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ナポリ【カポディモンテ美術館】行き方&みどころと優美な庭園

ナポリの中心近くにある国立考古学博物館から坂道を登ったてっぺん付近にあるのが、今回の見どころです。

ナポリの中でも屈指の大きさを誇り、絵画館だけでなく庭園も素晴らしいので必見、【カポディモンテ美術館】に行ってきました。

カポディモンテ美術館

ナポリ【カポディモンテ美術館】行き方

考古学博物館の前のバス停からバスに乗る。

168,178,C67など。
ガイドブックによるとシャトルバスみたいのもあるそうですね。

地球の歩き方だと、この広い敷地のどこが入り口になっているのかわかりづらいので、書いてみました。

<降りる場所>

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C67はガイドに書いてなかったんですが、バス停で待ってたらこのバスが来て、おばちゃんが「カポディモンテに行くんじゃないの??これで近くまで行くわよ」と教えてくれたので乗れた。

カポディモンテ公園の入口のほぼすぐ目の前がバス停になっています。

でもちょっとわかりづらくて、私はバス内で地図を見ながら、この辺かなーと思ったところで適当に降りました(赤い点のところ)。
ここからだと5分くらい歩いたけど、まあ看板もあるし、問題はなかったです。

カポディモンテの庭園は非常に広くてものすごくきれいで、それもまた見どころのひとつ。

カポディモンテ公園

突然現れる美しい美術館

カポディモンテ美術館

私がここに着いたのは、実はオープンと同じ時刻の8時半

ここはなかなかの見どころだと聞いていたので、多少の混雑(とまでは言わなくても)があるかと思ったんですが、一人もいなかったです(笑)

時間によるのかな。

少なくとも、私が見学した午前中はハイシーズンだけど混雑っていう感じはなかったですね。

カポディモンテ美術館のみどころ

非常に広い美術館でみどころは多いです。

さらに、ファルネーゼコレクションといってファルネーゼ家が住んでいたころの邸宅の様子も展示されていて、その辺も見どころ。

ファルネーゼコレクション

絵と共に邸宅の内部が公開。

そしてこの右の絵は!

「カエサルの死」

これは「ブルータス、お前もか」の絵ですね!!
こんなところで遭遇するとは。

これは、カエサルが暗殺されるときの絵で(「カエサルの死」)、カエサルが腹心の一人だったブルータスをも自分を裏切っていると知って漏らした「ブルータス、お前もか」というセリフはあまりにも有名。

シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」で最も有名なセリフです。

カエサルの話になると必ず出てくるのはこのエピソードで、この絵と一緒に出てくるものだから覚えてしまった。

しかし、この絵を一体誰が描いたとかどこにあるとかは一切不明だった。
カムッチーニっていう人なんですね。初めて聞いた。

他にもファルネーゼコレクションというと、

カポディモンテ美術館の広間

このような広間だったりとかがありました。

しかしこの日、私は来るのが早すぎたのか、なんか業者さんが展示品移動か何かの作業中で、見ているとものすごい音で台車を引っ張って出たり入ったりしていました。

で、面白かったのは、ある部屋で私が見ていると3メートルほどのところでものすごい議論を交わしている業者さんがいて、まあうるさいなあと思ってたんですが、私がちょっとでも近づくと少し声を落とすんですね。

3メートルだと大声で2メートルだと小声にしてもそんな状況変わらんからwwwwと思ったww

一応気にはしているみたいでしたね。

まあでも、その議論的なのはそんなに続いてたわけではなくて、台車が出たり入ったりはしてたけどそこまで極端にうるさい感じではありませんでした。

さて、この期間はピカソコレクションっていう特別展をやっていました。

ピカソのデザイン画

本当に、ヨーロッパに来てピカソを目にしなかったときはありません(笑)。

というくらいピカソはどこにでもありますね。
正直そろそろもういいかな、と思うこともありますが(笑)このピカソ展はピカソが舞台美術を担当した衣装などのデザイン画の展示だったんですね。

ピカソがそういうことをしていたことはそれほどものすごく有名ではないんですが、ずいぶん前に知ってかなり気になってたものです。

衣装のデザインもさることながら、オペラで使われた垂れ幕?カーテン?が、もうものすごくて、これはなかなか見れるもんじゃないよなあと思いました。

ピカソの舞台幕

これはとにかくものすごく大きくて、絵もものすごくきれいで楽しい絵で素晴らしかったです。

いつもはこういうの、どこで見れるんでしょうかね?

