中国国際航空エアチャイナは読んで字のごとく中国の航空会社である。欧州に行くときなどは北京で乗り継ぎになる場合が多いのだが、格安航空券として貧乏旅行には最適。

そんなエアチャイナの搭乗レポートです。

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聞くだけでなんか怖い格安エアー「エアチャイナ」搭乗レポート

今圧倒的に安い!「中国国際航空」の実態

私は海外に行くとき、通常必ず格安航空券を取って渡航する。

今まで利用した格安航空券といえば、今まで利用した中では「アエロフロートロシア航空」「トルコ航空」などが有名である。圧倒的に安いというと、今でも「アエロフロートロシア航空」は非常に有名で、何度も利用した。

「トルコ航空」はテロの影響なのか、最近あまり見かけなくなった気がする。トルコ航空は非常に、非常に機内食が美味だったのでよかったのだが……

そして最近になってみるようになったのが(昔からあったのかもしれませんけど)いわゆる「エアチャイナ」である。中国の航空会社だ。

私は中国製とか中国そのものに特に抵抗感はないほうだが、やはり航空会社を利用し長い時間を共に過ごすパートナーとして選ぶとなれば、客層などを想像する限りなかなかの思い切りが必要だと言わざるを得ない。

しかし今回は思い切って利用してみた。そのレポートである。

エアチャイナ搭乗レポート

結論から言おう。
エアチャイナ、実に普通だった。

いや、もしかしたら、よかったかもしれない。概要はこうだ。

エアチャイナの西郷隆盛は意外と親切だった話

まず最も懸念されるべき「客層カオス現象」である。

どうしても中国人というのは、印象としてなかなかに元気のいい方が多いという印象を受けている。実際に以前、他の旅行で中国の方の近くに搭乗した時にも、物凄い謎のにおいを発する食べ物などをテイクオフ前から出して悪臭と騒音をまき散らしながら寛いでいた男性がそばに乗ったことがあり、まあなんというかなかなか強烈な印象を受けた。

いくら格安とは言え、そういったことが長い搭乗時間にあると結構大変だ。

しかし、不思議なことに羽田-北京間はもう全然普通(といういい方はおかしいか?)、そういう感じの方はほとんど見られなかった。

北京-ローマ間は、なぜか客層が変わり、やっぱりちょっとかなりぐいぐい来る感じの人が多かった印象がある。大変助かることに座席が比較的すいていたから問題はなかったのだが。

もともと私の隣に座っていた女性はなかなかに曲者で、小柄だがやや太った方だった。しかし最も気になったのは、肘が私のシートまではみ出してくることであった。公共交通機関でいう、いわゆる「はみ肘現象」というやつだ。

と、名前は私が勝手につけたのだが、私は神経質なタイプなのでこの現象が非常に我慢ならない。ちょっとでも肘が触れるだけでかなりのストレスを感じるというわけだ。

しかもこの方、私を挟んだ右側にツアー友達がいるみたいで喋るし、たまに腕が飛んでくる。ちょっと困った現象だ。

本来ならば、おそらくこのはみ肘女は私と座席を変わってもらいたいくらいだったのだろう。そのような主張を、彼女の飛んでくる腕からは感じた。
しかし、わざわざ通路側を取ったのである。そんなことは許すことなどできない。

で、後ろのほうの3列席に一人で座ってる方がいたので、そのもう一端に座らせてもらうことにした。しかし、この方がまたかなりの曲者だったのである。

とにかくはみ肘女から離れたい一心でその席に座ったはいいものの、この40代くらいの男性は、そもそも堅気の商売の方なのか?というくらいの風貌であった。

太ってて、坊主で、冷房が効いているのになぜかランニングシャツというありさまである。さながら、ちょっとエスニックな西郷隆盛風といったところか。

「これはやばかったかもしれない……」と思うのに時間はかからなかった。

とはいえようやく落ち着いてシートに座れたわけだ。気を取り直してシートに落ち着いた。そしていよいよ飛行機が経つ、となった時に轟音が聞こえてきたのである。

「ぐおっ!!ぐおっ!!!」

いびきである。とんでもない大きさのいびきをこのエスニック西郷氏はかましてきたのである。そもそも離陸前の飛行機というのは、機内もなかなかにエンジン音が聞こえているものだが、そのエンジン音をかき消すほどのいびき。その肺活量、見事しか言えまい。

しかも何といっても私を驚かせたのはそのタイミングの早さである。まだ離陸前だ。
私も結構離陸前は眠くなってしまうことが多いタイプだが、いびきまではかいたことがないと思う。

しかし、先にも書いた通り離陸してしまえば基本的にエンジン音がさらに大きくなるものだし、そもそも私は大体の時間を音楽を聴いたりして寝てしまうので、あまりそのことに関しては気にしてはいなかった。

