当によかった!!
李禹煥はもちろん、他の作家の作品も本当に素晴らしくかっこよくて、1枚たりとも微妙な絵はなかったです。

こんなにも好きなタイプの絵ばかりがそろうなんてな!
ってゆーか、私が単にアジアの抽象画が好きなだけだろうか?

アジア風マーク・ロスコやアジア風サイ・トォンブリーって感じの作品もいくつかありましたが、基本的に韓紙を使っているものが多くて質感も色も非常に面白かったです。

韓紙の利用が多いのは、たぶん和紙と比べて分厚くて耐久性があるので、いろんな表現がしやすいからかな?と思いました。
まあ、私は作家ではないので詳しい事はわかりません!

かっこいい!美しい!抽象画について考えた

あまりにも素晴らしい作品ばかりが集まっていて、変な言い方ですが全部ほしい!と思いました。
金持ちで大きな家かなんかがあったら全部買いたいです。

しかし一方で、あまりにもどの作品も美しくてかっこいいので、それだったらみんなこんな風に美しくてかっこいい作品を描けばいいのに?とか思いました。

もちろん、誰にでも描ける絵ではないことはわかっているんですが、デッサン力が確かで色彩感覚の優れた作家なら、こんな風にかっこいい作品を描きたくなるのでは?

しかし、実際はこの世には山のようにアートがあって、それぞれが非常に独特だったりします。正直、変な絵だってあります。

私自身は今回の展覧会の作品はあまりにも好きな感じだったけど、人によってはそうでもないのかもしれない(嫌いな人がいるとは思えないけど)。
あと、そもそも芸術運動っていうのは、「美しい、洗練されたものだけを追求する」という事ではないのでは?とも思うんですよね。

もし「おしゃれ感抜群」で「洗練」されたものだけが美術品として評価されるのであれば、ほとんど村上隆はどーなる!!ってことになるのだ。

言い方はひどいのですが(笑)、そういう意味を込めて村上隆はスーパーフラットを表現し続けているのだよなあ、と思うわけです。(私は村上隆のそういうとこが大好きです)

何が言いたいのかというと、本当にこの展覧会はあまりにも最高だったけど、分かりやすくかっこいいからなのかもしれなくて、これだけが全部素晴らしいという風に思うのもよくないよな~という事です。

芸術という事に関して非常に考えさせられた展覧会でした。
12月24日まで開催しているので、ほんとにこれはマジでおすすめです。

新大久保で韓国料理ランチ!

帰りに少し足を延ばして、新大久保でサムギョプサルのランチを食べました。

私は昔非常にK-POPが好きだった時期がありまして、その頃からどっぷり韓国に夢中になっています。

ピークの時で年に3~4回韓国行ってました(笑)
今はすっかりK-POP熱は冷めましたけど、やっぱりどう考えても韓国料理はヘルシーでおいしすぎる!という事で、機会を見つけてちょこちょこ食べに来ています。

韓国はオイシイし楽しい!
久々にソウルに行きたいなあ~

さいごに:韓国文学のおすすめ作品

最後に、いい機会なので、韓国文学のおすすめ作品をご紹介します。

 

この作品は純文学作品で、ある日突然妻が菜食主義者になって頭が狂っていく、というものでして、韓国国内の最高賞を受賞したり、イギリスのブッカー賞を受賞した名作です。

すっごく面白いです。
この、「新しい韓国の文学」というシリーズはどれも本当に面白そうで興味があるのです。

しかし高い!!

刷数が少ないからだと思うんだけど、とにかく高いです。
一冊2500円くらいします!!貧乏人にはきついです!!

だけど面白いので、ぜひいろんな人に読んでもらいたいです。
そしていろんな人が読めば、自ずと!価格も下がってくる……はず!(笑)

お隣の韓国で似ているようでいて全然違う。
本当に興味深い韓国にますます興味がわいた一日でした。

・過去に行った美術展の話はこちら海外の美術館・博物館の話!
スポンサーリンク