さて、このピカソ展をやっているおかげで、実はファルネーゼコレクションの一部は非公開になっていたぽいです。

まあ、別にいいのですが、そういうこともあります。

【カポディモンテ美術館・絵画館】

さて、それでは絵のほうに行きます。

カポディモンテ美術館はイタリア式1階、2階、3階と展示室が並びます。
1階は半分はファルネーゼコレクションでした。

もう半分は絵画。
ルネッサンス時代の絵画がものすごく多い。

といっても私は実を言えばルネッサンス絵画には詳しくありません!!

まあそれでも例を挙げるとするならば、ラファエロ、ベッリーニ、ティッツィアーノ、ボッティチェリ、ミケランジェロ、カラッチ、パルミジャーノ、カラバッジョなどの絵があります。

もう、ルネサンス好きな人にとってはたまらないコレクションの数々。
その中で私が大好きなのはボッティチェリ。

しかしスルーしちゃいましたね。
というか、今改めて復習をしていて、一体何を見てたんだというくらい、あんまり記憶にないんですね。

何をしていたんだろうか。

ちなみに、この美術館でおそらく最も有名だろうというのがカラバッジョの「キリストの笞打ち」なんだけど、これはなんと、どっかの美術館に貸し出し中だった

ムムム……

じゃあお前は一体何をしに行ったのだといえば、私の大好きでしょうがないブリューゲル父の絵が2枚あるので、それを見に行ったわけです。

カポディモンテ美術館のブリューゲル

私はブリューゲル父の絵が大好きで大好きでしょうがないわけです。

で、死ぬまでにブリューゲルの油絵はすべて見よう!というのが死ぬまでの目標です。
41点ほどあって、今まで25点見てて、これで27点になりました。

本当にブリューゲルの絵は素晴らしいなーと、改めて感じました。

あまりにもこの絵に重きを置きすぎた結果、ラファエロとかを見逃す結果になってしまったわけですね。

ま、しょうがない話です。
さて、この美術館はイタリア式で3階建てになります。

1階が終わると階段で2階へ行くんだけど、そこでこんなものが。

カポディモンテ美術館のキーファー

現代美術家アンゼルム・キーファーの作品。

古典絵画を見ていたと思ったら、突然こんなのが出てくるんだから飾り方が極端だよなあと思いました。

私はキーファーが大好きです。
でも数枚の現代美術のあとは、またすぐ古典に戻ります。

面白いことしますね。

で、この階もなんかぼーっとしているうちに見終わってしまいました。

といっても、おそらく有名な作品とかは1階に集約されていたのだと思います。
あ、カラヴァッジョの例の作品はこの階にあるはずでしたね。。

さすがにこれは見逃したのではなくて、「ここにあったはず」みたいなところに看板で書いてありました。

そんで古典絵画館からちょっと外れた小部屋的なところから3階の屋根裏っぽいところに入れるんだけど、これは現代美術コーナーです。

カポディモンテ美術館の現代美術

さんざん古典ばかりだと思ったら急に現代美術になるという、なんとも大胆な構成です。

しかも、19世紀とかではないんですね。

あくまでも、コテコテの(?)現代美術なんだな。
まあ、このコーナーは小さいです。

さて、そんな感じで、まあとにかくも全てを見終わりました。

ほんと一体何を見に行ったのっていう感じですが、ブリューゲルを楽しみにする一心でしたね。

見たことは見たと思うので、それでよしとします。

カポディモンテ美術館の庭園

カポディモンテ美術館に行ったら、必ず庭園からのナポリをご覧ください。

カポディモンテ美術館からの景観

ナポリは正直初めのうちは、汚いしうるさいしで合わないなあと思ってて、そういえば誰かが「ナポリを見て死ね」って言ってたけど一体ナポリのどの辺を見てから死んだらいいのか皆目わからん。

と思ってたんですが、こういうことなんだなあと思います。
そのくらいすごい景色です。

庭園のテラスに近づくにつれて、そこから向こう側にものすごい絶景が浮かび上がってくるわけですね。

美術館にある美しい絵画の数々が芸術家の手によって書かれたものだとすると、そのテラスから見る景色っていうのはいうなれば人々がそれぞれの生活の営みによって作られた芸術なのだから……天然の芸術ですね。

あ、私はこの景色を「神が作りたもうた」とかは言いませんよ(笑)。
人が作ったからきれいなんですね。

カポディモンテ美術館おすすめ度

やはり美術館が好きなら確実に行くべき美術館と言えます。
行く前にはちゃんとどんな絵があるか確認してね。