エルコラーノ遺跡は、ポンペイ遺跡に勝るとも劣らない素晴らしい古代の街並みを体感できる遺跡です。

ポンペイと共に世界遺産に登録されているこの都市遺跡を訪れました。

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世界遺産【エルコラーノ遺跡】探訪

※この記事は2017年6~7月にローマに滞在した際に書いた記事です。

エルコラーノ遺跡っていうのは、ポンペイよりもナポリ寄りにある遺跡です。

ポンペイのことは知っている人は多いんだけど、実は別に世界遺産になっているのはポンペイだけじゃないんですね。

正確には、「ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アンヌンツィアータの考古学地域」っていう名前になっていて、ヴェスヴィオス火山ふもとの遺跡群が世界遺産になってるというわけ。

で、チケットが実はポンペイと共通で3日間有効なので、翌日のこの日にエルコラーノに行くことにしました。

エルコラーノは古代ローマ時代の、言うならば高級リゾートっぽい感じだったみたいです。
今も昔も人は景観の美しいところが好きなんですね。

この町もポンペイと同じ噴火で消滅した都市なんだけど、ポンペイが灰によって埋め尽くされたのに対し、エルコラーノは溶岩が町全体を覆ったらしいです。

だから木材とかが残ってるんですよ。木の引き戸とか。

考えてみると溶岩だったらかえって燃えちゃうんじゃないかと思うんだけど、そうでもないんですかね。よくわからないですね。

まあ、とにかく溶岩で埋め尽くされたから発掘するのもものすごく大変だったらしいです。

ナポリからエルコラーノ遺跡へ

ナポリからエルコラーノ遺跡へは、ヴェスヴィオ周遊鉄道のソレント行きに乗るんですね。

私は前日と同じ時間の同じ電車に乗ったんだけど、なんだかいくつか駅をすっ飛ばしていきなりエルコラーノに着いたから、結構焦りました。

ほんとにわかりづらい路線です。

さて、駅に着いたら目の前の通りを数百mくらいまっすぐ下るだけ。
ここはかなりわかりやすいです。

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これはその通りをしたからみた写真。
突き当りが駅です。

門をくぐると、遺跡周りの通り。

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ここからエルコラーノ遺跡を一望できます。

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エルコラーノ遺跡見学

すごくわかりやすいと思うんだけど、周りの家屋と段差がありますよね。

つまり、地面からこれだけ掘り起こした遺跡だということだよね。

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またこの日も連発することになるんだけど、明日からでも住めそうな完成された家が多い。

ものすごくきれいですよね。

チケット売り場。
私はナポリパスを持っていたので、無料です。

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ほんとに素晴らしいです。

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驚きとしか言いようがないんだけど、この引き戸は木製で当時のものなんですね。

完全に衝撃的。

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保存のためにガラスで覆われているけど、そのためにかなり近づいて見れました。

なんで燃えてなかったのか、というか瞬時に炭になった状態で固められてたってことかな?

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ただ、行った中でちょっと残念だったのは格子垣の家をちゃんと見れなかったことです。

いろんな遺跡や美術館に行っているので、修復中で観れなかったりすることが多くて慣れっこだったんだけど、これは少し残念でしたね。

画像をお借りしました。

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L’arte Romana – Lessons – Tes Teach

これは完全にやばいというやつです。

これが見たくてエルコラーノに行ったといっても過言ではないんですがね。
まあ、こればっかりは仕方がないです。

まあ何となく雰囲気がつかめたのでいいでしょう。

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まさになんてこったです。

あまりにもきれいだし、ほんと素敵。

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2階の様子がちょっとわかる。

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ちょっとした田舎の土蔵くらいの保存状態ですよね。←例え方ww

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当時早りだったっぽい屋内噴水がこんなところにも。

かなり美しいモザイクです。
これがあったことを考えても、裕福な家だったのだということが分かりますね。

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これは何なのかよくわからないんだけど、中をのぞくと、

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全ての部屋にこんな感じで人骨が山積みで不気味だった。

これ、いったい何だったんだろう??