それより不思議だったのが、まあ割といびきかく方に多いのだが、「ぐおっ!」とかいびきをかいた2秒後とかに普通に起きてバックシートモニターをいじり始めたりとかする方のことである。あれは一体どういう事だろうか。

エスニック西郷氏はまさにそのタイプで、あまりにもそんなことが頻繁なので、最終的には、もしかしてこの人起きてるのにいびきかいているのではないかと訝しんだものだ。

まあ、とにかくそんな感じでちょっとやばい感じの人ではあったが、言っても一つ席を挟んだ向こう側なので別に大したことではなかった。しかし、もしこれが万が一、「満席の隣の人」だったら私は発狂していただろう。

あと先述したように彼はランニングシャツを着ていたのだが、途中でさすがに寒くなってきたみたいで何枚も毛布を掛けていた。

私も「やっぱ寒かったんだろうな」って思っていたのだが、到着していざ飛行機を降りるって時になったらパーカーみたいの着始めたのである。

一体それをなぜ初めから着なかったのか?と本人に直接問いたくなってしまったが、まあ、人それぞれである。

このエスニック西郷とは何か縁があったのか、荷物受け取りの場所でも遭遇して、私が荷物を持ち上げるのを手伝ってくれた。こわもてだけど親切な人だった。

「中国国際航空エアチャイナ」はどうだったのか?

そもそも「エアチャイナはどうだったんか」という記事のはずなのに、すっかり「エスニック西郷」の話で盛り上がってしまった(私が勝手に)。

では本題に入るとして、エアチャイナだが、悪くなかった。

羽田ー北京間CA184は小さい機材で窮屈だったし満席だしバックシートモニターもなくてつらかったはつらかったのだが、4時間以内のフライトにありがちな感じで別に驚くにも当たらず。

ちなみに北京空港はこんな感じである。

すごく大きくてきれいな空港で過ごしやすいと感じた。ただ、係員に聞いてもWi-Fiの使い方がわからなかったけど。

で、北京ーローマ間のCA939は、まあ乗客の問題はあったにせよ非常に優秀だったと結論付けられる。

まずものすごくきれいだった。本当に。かなり新しい機材だったのかもしれない。シートピッチは普通だが、私の場合は前の席が空いてたのでリクライニングされることもなく、しかもフットレストまでついていて快適だった。

しかし一番圧倒的にすごかったのは、バックシートモニターである。いろんな飛行機に乗った中で、ぴか一のクオリティといっても過言ではないだろう。新しかったからかもしれないけど、とにかくタッチパネルの反応が劇早で、サクッサクであった。まさにノーストレス。

映画も割といろんな種類があったのだが、私が確認したものに関しては日本語吹き替えが収録されていたものが多かった。

映画は比較的新しいものが多かった印象である。
私はあんまりアクション映画とか興味がないので、見たいものはほとんどなかったのは残念だった。しかしこれだけバックシートモニターを評価しているのだが、実は私はあまり積極的にこのモニターを使うタイプではないのだ。

「中国国際航空エアチャイナ」の機内食

では、機内食である。

8時30分発なので、朝食である。味はまずまず悪くはない(というか見た目通り)
ちなみに、食事が出てきたのが10時ころだった。

北京ーローマ間のCA939機内食

中華丼だった。こちらも見た目の通りの味で、そんなに旨くもないけどまずくもなかった。ちなみに、赤く盛ってあるのはトマトではなく、水のように味のしないスイカである。

それにしても問題があるとすると、機内のCAの英語の発音が意味不明だったことかもしれない。私も相当発音は苦手なタイプなので人のことは言えないが、本当にわからない。

はじめの食事は「ビーフかフィッシュか?」というシンプルな質問だったので、「ビーフ」にした。NITARIは何かか肉だったら、大体肉を選ぶからである。では、2回目の食事の時にはというと?

「チキンヌードルか、パク」

といわれたのである。

パク……? 朴?

「パク?」って聞きなおしたら普通にそれを出されたのだが、ポークのことだったらしい。それでこれが出てきた。

さっき食べたやつと、かぶりきってる感半端ない。あと、ご飯の形状が変である。

 

【中国国際航空エアチャイナ】はおすすめか?

上記のように、機材自体はかなり素晴らしいし、食べるものも別に不味くはない。コスパを考えるとおすすめできるかと。

ただ、それでもエスニック西郷が隣だったら、とか、はみ肘女がずっと隣だったらと考えるとかなり辛いので、多少金に余裕があるのだったら別のエアラインにしたほうがいいかもしれないとは、今になって思う事である。やはりあくまでも客層の問題なのだ。

(2017.6.7)

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