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ローマ【ルネサンスの奇才ボッロミーニ】建築作品を格安で見る方法!

ボッロミーニはルネッサンスを代表する巨匠建築家であり芸術家です。
作品数は多くないですがほとんどをローマで観ることができるのでご紹介です。

ボッロミーニとは誰ぞ?

ボッロミーニはもともとベルニーニの弟子的存在でした。

ボッロミーニはベルニーニとは対照的な人だったそうです。

両者は全く好対照で、性格から生き方、死に方まで正反対であった。ボッロミーニは建築のみの活動に専心し、性格は偏屈で暗く、生涯独身で、古代ローマの共和制末期の政治家カトーが最後までジュリアス・シーザーに抵抗し、絶望し自殺したのに倣って、ボッロミーニも自殺した。

それだけ読むとベルニーニは死ぬまで巨匠扱いされて誰からも愛されて幸福のままに死んだって感じに取れるけど、実際は大きなミスを侵して干されかけたりしたらしいですね。

私はどうもベルニーニ作品には歪みが足りないみたいなことを普段から偉そうに思っていて、私が感じている限りではボッロミーニの作品にはその歪みを感じることができるんです。

だからボッロミーニが暗く偏屈で最終的に自殺したというのは、何となく納得でした。

ボッロミーニの数少ない作品を見てみましょう。

ローマで無料鑑賞【ルネサンスの奇才ボッロミーニ】作品

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会

4つの噴水の角に立つ教会です。
「4つの噴水」とは、写真でいうと左下にある噴水が、十字路のすべての角にあるんですね。

(ちなみに彫刻の一部はパラティーノの丘にあったものだそうですが、詳しくはわかりませんでした)

近くにあるベルニーニの「サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会」と同様、敷地が非常に狭いので設計には工夫が施されています。

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会

しかしまあなんというか、やはり狭いので写真にはうまく収まりませんなあ。

ボッロミーニの作品はどれもこの柱使いが特徴的な感じがします。
しかしわかりやすいベルニーニの作品に比べて、文章で表現しづらい作家だな(笑)。

天井がとにかく美しい。

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会の天井

この幾何学模様の美しさ。

八角形の形が見えますが、この教会にある小さな回廊(キオストロ)も八角形の形に近いものになっていて、この幾何学が教会の空気をいいあんばいにゆがませていて素晴らしい。

八角形と十字でこんなにきれいな模様ができるんだなあ。

キオストロはこちら↓

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会のキオストロ

http://www.annazelli.com/chiostro-chiesa-san-carlo-alle-quattro-fontane-roma.htm

狭い敷地に敢えてキオストロを設計する理由は美的なものから来たのか用途からなのか不明だけど、とにかく美しい。

しかし狭いから写真がうまく撮れないんだよね。もう少し質のいいカメラが欲しい。
ということで海外のサイトからお借りしました。
このキオストロが非常に小さいんだけど上から見ると八角形のような形です。

この教会、ベルニーニの作品と違ってほとんど色彩がないんですね。真っ白。
で、やたら太くて白い柱が目立つんですが、とにかくこれがね、きれいですね。

ボッロミーニの作品は柱がやたら白くて目立つ感じがします。

この教会なんか小さいのに白い柱が浮き出るみたいに目立つからなんか不思議な空間にいるような感じがする。

クーポラも不思議だし。

後で紹介するけど、ボッロミーニはサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の改修も担った建築家だけど、やっぱりどこか不思議な感じがしますね。白い骨格が浮き出るみたいな?

ほんと面白くて好きです。
妙に幾何学的な感じは人間の感情を押し殺した感じがしていいんだよね。

サンティーヴォ・デッラ・サピエンツァ聖堂

サンティーヴォ・デッラ・サピエンツァ聖堂

この教会はナヴォーナ広場のすぐそばにある教会です。

「ねじられたらせん型のクーポラが有名」ということなんですけど、写真でわかりますかね。うまく映ってないな。

でもまあとにかく面白い建築ですよね。
まずケバくないのがいいし、その分ずっしりと迫力がある。

ちなみにこの教会は7~8月は開いてないので中は見れなかった。(たぶん)

この中庭にも入れないかと思ってがっくりしてたんだけど、たまたまこの建物の横で気づかずバスを待ってたら、中庭に通じる扉が普通に開いてたんですね。

で、とりあえず見ることができました。

サンティーヴォ・デッラ・サピエンツァ聖堂

しかし、建築物っていうのはスマホの写真では限界あるね。よくわかったわ。

 サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂

 サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂

もともとはかなり古い建築物だったものが一度朽ち、それの修復を担ったのがボッロミーニということで、一からボッロミーニが設計したのではありません。

大変大きくて美しい聖堂です。

サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会

サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会

ナヴォーナ広場の中心に位置するサンタニェーゼ教会です。

もともとは8世紀に建てられた教会だそうです。
建築的特徴としては、ファサードの中央部分が内側に湾曲し、一重の付け柱と円柱で飾られているとのこと。

上の写真ではわかりづらいのでWikipediaから拝借。

サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会Chiesa di Sant’Agnese in Agone – Wikipedia

この中央部がへこんでるデザイン面白いですね。

しかし、一重の付け柱と円柱で飾られているというのは一体どういうことなのかよくわからない。
クーポラと鐘楼もボッロミーニの設計ということですが、白くて美しいですね。

ナヴォーナ広場は本当に気持ちのいい広場で大好きです。

ローマで無料鑑賞【ルネサンスの奇才ボッロミーニ】作品特集まとめ

日本ではそれほど知られていない(っつーか私は知らなかった)ルネサンス期の奇才建築家ボッロミーニの特集でした。

今見ても面白いなあ、と思う建築で、当時からすると「最先端!」みたいな感じだったのかなあ。面白い。

もともとはそれほどルネッサンスにも建築にも興味はなかったんだけど、じっくり調べてみると面白いなあと思いました。
ボッロミーニの作品は少ないけどベルニーニと並んで巨匠と評されているのでかなりおすすめです。

ローマに来た際は是非一度ご覧になってみてください!