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これは浴場の脱衣場かと思われ。

例によって洋服を置いとくためのものと思しき棚があります。
これ私、好きなんですよね(笑)

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素敵なテラス。

この時私が写真を撮ったあたりは、以前は海で、このテラスの下あたりが海岸線だったようです。

とにかく絶景だったんだろうなと。
しかし、2000年足らずでこれだけ埋まっちゃうもんなんですかね。
それも火山によってなんだろうか??

今はここからまだ後方に沿岸があります。

エルコラーノ遺跡の感想

時間が遅くなったら少しずつ観光客は増えましたけど、土曜だけど基本的には結構ゆっくり見れました。

ポンペイと比べても見劣りどころかより保存状態がいいと言えると思います。

ポンペイの4~5分の1くらいの面積しかないけど、かなり面白いですよ。
それほど広くはないけどゆっくり見て1時間半くらいでした。

ただ、見どころが結構修復中だったりしたのはありました。
遺跡の場合、それは仕方がないですね。

ポンペイは入れるところが結構制限されていたけど、エルコラーノは狭いけど割と自由に散策できてかなり面白かったです。

しかし若干、遺跡を見すぎて疲れていたのも確か

しかしまあ、ローマ、ナポリと来てとにかく遺跡ばかりみていて、この時はなんだかさすがにちょっと飽きてきたまでは言わないけど、「私ってこんなに遺跡ばっか見てて何がしたいんだろう……」感が出てきまして(笑)。

辺鄙なところも含めて結構見まくってますけど、こんなにたくさん遺跡見てどうするんだろうって思いました。

こんだけ遺跡ばっかり見てて、今更それを思うのもなんか遅い。逆にね。

それぞれの遺跡が、興味のない人にとっては同じに見えるかもしれないけど、私にとってはどれも違った味があって面白いんですね。

だけど、私って特別古代ローマに詳しいわけでもないのに、どうしてここまでやってるんだろうって思いました。

まあ、思えばさすがにちょっと飽きてたのかもしれません。
疲れちゃったっていうのは間違いなくあると思います。

今考えてみるとエルコラーノの場合、状態が良すぎて、もうこのくらいだったら遺跡というよりは古都くらいの感覚になっちゃったので混乱していたのかもしれない。

もはや何のために遺跡見に来てるんだ、と。

ポンペイの時も行ったけど、別に私は状態がいい遺跡が好きというわけではないからですね……。

で、翌日にはナポリからさらに離れた世界遺産のギリシャ遺跡に行こうと思ってたんだけど、なんかそれもまたどうなんだろうって思って。

でも、他にすることないしなー。
結構辺鄙なところなので、わざわざ行くことあるんだろうか……とか思いました。

まあ、結果から言えば行きましたけど(笑)
さらに結果だけ言うんだったら、超楽しかったけどさ(笑)。

とにかくこの時の私はちょっと遺跡ってものについて考えこんじゃってましたね。

それでもエルコラーノ遺跡は本当に、古代ローマ遺跡の陰のヒーロー的な存在だなあと思いました。

ここに行こうか悩んでる人は、必ず行くべきだと思います。

超おすすめです!
(考え込んだりはしたけど、遺跡は超すごいので!)

おなかが空いたので、帰りに通りで揚げピザを食べた。
とにかくおいしかった。

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【余談です】エルコラーノ遺跡の前の晩の話

私が宿泊していたB&Bには猫ちゃんが飼われていました。
管理人が飼ってるみたいで、たまに鳴き声がするんですね。

私は猫とか犬とか動物が大好きなので、姿を見たいなあと思ってたんです。

そしたらその前の晩に、猫ちゃんの鳴き声が廊下でしていて、どうやらご主人がいないかなんかで締め出されちゃってたみたい。

で、私がドアを開けると入ってきました。
それが結構夜中だったんだけど、面白がって遊び始めたら止まらなくなった。

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猫かわいい!

ほんと猫かわいいっす!!!

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後日にも部屋に遊びに来た時に、私が猫っぽい動きをしてベッドに隠れてみたり挑発したりするとすっごい乗ってくるんですね。

で、すんごいとびかかってきたりして、結構ガチで手を引っかかれて流血沙汰とかなりました。

どんだけ必死で遊んでんだよって感じだよね。

まあそんな感じで猫ちゃんと遊んでてろくに寝てない状況での観光でした(笑)

(2017.7.8)

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